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清水崇監督『ミンナのウタ』一度聴いたら伝染する呪いのメロディー…少女・さなの怪異が迫り来る特報映像解禁!

ミンナのウタ

清水崇監督の最新作『ミンナのウタ』の公開日が8月11日(金)に決定。ティザービジュアルと特報映像が解禁され、監督からのコメントも到着した。

先日、公開された卒業アルバム写真に写った少女S”。不穏な雰囲気のみ明かされていた少女が、さなという女子中学生であることが分かった。さなは、カセットテープレコーダーで命が消える音を集めるという。その音を一度聴いてしまった者は、メロディーに取り憑かれ、自らも口ずさんでしまう。

解禁されたティザービジュアルは、さながカセットテープに手を伸ばし、“命が消える音”=“呪いのメロディー”を今にも世に放とうとする様子がうかがえる。学生服の襟元には、赤い血痕のようなものが付着しており、表情までは読み取れないが、見開かれたその鋭い眼差しに目を奪われる。

特報映像は、とある女性が一本のカセットテープを手にするところから始まる。少女・さなのものらしき不可解なノートや、「SANA」と書かれたカセットテープレコーダー、ワタシのユメという作文には、「自分の歌で、私の世界に惹き込む」と呪いのメロディー誕生の真相を思わせる意味深な文章。「カセットテープ…届き…ま…した…?」という少女の声に続き、耳に残る不気味なハミングのメロディー、そして薄暗い階段の奥には、少女・さならしき姿が映し出されている。このメロディーを、聴いたら最期―――。

同じく公開した、さなのInstagramアカウント(sana_minnanouta)。「どんなオトかな」「届いタかナ」「わ夕しが聞きたいのはこのオトじゃナい」など不気味なメッセージと共に投稿されている。このアカウントにさなの正体に迫る手がかりが隠されているかもしれない。今後の彼女の動向にも注目いただきたい。

ティザービジュアルや特報映像のキャスト・スタッフ表記部分が、さまざまな色で塗りつぶされている。呪いのメロディーに、巻き込まれてしまう人物とは一体誰なのかー。そのメロディーから逃れる手立てはあるのか。これらの断片的な手掛かりから、ぜひ映画の全貌を読み解いてほしい。

清水崇監督 コメント
ホラーのダークヒロインと言えば、背景に悲劇を纏った女性が多く、ここ数年の拙作でも、
彼女らのいたたまれない過去をミステリー仕立てで描いてきました。
……が、本作のダークヒロイン:“さな”は少し毛色が違います。
貞子/伽椰子に続くホラークィーンに“さな”ちゃんが、彼女の歌声共々仲間入りさせてもらえる事を願って――
寄り添ってくれないと、あなたの家にもデモテープが届くかもしれません。
さて、ところで本作の主演はどんな方でしょう?
ヒント:ここ最近、僕の映画では、アーティスト出身の方が主演での作品づくりが続いています。
しかも何故か、TVのあるバラエティ番組で怖がらせた方が続いており……
…あ、プロデューサー!?すいません―これ以上はまだ言いません……
あ、お、おいっ放せ!言わない!言わないからぁ!!!!

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