映画『犬ヶ島』メーキング特別映像解禁!監督のこだわりがたっぷりと詰まった驚愕のパペット制作過程が明らかに

犬ヶ島

全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)を手掛けたウェス・アンダーソン監督が贈る映画『犬ヶ島』が5月25日(金)に日本公開される。
全編にわたり日本を舞台とし、”ドッグ病”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描く本作。この度、劇中に登場する900以上ものパペットたちの驚愕の制作過程に迫った特別映像がした

前代未聞の大規模なパペット作り!その数は900以上!

追放された犬たちの生息する島“犬ヶ島”と、人間たちが住む街“メガ崎市”を舞台に、愛犬を探す一人の少年アタリと彼を助ける5匹のヒーロー犬たちの大冒険が繰り広げられていく本作。解禁された映像では、パペットの責任者のアンディ・ジェントが、パペット制作の土台となる塑像から、型作りの成型、パペットを動かすために必要な装置アーマチュア、それを覆う皮膚のような役割のシリコン、形が出来上がったパペットに傷やシミ、そばかすなどを加える美術、本物の人間や犬のように髪を一本一本植え付ける毛髪作業、最後には、造りがリアルであるだけでなく、裾の翻しの角度さえも細かく調整することができる特殊なコスチューム作りと、ひとつのパペットが完成へ向かう様子を丁寧に解説する模様が納められている。
劇中に登場するキャラクターは900以上。さらにキャラクターの表情によって細かいパーツを変えていくため、顔や口のパーツだけでも数千個にのぼるようだ。またトレイシーの顔にある297個のそばかすも、すべてのパーツに手作業と目視でペインティングしたという驚きのエピソードも明かされている。これだけの規模のパケット作りは他の作品と比べても前代未聞だそうで、アンディをはじめとするプロのクリエイターたちもウェスのこだわりが詰まった実際の現場を体感し驚きが隠せない様子。

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ストップモーション・アニメ―ションを手掛けるのが『ファンタスティック Mr.FOX』以来、本作で2作目となるウェス・アンダーソン監督は「パペットの仕様にはたくさんの選択肢がある。決める基準は作品の世界観に合うか。物語や声優の演技に合っているかどうか。遊び心があるかだ」と自身が掲げるパペットへの熱いこだわりを解説。さらに、本作のアニメーション監督であるマーク・ウェアリングも「ウェスは手作り感を残すことに非常にこだわった。観客にクラフト技術を見てもらいたいのだと思う。彼はアニメーションのポンという音やひび割れの感覚が好きだ。動物たちの毛が毛羽立つ様や衣装の動きを見せたかったんだと思う。」とウェスとの撮影を振り返っている。

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ひとつひとつ丹念に制作されたパペットからにじみ出るハンドメイドの要素が、ウェスの演出によってどのようにアニメ―ションへと起こされていくのか?ストップモーション・アニメ―ションの金字塔『ファンタスティック Mr.FOX』からスケールも技術もさらにパワーアップした本作に是非ともご注目頂きたい。

作品タイトル:『犬ヶ島』
キャスト:ブライアン・クランストン、コーユー・ランキン、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、野村訓市、グレタ・ガーウィグ、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソン、ヨーコ・オノ、ティルダ・スウィントン、野田洋次郎(RADWIMPS)、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリ
監督:ウェス・アンダーソン
原題:ISLE OF DOGS
配給:20世紀フォックス映画

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/inugashima/
コピーライト:(c)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

5月25日(金)全国公開!!

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