第32回ワルシャワ映画祭インターナショナル・コンペティション部門正式出品『メモリーズ・オブ・サマー』予告編が解禁!

日本初劇場公開となるポーランド映画界の新たな才能アダム・グジンスキ監督の映画『メモリーズ・オブ・サマー』が、6月1日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、UPLINK吉祥寺を皮切りに全国順次公開となる。この度、本作の本予告編が解禁となった。

ワイダ、ポランスキー、スコリモフスキといった巨匠たちに続き、近年、パヴェウ・パヴリコフスキ(『イーダ』『COLD WAR あの歌、2つの心』)、アグニェシュカ・スモチンスカ(『ゆれる人魚』)と次々に実力派監督を生み出すポーランド映画界において、また新たな才能が日本初登場!デビュー短編『ヤクプ』(97)がカンヌで絶賛されたアダム・グジンスキ監督が自身の体験をもとにつくりだした映画『メモリーズ・オブ・サマー』は、子どもと大人の狭間で揺れる12歳の少年の目を通して描かれる、忘れられない一夏の記憶を描く傑作である。

このたび解禁となった本予告では、友人たちと無邪気に水遊びをしたり、母親とダンスするなど楽しく夏休みを過ごしている少年が、やがて母親の隠しごとを察する様子や、秘密を持つ母の意味深な表情を切り取っている。離れて暮らす父と久しぶりに再会を果たし、家族は幸せな時間を過ごすのだが……。

主人公の少年ピョトレックを演じたマックス・ヤスチシェンプスキは、ワルシャワの小学校に通っていたときに、グジンスキ監督に見出された逸材。主人公に適した少年がなかなか見つからず、撮影自体を延期し、2年間かけて探したという。マックスは本作で初めて演技に挑戦し、ポーランドの映画祭ネティア・オフカメラ2017で<ライジングスター賞>を見事受賞している。

作品タイトル:『メモリー・オブ・サマー』
出演:マックス・ヤスチシェンプスキ、ウルシュラ・グラボフスカ、ロベルト・ヴィェンツキェヴィチ
監督・脚本:アダム・グジンスキ
撮影:アダム・シコラ
音楽:ミハウ・ヤツァシェク
録音:ミハウ・コステルキェビッチ
原題:Wspomnienie lata
英語題:Memories of Summer
2016年/ポーランド/83分/カラー/DCP
配給:マグネタイズ
配給協力:コピアポア・フィルム

公式サイト:http://memories-of-summer-movie.jp
コピーライト:(c)2016 Opus Film, Telewizja Polska S.A., Instytucja Filmowa SILESIA FILM, EC1 Łódź -Miasto Kultury w Łodzi

6/1(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、UPLINK吉祥寺ほか全国順次公開!


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