映画『氷上の王、ジョン・カリー』予告編解禁!アルベールビル五輪銀メダリスト、伊藤みどり氏コメント到着ー5月31日公開

映画『氷上の王、ジョン・カリー』が5月31日(金)より新宿ピカデリー、東劇、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開全国順次公開となる。

本作は、フィギュアスケートを新しい時代へと導いた伝説の五輪フィギュアスケート金メダリスト、ジョン・カリーの知られざる光と影を追ったドキュメンタリーだ。

このたび30秒版予告編、本予告編が解禁となった。予告編ナレーションを務めるのは、諏訪部順一氏。また、1992年アルベールビル冬季五輪フィギュアスケート女子シングル銀メダリストの伊藤みどり氏より本作へのコメントが到着した。

伊藤みどり氏(アルベールビル五輪銀メダリスト)コメント

「フィギュアスケートを新しい時代へと導くには、大変な努力と勇気、そして誰しもの心に永遠に残るようなインパクトが必要です。ジョン・カリー氏はまさに芸術の領域を奥深く探り、フィギュアスケートの概念を変えるほどの演技を残して下さいました。彼なくして、今みなさんが心を震わせて鑑賞している美しいフィギュアスケートは存在しなかったことでしょう。スケートにおける芸術とは何なのかを考え直す機会になる作品です。

30秒版予告編

本予告編

アイススケートを「スポーツ」から「芸術」へと昇華させた、伝説の五輪フィギュアスケート金メダリスト、その知られざる光と影。

ストーリー
アイススケートをメジャースポーツへと押し上げ、さらに芸術の領域にまで昇華させた伝説の英国人スケーター、ジョン・カリー。彼はバレエのメソッドを取り入れた演技で、1976年インスブルック冬季五輪フィギュアスケート男子シングルの金メダルを獲得する。しかし、マスコミが真っ先に伝えたのは、表に出るはずのなかった彼のセクシュアリティだった。同性愛が公的にも差別されていた時代に、ゲイであることが公表されたメダリストの存在は、世界中を驚かせ論争を巻き起こす。しかし、彼は華麗な滑りで多くの人を魅了し続け、現在の日本人スケーターにも影響を与えている。

映画はアスリートとしてのカリーだけでなく、栄光の裏にあった深い孤独、自ら立ち上げたカンパニーでの新たな挑戦、そして彼を蝕んでゆく病魔AIDS との闘いを、貴重なパフォーマンス映像と、本人、家族や友人、スケート関係者へのインタビューで明らかにしていく。

新たに発掘された、ホームビデオで撮影された彼の最高傑作『ムーンスケート』について監督のジェイムス・エルスキンは「どんなスケートより美しく心を打たれた。これをみて感動を覚えない人はいないだろう」と語っている。

これは、時代に翻弄され不当な扱いを受けながらも、屈することなく高みを目指し、人を遠ざけながらも愛に飢え、滑り、踊り続けた男の物語。

作品タイトル:『氷上の王、ジョン・カリー』
出演:ジョン・カリー、ディック・バトン、ロビン・カズンズ、ジョニー・ウィアー、イアン・ロレッロ
ナレーション:フレディ・フォックス(『パレードへようこそ』『キング・アーサー』)
監督:ジェイムス・エルスキン(『パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト』)
(2018年/イギリス/89分/英語/DCP/16:9/原題:The Ice King)
字幕翻訳:牧野琴子
字幕監修・学術協力:町田樹
配給・宣伝:アップリンク

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/iceking/
公式twitter:https://twitter.com/theicekingjp
公式facebook:https://www.facebook.com/TheIceKingJP/
コピーライト:(c) New Black Films Skating Limited 2018

2019年5月31日(金)より、新宿ピカデリー、東劇、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

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