映画『金髪』門脇麦が岩田剛典に辛辣な言葉をぶつける本編映像解禁 公開前日コメント映像も

映画『金髪』の本編映像が解禁。さらに主演の岩田剛典と白鳥玉季からの公開前日コメント映像、世武裕子が手掛けるオリジナル・サウンドトラックの配信情報が到着した。

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坂下雄一郎監督自ら執筆したオリジナル脚本である本作は、日本独特のおかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴走するSNSやネット報道という社会問題を背景に、大人になり切れない教師が、生徒たちの金髪デモに振り回されながらも成長していく様を、皮肉と愚痴と笑いを交えて描いた作品。

この度、初解禁された本編映像は、岩田演じる自身をおじさんだと思っていない主人公・市川と、門脇麦演じる恋人・赤坂のワンシーン。市川が担任を務めるクラスで校則への反発のために突如として起きた“金髪デモ”。そのストレスからか恋人の赤坂へ「人生ってもっと楽しんでいいわけじゃない、だって全然若いんだし」と愚痴を吐き続ける市川だが、それを聞いた赤坂はついに我慢の限界を迎え、「正直に言うけど…」と口を開いた途端、「健太はもう正直そこまで若者じゃないと思うのね。最近見てて思ったんだけど、若いつもりでいたいだけっていうかさ…」と辛辣な言葉をぶつける。

それだけにはとどまらず、「悪いことじゃないじゃん!おじさんなのは…おじさんになってきているのにおじさんじゃなくて若いフリして受け入れられてないってゆうのがベタ。ベタっていうか典型的すぎて見てられないんだよね」とまるで説教をしているかのように諭す場面も。その後も長々とおじさん予備軍の言動を注意し、今まで黙って愚痴を聞いてくれていた赤坂の変貌に唖然とした市川は「あぁ…」と一言しか返せずにいるのだった。

このシーンを演じた門脇は「映像史上一番長セリフというか、あんなにずっと詰め寄るようなセリフは初めてだったんですけど楽しかったです!岩田さん初めましてなんですけど初めましての感じがしなくて。普段とってもかっこいいんでしょうけど、作中はダメな人間にしか見えなくて詰めてる間にパッと見たらシュンとなっていたので可哀そうになってきちゃいました(笑)」と素直な気持ちを話している。市川は赤坂の言葉を受け、生まれ変わることができるのか。2人の結末にも注目だ。

あわせて解禁された公開前日コメント映像では、見どころを聞かれた岩田が「実はこの映画、世代間の価値観の違いを浮き彫りした映画にもなってます。会話劇のテンポに注目していただきたいと思っております」とコメント。続けて白鳥は「市川先生を言い負かす板緑の語彙力が爽快ですっきりするので観ていただきたいです」と、岩田演じる中学校教師・市川と、自身が演じる“金髪デモ”の発起人・板緑とのシーンを挙げている。

そして、映画の公開日でもある11月21日からは、第48回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を獲得した世武裕子が手掛けた本作のオリジナル・サウンドトラック(全15曲)の配信が開始される。

映画『金髪』オリジナル・サウンドトラック/世武裕子

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映画『金髪』オリジナル・サウンドトラック
ジャケット写真

2025年11月21日(金)配信開始
発売元:ポニーキャニオン

LinkFire:https://lnk.to/KINPATSU_OST
※リンク先は配信開始時より有効

ストーリー
その⽇、中学校教師・市川の⼈⽣を⼤きく変える出来事が起きた。⼀つは担任クラスの⽣徒数⼗⼈が髪を⾦⾊に染めて登校してきたこと。そしてもう⼀つは、彼⼥から結婚の話を切り出されたこと。マスコミやネット、さらには⽂科省まで巻き込み⼤騒動になる“⾦髪デモ”と、⽇々の愚痴を聞いた彼⼥からの⾟辣な説教で板挟みになる市川は、窮地を脱するために“⾦髪デモ”を計画した張本⼈・板緑と⼿を組み、とある作戦に打って出る⋯。仕事の問題と⼈⽣の決断が⼀挙に押し寄せた市川は、いつまでも若者で何事も順⾵満帆だと思っている“イタいおとな”から“マトモな⼤⼈”へと成⻑し、全ての試練を乗り越えられるのか︕︖

『金髪』
出演:岩田剛典 ⽩⿃⽟季 ⾨脇⻨ ⼭⽥真歩 ⽥村健太郎 内⽥慈
監督・脚本:坂下雄一郎
音楽:世武裕⼦
2025年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103分/G
配給:クロックワークス
(C)2025 映画「金髪」製作委員会
kinpatsumovie.com

2025年11月21日(金)全国公開

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