『ある画家の数奇な運命』本編映像解禁!叔母がナチ安楽死政策の犠牲に…主人公の芸術家としての生き方を決定づけるシーン

ある画家の数奇な運命

第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部⾨に出品し⾼評価を獲得、第91回アカデミー賞(R)外国語映画賞にもノミネート!⻑編初監督作『善き⼈のためのソナタ』でアカデミー賞(R)外国語映画賞を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督が、現代美術界の巨匠であり、ときにオークションで数十億円の価格がつくアーティスト、ゲルハルト・リヒターの半⽣をモデルに祖国ドイツの“歴史の闇”と“芸術の光”に迫った『ある画家の数奇な運命』が10月2日(金)日本公開となる

このたび、主人公クルトの愛する叔母がナチの安楽死政策の犠牲になる本編映像が解禁となった

ナチ政権が勢力を誇っていた時代、精神障害者や身体障害者は生きるに値しない命として“安楽死”政策が強制的に執行されていた。主人公クルト(トム・シリング)の叔母(ザスキア・ローゼンダール)は、豊かすぎる感受性ゆえ精神のバランスを崩し、その対象者となってしまう。必死の抵抗もむなしく、ドイツ赤十字職員によって家から無理やり連れ出されていく叔母。その残酷な姿を幼いクルトに見せまいと母は思わずその目を覆うが、クルトは拒否して最愛の叔母の姿を見つめ続け、一体何が起こっているのかを必死に理解しようとする。押し込まれた車両の中から叔母がクルトに送った最後の言葉は「目をそらさないで」というメッセージだった・・・。

愛する叔母がナチの安楽死政策の犠牲になったことで皮肉にもその言葉はクルトの魂に刻まれることになり、その後画家を目指すことになる彼の芸術家としての生き方を決定づけるシーンとなっている。

長編映画監督デビュー作となった『善き人のためのソナタ』で国家が国民を監視したという、それまではタブー視されていた東ドイツの史実に迫ると共に人間の魂を救う音楽の力を描き、アカデミー賞(R)ほか栄えある賞の外国語映画賞を独占したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督。本作でクルトのモデルとなったリヒターの叔母は、この安楽死政策によって実際にナチに殺害されており、そのことも「本作を撮影するきっかけになった」とドナースマルク監督は語る。

『善き人のためのソナタ』から13年、本作で祖国ドイツの歴史の“闇”事実に再び向き合い「偉大な芸術作品というものはどれも、トラウマを希望に変えることができると私は信じている」という監督の思いを体現するかのような“芸術の光とその力”に迫った作品だ。

ストーリー
ナチ政権下のドイツ。少年クルトは叔母の影響から、芸術に親しむ日々を送っていた。ところが、精神のバランスを崩した叔母は強制入院の果て、安楽死政策によって命を奪われる。終戦後、クルトは東ドイツの美術学校に進学し、そこで出会ったエリーと恋に落ちる。元ナチ高官の彼女の父親こそが叔母を死へと追い込んだ張本人なのだが、誰もその残酷な運命に気付かぬまま二人は結婚する。やがて、東のアート界に疑問を抱いたクルトは、ベルリンの壁が築かれる直前に、エリーと西ドイツへと逃亡し、創作に没頭する。美術学校の教授から作品を全否定され、もがき苦しみながらも、魂に刻む叔母の言葉「真実はすべて美しい」を信じ続けるクルトだったが―。

作品タイトル:『ある画家の数奇な運命』
出演:トム・シリング(『コーヒーをめぐる冒険』『ピエロがお前を嘲笑う』)、セバスチャン・コッホ(『善き人のためのソナタ』『リリーのすべて』『ブリッジ・オブ・スパイ』)、パウラ・ベーア(『婚約者の友人』)、オリヴァー・マスッチ(『帰ってきたヒトラー』)、ザスキア・ローゼンダール(『さよなら、アドルフ』)
監督・脚本・製作:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク(『善き人のためのソナタ』)
撮影:キャレブ・デシャネル
音楽:マックス・リヒター
原題:WERK OHNE AUTOR/英題:NEVER LOOK AWAY
2018年/ドイツ/ドイツ語/189分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/日本語字幕:吉川美奈子
R-15
配給:キノフィルムズ・木下グループ

公式サイト:neverlookaway-movie.jp
コピーライト:(C)2018 PERGAMON FILM GMBH & CO. KG / WIEDEMANN & BERG FILM GMBH & CO. KG

10/2(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

 

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