『九龍ジェネリックロマンス』役作りのために髪を20cmカット 1人2役に挑んだ吉岡里帆の新場面写真解禁

吉岡里帆と水上恒司がW主演を務める映画『九龍ジェネリックロマンス』より、新たな場面写真が解禁された。

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眉月じゅんの漫画「九龍ジェネリックロマンス」(集英社/ヤングジャンプ連載)が、アニメ化に続き実写映画化。過去の記憶がない鯨井令子(吉岡里帆)と誰にも明かせない過去をもつ工藤発(水上恒司)の恋。2人の距離が近づくほど深まっていく謎。その真相にたどり着く時、2人は究極の選択を迫られる。

舞台となるのは、かつて香港に存在した美しくも妖しい街“九龍城砦”。その風景を再現するため、狭く雑多な路地裏の商店など、古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行。ノスタルジーに溢れる世界で、切ないミステリーとラブロマンスが描かれる。

そんな本作で鯨井令子を演じるにあたり、髪を20cmカットし役作りに挑んだ吉岡。今回解禁された場面写真では、紫のチャイナ服をまとい、鏡越しにピアスを見つめる令子の静かな横顔や、水上演じる工藤から贈られた金魚を見つめながら、恋心を募らせる切ない表情が印象的に捉えられている。

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さらに、工藤の“婚約者”でありながら、令子と瓜二つの姿をした“もうひとりの鯨井令子=鯨井B”の場面写真も解禁。工藤の視線を奪い、どこか意味深に微笑むその姿は、幼く可憐さを兼ね備えた令子とは違う妖艶さを纏っている。

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令子と、彼女にそっくりな工藤のかつての恋人=鯨井Bの2役を繊細に演じ分けた吉岡は、撮影を振り返り「令子は不確かな存在ですが、一人の生きている人間として実在することを信じてその場で生まれる本当の感情を大切にしながら撮影に挑みました」とコメント。

また、吉岡と撮影を共にした池田千尋監督も「私の伝える言葉を柔軟に理解し、全身で飛び込んでくれる。自分をさらけ出せる強さをもった俳優だと感じた」とその表現力を称賛し、吉岡の魅力を語った。

瓜二つの姿をしたもう1人の自分の存在と令子はどう向き合うのか、そして2人の女性の間で揺れ動く工藤が選ぶ結末とは。映画『九龍ジェネリックロマンス』は8月29日公開。

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ストーリー
懐かしさで溢れる街・九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子は先輩社員の工藤発に恋をしていた。工藤は九龍の街を知り尽くしており、令子をお気に入りの場所に連れ出してくれるが、距離は縮まらないまま。そんな中、九龍で靴屋を営む楊明、あらゆる店でバイトをする小黒らと意気投合。令子は、九龍でゆっくりと流れる日常にそれなりに満足していた。しかしある日、工藤と立ち寄った金魚茶館の店員タオ・グエンに工藤の恋人と間違われる。さらに、令子は偶然1枚の写真を見つけるのだが、そこには工藤と一緒に自分そっくりの恋人が写っていた。困惑する令子の元に大企業の社長・蛇沼みゆきと謎めいた男ユウロンが現れる。思い出せない過去の記憶、もう1人の自分の正体、九龍に隠された秘密。核心に迫る令子は、工藤が抱える切ない過去を知ることになる―。

『九龍ジェネリックロマンス』
出演:吉岡里帆 水上恒司 栁俊太郎 梅澤美波(乃木坂46) 曾少宗(フィガロ・ツェン) 花瀬琴音 諏訪太朗 三島ゆたか サヘル・ローズ / 関口メンディー 山中崇 嶋田 久作 竜星涼
原作:眉月じゅん「九龍ジェネリックロマンス」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:池田千尋
脚本:和田清人 池田千尋
音楽:小山絵里奈
主題歌:Kroi「HAZE」(IRORI Records / PONY CANYON INC.)
制作プロダクション:ROBOT
制作協力:さざなみ
配給:バンダイナムコフィルムワークス
(C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
https://kowloongr.jp/

2025年8月29日(金)公開

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