『母さんがどんなに僕を嫌いでも』上海国際映画祭パノラマ部門正式招待決定!原作者・歌川たいじも舞台挨拶に登壇決定

母さんがどんなに僕を嫌いでも昨年劇場公開し、衝撃の実話を太賀、吉田羊が親子役で競演してスマッシュヒットした 『母さんがどんなに僕を嫌いでも 』 が、 第22回上海国際映画祭パノラマ部門に正式招待され、現地時間の6月15日、16日、18日に上映となることが決定した。また、18日上映後には原作者・歌川たいじが舞台挨拶に登壇する

幼い子供の命が親からの虐待奪われる、そんな痛ましい事件が後を絶たない。これは、世界各国共通の問題になっている。中国もまた例外ではなく、やはり耳を塞ぎたくなるような事件が繰り返し起きている。
本作品は昨年、釜山国際映画祭に正式招待され、子供からの母への愛が感動を呼び、多くの観客が涙を流した。母もまた戸惑いながら生きる、ひとりの未熟な人間。虐待を重ねる母と必死で向き合い、関係を取り戻すまでの少年の戦いが、中国の観客にどのように響くのか、期待が高まっている。

本作の出品にあたり、御法川修監督は「日本の劇場公開から半年が過ぎたというのに、上海国際映画祭に招かれたことを光栄に思います。この映画は、深刻な問題を深刻なまま写し撮るのではなく、明るい眼差しで見つめ直そうとした作品です。《愛されたいと願うより、愛すること》を選んだ主人公を演じる太賀さん、子を持つ女性の不安定さを繊細に表現してくれた吉田羊さん。ふたりの表情は、観る人の心をやるせなく震わせることでしょう。完成した映画は、息長く新たな観客と出会えることを期待しています。」

原作者・歌川たいじは「ひとりぼっちにさえならなければ、人は必ずやり直せます。ひとりぼっちにさえせさなければ、傷ついた人も必ず希望を見つけ出していきます。そんなことを伝えたくて、今まであまり他人に話さなかった自分の過去を描き、本にしたのは6年前のことです。映画になったことで、たくさんの方々と思いを共有することができたように思えます。傷を負った過去は変えられませんが、傷を負ったことの意味はどんどん変わりました。そんな映画を上海の皆さまに観ていただくのが、心から楽しみです。」と、コメントを寄せている。

第22回上海国際映画祭は、現地時間の6月15日から24日まで開催される。

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ストーリー
タイジ(太賀)は小さい頃から大好きな母、光子(吉田羊)に愛されないまま、壮絶な家庭環境の中で育てられた。耐えかねて17歳で家を飛び出し、一人で生きてきたタイジだったが、友人の言葉に動かされ、母と向き合う覚悟をする。大人になっても自分を拒絶していた母に歩み寄り、タイジは母からの愛を取り戻すために立ち向かっていく。

作品タイトル:『母さんがどんなに僕を嫌いでも』
出演:太賀 吉田羊 森崎ウィン 白石隼也 秋月三佳 小山春朋 斉藤陽一郎 おかやまはじめ 木野花
原作:歌川たいじ「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(KADOKAWA刊)
主題歌:ゴスペラーズ「Seven Seas Journey」(キューンミュージック)
監督:御法川修
脚本:大谷洋介
制作プロダクション:キュー・テック
配給・宣伝:REGENTS

公式サイト:hahaboku-movie.jp
コピーライト:(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

DVD発売中

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