『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』特別本編映像解禁!もし800億ドル持っていたら・・・?

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ

エミール・クストリッツァ監督の最新作『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』が、3月27日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開となる。公開直前となったこの度、特別本編映像が到着した。

民族や宗教対立が郷を引き裂く悲劇に巻き込まれた経験をもつ、名匠エミール・クストリッツァ監督が自らインタビュアーとなり、「もし800億ドル持っていたら?」とムヒカに質問を投げかける。

最初は「だまされないよう必死に警戒するだろう。それを心配するだけの人生だ」とジョークを飛ばすムヒカだが、「人類に必要なのは命を愛するための投資だ」と、私たちが忘れてしまっている大切なことについて語り始める。「全人類のためになる活動は山ほどある」と気候変動対策について言及し、「高価な車を生産したりする代わりに、世界一乾いた砂漠の気候を変える。それは人間にもできる」と地球規模の力強い提案を繰り返す。

ノーベル平和賞に2度もノミネートされた南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカの言葉は、新型コロナウイルス感染症の危機に直面し、いまこそ真のリーダーを必要とする私たちに深い感動を与えてくれる。

「ムヒカさん、今の世界はどうですか?」
収入の大半を貧しい人々に寄付し、
質素でありながらも心豊かな暮らしを実践するホセ・ムヒカの人生に、
名匠エミール・クストリッツァが迫る

収入の大半を貧しい人々のために寄付し、職務の合間にはトラクターに乗って農業に勤しむ。まん丸な体と優しい瞳。風変わりだけど自然体で大統領という重責を担った、南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカ

国民のより良い生活のために自己犠牲をいとわず、予想外の政策を打ち出す彼の姿に憧れる映画監督がいた。それは故郷ユーゴスラビアの混沌とした時代と庶民をパワフルに描き、世界三大映画祭で絶賛された名匠エミール・クストリッツァ。民族や宗教対立が郷を引き裂く悲劇に巻き込まれたクストリッツアは、トラクターに乗る大統領の存在を知り、「世界でただ1人腐敗していない政治家だ」と直感。2014年からムヒカの撮影を開始し、大統領としての任期満了する感動の瞬間までをカメラに収めた。

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ

(C)CAPITAL INTELECTUAL S.A

極貧家庭に育ち、左翼ゲリラとして権力と戦い、13年に及ぶ苛烈な拘留生活を経て、大統領として国民に愛されたムヒカ。波乱万丈の人生が終盤にさしかかった彼が語る言葉に、今こそ耳を傾けたい。

作品タイトル:『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』
出演:ホセ・ムヒカ、ルシア・トポランスキー
監督:エミール・クストリッツァ『アンダーグラウンド』『オン・ザ・ミルキー・ロード』
2018年/アルゼンチン・ウルグアイ・セルビア映画/スペイン語/ビスタ/5.1ch/74分/
原題:El Pepe, Una Vida Suprema
配給:アルバトロス・フィルム

公式サイト:pepe-movie.com
コピーライト:(C)CAPITAL INTELECTUAL S.A, RASTA INTERNATIONAL, MOE

3月27日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

 

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