『誰もがそれを知っている』日本版予告ついに解禁!誘拐事件で露わになる愛憎と猜疑心・・・あなたはこの家族の秘密を目撃する

アカデミー賞受賞『別離』『セールスマン』のアスガー・ファルハディ監督最新作『誰もがそれを知っている』が、6/1(土)Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開となる。
この度、本作の日本版予告が解禁となった。

本作は、ファルハディ監督が15年前のスペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真に着想を得て、じっくりと構想を練り上げた物語だ。ペネロペ・クルスと、実生活では夫でもあるハビエル・バルデムに当て書きでオリジナル脚本を完成させ、数年来の友人でもあるスター俳優たちと念願のタッグを実現させた。緊迫感溢れる語り口で人間社会の裏に潜むテーマを鋭く描き出し、すでに揺るぎない評価を確立している名匠が、それに甘んじることなく初めてのオール・スペインロケに挑み、新たな境地を切り開いた会心の一作である。
既に本作を鑑賞したマスコミからは「文句のつけようがないくらい素晴らしい作品!」「散りばめられた伏線が、時間の進行にあわせて回収されていく物語の編み方が見事!」とファルハディ監督ならではの緻密な演出や、「ペネロペとハビエルがのびのびと演じていてよかった。」と本作で6度目の共演を果たす夫婦ならではの息のあった2人の演技に絶賛の声が続出している。

解禁となった予告編は、ペネロペ・クルス演じるラウラが妹の結婚式のためにスペインに帰郷するシーンから始まる。久しぶりに顔をあわせる家族や、ワイン業を営む幼なじみのパコ(ハビエル・バルデム)との再会を喜ぶラウラ。幸せに包まれた教会での挙式で、パコの甥フェリペから突如、娘のイレーネに明かされる“ラウラとパコはかつて恋人だった”という衝撃の事実。
そして、賑やかに宴が催されていたその夜、突然の停電を境にムードが一転し不運な空気が漂い始め、娘が何者かによって誘拐され「娘を助けたければ金を用意しろ」と身代金を要求するメッセージが届き始める。義兄から「なぜ結婚式に来なかった?」と疑いの目をかけられるラウラの夫(リカルド・ダリン)。「私に恨みがあっても娘を傷つけないで」とパコに意味深な発言をするラウラ。「周りの人間をよく見てください」と忠告する元警官。「あの家族はみんなグルなのよ!」と叫ぶパコの妻。「ご主人を完全に信用している?」とラウラに囁くパコ。次々に湧き上がる疑惑に疑心暗鬼に陥った家族の内に、長年隠されていた秘密が次第に露わになっていく…。

ラウラとパコ、その妻、村人、そして家族、意味深な視線の先にあるものとは?『誰もがそれを知っている』というタイトルが指し示すものとは一体何なのか。警察への通報が許されない極限状況のもと、刻一刻と変化していく人間模様からひとときも目が離せない。アスガー・ファルハディ監督作史上最もサスペンスフルな本編を存分に期待させる予告映像となっている。

息を飲む事件の結末。どこの国の家族にも起こりうる痛切な感情のドラマに、誰もが胸を締め付けられずにはいられない。

誰もがそれを知っている

ストーリー
スペインの故郷で久々に再会した家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、隠していたはずの真実をめぐり家族の秘密と嘘がほころび始める…。

第71回カンヌ国際映画祭オープニング作品
第43回トロント国際映画祭正式出品

作品タイトル:『誰もがそれを知っている
出演:ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、リカルド・ダリン
監督・脚本:アスガー・ファルハディ『彼女が消えた浜辺』『別離』『セールスマン』
2018年/スペイン・フランス・イタリア/スペイン語/133分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch
英題:EVERYBODY KNOWS
日本語字幕:原田りえ
配給:ロングライド

公式サイト:https://longride.jp/everybodyknows/
コピーライト:(C) 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION – MORENA FILMS SL – LUCKY RED – FRANCE 3 CINÉMA – UNTITLED FILMS A.I.E.

6月1日(土) Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開


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