ドライブインシアターとラジオが融合!全く新しい野外映画上映「ホーリーホイーリン・シアター&ラジオ」6月開催へ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界各国の映画館等ほとんどの上映施設が休業し、映画の製作とともに、新作の(映画館での)公開も無期限の延期が続く中、ラジオとドライブインシアターを融合させた、新たな映画上映プロジェクト<Holywheelin’ Theater & Radio(ホーリーホイーリン・シアター&ラジオ)>の発足が発表された。

20世紀初頭に映画産業が誕生して以来、前代未聞の状況が全世界を覆う現在、「感染リスクの低い映画上映システム」としてドライブインシアターの注目がにわかに高まっている。実際にアメリカ、ドイツ、韓国などでは、新型コロナ・ウイルスが広がり始めた3月頃より、各地で数多く開催され、好評を博している。

日本でも、緊急事態宣言とその延長で、特に東京はじめ特別警戒都道府県では、映画館の営業再開の見通しが立っていない中、北海道や山梨県、宮崎県では、4月から5月にかけて、ドライブインシアターが開催された。他者と接触しない車中から映画を楽しむ観客の様子が、映画をめぐる数少ない明るい話題として報道されている。

このような状況にあって発足する運びとなった新たな映画上映プロジェクト「Holywheelin’ Theater & Radio(ホーリーホイーリン・シアター&ラジオ)」は、車内からスクリーンを見つめ、完全な密室・プライベート空間に充満する映画の世界に浸りながら、同時に、居合わせたたくさんの他の観客と体験の共有もできる― そんなドライブインシアターの楽しさを多くの人が体験できるよう、開催を積み重ねていくという。

そしてこの度、第1回イベント開催の詳細に先駆け、「タモリ倶楽部」のソラミミストとしてもお馴染みのイラストレーター・安齋肇さんによる描き下ろしオフィシャル・ロゴが到着。「Holywheelin’ THEATER & RADIO」の屋号とともに、ドライブインシアターを楽しむ車たちのオリジナルキャラクターが描かれている。

ドライブインシアターでは、音声を電波にのせてFM送信機で飛ばし、観客は車内の各カーオーディオで受信。その特性を利用し、当イベントでは、映画の上映前後に、オリジナルのラジオ番組が放送される。毎回異なるパーソナリティが招かれ、これから上映される映画の見どころ・魅力を語り、映画をより一層楽しむ趣向だ。

このラジオ番組のサウンドロゴは、SHINCOさん(スチャダラパー)が製作。さらに番組タイトルを、中原昌也さん(a.k.a.HairStylistics)がコールする。SHINCOさんのポップなサウンドに、中原さんのノイジーなスクリームがどう響き渡るのか、期待が高まる。

第1回Holywheelin’ Theater&Radioは、6月開催予定。開催日、開催場所、上映作品、ラジオパーソナリティ、料金等のイベントの詳細は、順次発表される。

Holywheelin’ Theater & Radio

<ロゴ・デザイン>
安齋肇(イラストレーター)

<サウンドロゴ>
製作:SHINCO(スチャダラパー)
タイトルコール:中原昌也(作家、ミュージシャン)

■公式Twitter:@holywheelin
■公式Instagram:@holywheelin

6月、都内近郊で第1回を開催予定!

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