『風をつかまえた少年』注目の声優・伊東健人(「ヲタクに恋は難しい」) がナレーションを担当した予告編解禁!―8/2公開

風をつかまえた少年世界23カ国で翻訳されたベストセラーを第86回アカデミー賞作品賞受賞『それでも夜は明ける』主演のキウェテル・イジョフォーが初監督した『風をつかまえた少年』が、8月2日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他にて全国公開となる。この度、本作の予告編が解禁となった。

本作は、2001年に大きな干ばつが襲ったアフリカの最貧国のひとつマラウイを舞台に、飢饉による貧困のため通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが、図書館で出会った1冊の本を元に、独学で廃品を利用した風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた奇跡の実話の映画化。ウィリアムのこの体験をもとにした本「風をつかまえた少年」(文藝春秋刊)は、瞬く間に話題となり世界23カ国で翻訳。アル・ゴア米元副大統領や、日本でも池上彰氏が絶賛を寄せた。

監督は構想10年をかけ初の長編デビューを果たした『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォー。作品は2019年、サンダンス映画祭を皮切りに、ベルリン国際映画祭でも公式上映され熱い喝采を浴び、NYのプレミア試写会では、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)特使も務め、アフリカの飢饉への国際社会の支援も訴えるアンジェリーナ・ジョリーが6人の子どもたちといち早く鑑賞。上映後の監督と原作者を交えた登壇では、アンジー自らがモデレーターを務め、「とても重いテーマにもかかわらず、物語に引き込まれ、ウィリアム役の少年がとても愛おしくなりました。一つ一つのシーンから音楽まで、雄大で美しく非の打ち所のない作品。」と絶賛を寄せた。電気で家族を助けたい。少年のまっすぐな思いが未来を切り開いていく。学ぶことの本当の意味を教えてくれる、この夏、一番の感動作がいよいよ公開となる。

2001年、アフリカで最も貧しい国のひとつマラウイを干ばつが襲い、枯れ果てた畑と食糧難に困り果てる父トライウェル(キウェテル・イジョフォー)とその家族。学費が払えなくなったことにより14歳の主人公ウィリアムは、中学校を退学になってしまう。「水さえあれば。」家族を救える。再び学校に通うことができる。ウィリアムは図書館で見つけた一冊の本から、風車を使って電力を起こし水を手に入れる方法を知る。しかし、科学ではなく、いまだに祈りで雨を降らせようとする村では最愛の父でさえウィリアムの行動に理解せず「こんな時に何をしている?ふざけるな!耕せ!」大反対し激昂。友達からも「あの風車はオモチャか?」と突き放されてしまう始末。それでも、家族を助けたいという真っ直ぐな思いで、実験を繰り返し挑戦をやめないウィリアムの姿に周りが徐々に動かされていく。そして、「きっと上手くいく、父さんと一緒なら」彼と父が繰り出す秘策とは?父の涙の意味は?ウィリアムは荒れ果てた土地の真ん中で、いかにして未来を手に入れたのか。観る者の好奇心と感動を呼び起こす予告となっている。

なお、この予告のナレーションは、「ヲタクに恋は難しい」などで今注目の若手声優、伊東健人が映画初挑戦で務め、作品の持つ雄大さと、優しくあたたかな感動を、その瑞々しい声で見事に表現している。

また、本作は文部科学省特定選定(青年、成人、家庭向き)、文部科学省選定(少年向き)、東京都推奨映画の認定を受け、ウィリアム氏の来日やチャリティなど、様々な取り組みも企画している。

驚くべき意思の強さで、あらゆる困難を乗り越えていく少年の奇跡の感動作に、ぜひご期待を。


【原作者:ウィリアム・カムクワンバ】
1987年、アフリカ・マラウイ生まれ。廃品を利用して風力発電ができる風車を自宅の裏庭に製作し、マラウイの電気の世帯普及率が2%台のなか、自宅に明かりを灯すことに成功する。そのニュースを地元の新聞が取り上げたことで、世界に広がり、2007年6月、2009年7月 と「TED」カンファレンスに2回出演。2013年タイム誌“世界を変える30人”選出。2014年6月米名門ダートマス大学卒業。日本でもこの奇跡の実話がテレビ番組に取り上げられるなど大きな注目を集める。


ストーリー
2001年、アフリカの最貧国マラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは飢饉による貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で一冊の本と出会い、独学で風力発電のできる風車を作り、乾いた畑に水を引くことを思いつく。いまだに祈りで雨を降らせようとする村で、最愛の父でさえウィリアムの言葉に耳を貸さない。それでも家族を助けたいという彼のまっすぐな想いが、徐々に周りを動かし始める。

作品タイトル:『風をつかまえた少年』
監督・脚本・出演:キウェテル・イジョフォー『それでも夜は明ける』
出演:マックスウェル・シンバ、アイサ・マイガ
原作:「風をつかまえた少年」ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著(文藝春秋刊)
提供:アスミック・エース、ロングライド
2018年/イギリス・マラウイ/英語・チュワ語/113分/シネマスコープ/カラー/5.1ch/原題:The Boy Who Harnessed the Wind/日本語字幕:松崎広幸
配給:ロングライド

公式サイト:longride.jp/kaze/
コピーライト:(C)2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC

8月2日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開


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