本木雅弘を主演に迎え、黒沢清が監督を務めた映画『黒牢城』(公開中)の興行収入が10億円を突破した。これを記念し、本作の本編冒頭6分24秒の映像が初公開された。あわせて、本木と黒沢監督から感謝のコメントも寄せられた。

原作は、累計発行部数60万部突破、第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をW受賞、「このミステリーがすごい!」第1位ほか史上初4大ミステリー大賞を制覇した米澤穂信の傑作ミステリー「黒牢城」。
共演には、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑、オダギリジョー、ユース ケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰、荒川良々、渋川清彦、渡辺いっけいらが集結。また、本作は5月に開催された第79回カンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア」部門にて上映が行われ、スタンディングオベーションを受けた。
本作は6月19日に公開を迎え、初週末興行ランキングで邦画1位の大ヒットスタートを記録。その後も、SNSで絶賛の口コミが広がり、公開から4週あまりを経過した7月20日(月・祝)時点までに累計動員75万5,848人、興収10億3,546万8,780円を記録(※興行通信社調べ)。黒沢監督史上初の興収10億円を突破。黒沢監督のこれまでの最高興収作品『クリーピー 偽りの隣人』(興収6.3億)の記録を大きく塗り替える快挙となった。

本木は、「ご覧くださった皆さまに心より感謝申し上げます!」と感謝の気持ちと共に、「きっと呼び起こされた村重さんも驚いていることでしょう」と、コメント。「争いの時代を生きた人々が現代に語りかけてくるもの、、、」と、本作が今の時代にも通ずるテーマを扱っていることにも言及している。(※本木、黒沢監督のコメント全文は本記事以下に掲載)
映像の冒頭には、織田信長軍に反旗を翻し、籠城作戦を決行する荒木村重(本木)の姿が。そして、村重のもとに天才軍師・黒田官兵衛(菅田)が訪れ、信長軍の使者として説得を試みるも、村重に地下牢に捕らえられてしまう。
官兵衛が一年もの間籠城中の有岡城に幽閉されていたのは史実にも基づいている。この映像の後に続く映画本編では、幽閉後に村重がとった行動についてのミステリーについても明かされていくことになる。村重と官兵衛が言葉の駆け引きを繰り広げる心理戦であり、演じる本木と菅田の演技合戦も必見だ。見ごたえたっぷりの冒頭6分24秒の本編映像となっている。
なお、「黒牢城 モノクロ特別版」は、7月24日よりアップリンク吉祥寺、8月7日より伏見ミリオン座、8月14日より出町座、八丁座で上映。その他上映劇場はシアターページでご確認を。
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=kokurojomovie
本木雅弘 コメント
時代劇映画の10億越えは大変貴重だそうです。
ご覧くださった皆さまに心より感謝申し上げます!
きっと呼び起こされた村重さんも驚いていることでしょう。
争いの時代を生きた人々が現代に語りかけてくるもの、、、
映画は、この先、北米、欧州へと旅立ちますが、まだ間に合います!
黒沢作品のジワジワパワーを是非、劇場で体験してください。
P.S.「モノクロ版には何故か清涼感もアリでオススメです」
黒沢清監督 コメント
たくさんのお客様に見ていただけて感激しております。これをきっかけに新しい荒木村重ファン、新しい時代劇ファン、そして新しい映画ファンが少しでも誕生してくれたのなら、もうそれで最高ですね
