映画の歴史を塗り替えた70年代、SF映画にオマージュを捧げた青春映画『5-25-77 あの日の映画少年たちへ』がBS10プレミアムにて5月25日に放送開始、BS10プレミアム for Prime VIdeoにて5月15日より配信開始されることが決定した。

SFコメディ『ハロウィン・インベーダー/火星人襲来!?』や『赤ちゃんのおでかけ』などを手掛けたパトリック・リード・ジョンソン監督が、2001年から製作を開始し、2022年にアメリカで公開となるまでおよそ20年の歳月を掛けて完成させた本作。

1968年、イリノイ州の田舎町。両親と映画館で初めて観た『2001年宇宙の旅』に衝撃を受けた幼いパトリックは、その影響で兄弟や親友たちと自主映画製作に熱中する映画少年に成長。恋人リンダとも巡り会い、学校生活と映画作り、青春を謳歌していたパトリックの中で、映画の世界への憧れは日増しに強くなっていく。
そんな息子の姿を見かねた母親の協力を得て、パトリックは憧れのハリウッドを訪問できることに。そこで、『未知との遭遇』を制作中のスティーヴン・スピルバーグに出会い、さらに『スター・ウォーズ』の制作現場も目撃。すっかり『スター・ウォーズ』に心奪われた彼は、周囲にその凄さを語るが、誰もまだその名を知らない。そしてついに、1977年5月25日の全米公開日を迎える。

タイトルの“5-25-77”とは1977年5月25日のことで、『スター・ウォーズ』が全米で初公開された、映画史上でも記念すべき特別な日を指している。全米公開とは言っても、当初はわずか数十館での上映。その頃、『スター・ウォーズ』のことは、まだ誰も気にはかけていなかった。しかしこの映画がその後、全米どころか世界中で空前のヒットを記録。現在に続く人気シリーズの礎となったのである。いわば本作はその当時の“ビハインド・ストーリー”とも言える物語にもなっている。

プロデュースを『スター・ウォーズ/新たなる希望』『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』のゲイリー・カーツ、『ゴッドファーザー PART II』『地獄の黙示録』などフランシス・フォード・コッポラ作品を多く手掛けてきたフレッド・ルーズらが担当。

また、パトリック・リード・ジョンソン監督自身の姿を投影させた主人公パットを演じるのは、『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』では監督&脚本、『スパイダーマン:ホームカミング』では原案&脚本を務めるなど制作者としても活躍しているジョン・フランシス・デイリー。パットの友人役のスティーヴ・コールター(『死霊館 最後の儀式』『アナベル 死霊博物館』)、パットの母親役のコリーン・キャンプ(『地獄の黙示録』『ダイ・ハード3』)、ハリウッドでパットを迎える重要な役割を担うハーブ・ライトマン役のオースティン・ペンドルトン(『ビューティフル・マインド』、『ウォール・ストリート』)ら俳優陣が顔を揃えている。

本作の完成までに、時間がかかった大きな理由のひとつは、製作費の調達だった。とりわけ、物語の全編に渡って流れる1970年代の楽曲の使用料をいかに工面するか、難航したという。
巨額の製作費用を工面する必要があるが、監督のパトリックは“あの日、あの時に聴いた音楽“にこだわった。今も世界中で愛されるラブソングの名曲、10ccの「アイム・ノット・イン・ラヴ」をはじめ、デオダートのジャズロック版「ツァラトゥストラはかく語りき」(『2001年宇宙の旅」でもお馴染みだ)も劇中では効果的に使われている。
ゲームクリエイター 小島秀夫 コメント
冒頭から「2001年宇宙の旅」、「サイレント・ランニング」、ダグラス・トランブル!パトリック・リード・ジョンソン監督と僕は、ほぼ同い年。同じものに影響を受けて、背中を押されてきたはず。だから、中盤から涙が止まらなかった。自分がこれほどまでに映画を愛してきたのはどうしてなのか。なぜ孤立しながらもクリエイティブを続けるのか。クリエイティブに蔓延する“孤独”とはなんだったのか。そして自分にとっての“モノリス”とは、なんだったのか。自分の少年時代の日々と六十数年の人生を本作に重ねた。これは僕自身の人生であり、映画でもある。

『5-25-77 あの日の映画少年たちへ』
【放送】BS10プレミアムにて5月25日(月)ほか放送
【配信】BS10プレミアム for Prime VIdeoにて5月15日(金)より配信スタート
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