『マックイーン:モードの反逆児』ファッション業界に伝説が生まれた瞬間!“ジバンシィ”での初コレクション本編映像解禁

前衛的なデザインと独自の美学、ずば抜けた想像力から生み出される数々のショーで世界を魅了しながらも、その成功の影で悩み苦しんだ、天才にしてファッション界の反逆児アレキサンダー・マックイーンのドラマティックな人生を、友人や家族たちとの独占インタビュー、掘り起こされたファッションアーカイブ、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して称賛を込めながら描き出した『マックイーン:モードの反逆児』が、4/5(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開となる。

この度、アレキサンダー・マックイーンの誕生日である3/17を記念し、弱冠27歳で<ジバンシィ>のデザイナーに抜擢され世界中を驚かせた後に初めて発表されたコレクションの模様を収めた本編映像が当時のニュース映像とともに解禁されたロンドンの労働者階級出身で、日々の食費にも困っていた青年が、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューした、アレキサンダー・マックイーン。次々と開かれたセンセーショナルなショーは大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれるが、結果的に彼の名前〈アレキサンダー・マックイーン〉がたちまち世に広まるきっかけともなり、その後、弱冠27歳で<ジバンシィ>のデザイナーにも抜擢され世界を驚かせることに。

今回解禁されるのは、そんな世界中を驚かせたニュースの後に初めて発表された<ジバンシィ>でのコレクション映像だ。

「1997年1月19日私たちはファッションモーメントの生き証人になるでしょう」とキャスターが語るように、ファッション界にとってまさに“事件”であったそのコレクション。未だ伝説と語り継がれるその初コレクションは<ジバンシィ>のロゴの“G”から着想を得た“ギリシャ”、そしてテーマカラーである“白と金”から着想を得て作り上げられ、マックイーンならではのそのクリエイティブセンスがファッションプレスたちの注目の的に。

当時のコレクションにモデルとして参加していたデブラ・ショーがインタビューで「リーたちは気取ったところに投げ込まれても“僕は僕だ”と主張してるのよ。自分に忠実でいいと思う。彼らなりの方法でフランスに英国を持ち込んだ」と語るように、当時保守的であったパリのファッション業界で異色の存在でもあったマックイーンが、それでも自分を信じて作り上げた優雅で華麗な<ジバンシィ>初コレクション映像の一部となっている。

 

アレキサンダー・マックイーン
本名は、リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)。1969年ロンドン生まれ。
自身の名を冠した「アレキサンダー・マックイーン」はイギリスを代表するファッションブランドとなり、2011年にはキャサリン妃が結婚式に選んだウエディングドレスとして話題をさらった。前衛的なデザイン、人間の光と闇を映し出す独自の美学、エッジのきいたセンスとエレガントなラインが絶妙なバランスで融合するコレクションは、ビョーク、レディー・ガガ、リアーナなどのオンリーワンを求めるアーティストから愛されていたほか、ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを4度にわたって受賞した。
2010年、母親をロンドン・ファッションウィークの数日前に亡くす。そして母の葬儀の前日である2月11日朝、自宅で亡くなっているのを、家政婦が発見。40年という短い生涯を終える。

マックイーン:モードの反逆児

英国アカデミー賞 英国作品賞 / ドキュメンタリー映画賞ノミネート
ロンドン映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞ノミネート
トライベッカ映画祭 ドキュメンタリー映画賞ノミネート

作品タイトル:『マックイーン:モードの反逆児』
出演:リー・アレキサンダー・マックイーン、イザベラ・ブロウ、トム・フォードほか
監督・脚本:ピーター・エテッドギー『オネーギンの恋文』(脚本)
監督・製作:イアン・ボノート『エッジ・オブ・スピード』
音楽:マイケル・ナイマン『ピアノ・レッスン』『ことの終わり』
上映時間:111分
配給:キノフィルムズ

コピーライト:(c) Salon Galahad Ltd 2018

4/5(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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