【応募終了】キャスト登壇予定!前田敦子主演×黒沢清監督作品『旅のおわり世界のはじまり』舞台挨拶付き完成披露試写会☆

国内外で圧倒的評価と人気を誇る映画監督・黒沢清が、主演に前田敦子、その他キャストに加瀬亮、染谷将太、柄本時生を迎え、シルクロードを舞台に描く『旅のおわり世界のはじまり』が、6月14日(金)全国公開となる。

ウズベキスタンで全編ロケ撮影された本作は、観客も一緒に異郷を旅しているようなシルクロードの美しい風景の中で描かれる旅の物語。
“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビリポーターの主人公(前田敦子)が、番組のクルー(加瀬亮、染谷将太、柄本時生)と取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって成長していく姿が描かれる。

本作の公開に先駆け、下記日程においてキャスト、監督による舞台挨拶が予定されている完成披露試写会の実施が決定いたしました!本作をいち早くご鑑賞いただける貴重な機会となりますので、どうぞお見逃しなく…!皆様のご応募を心よりお待ちしております。

映画『旅のおわり世界のはじまり』舞台挨拶付き完成披露試写会5組10名様ご招待!

【日時】6月3日(月) 18:00開場/18:30開演
【場所】スペースFS汐留
(東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
【登壇ゲスト】前田敦子、加瀬亮、黒沢清監督ほか(予定)
※登壇者は予告なく変更になる場合がございますのでご了承ください。
※応募締切:5月26日(日

【ご注意事項】
※本イベントは、「郵送(招待状)」もしくは「メール」にて当選をご案内いたします。
※受付時間やイベントの詳細はご当選者へのみお知らせいたします。
※登壇ゲストは予告無く変更・キャンセルとなる場合がございます。予めご了承ください。
※予告なくイベントが中止、日程や時間が変更となる場合がございます。
※悪天候、天災および公共交通機関の運行状況ほか諸事情により、やむを得ずイベントが中止となる場合がございます。
※当日はマスコミの取材が入る予定です。お客様が取材等で写り込む場合がありますので予めご了承下さい。
※録画・録音機器などのお持込は、ご遠慮ください。
※開演時間を過ぎてしまうとご入場できませんので、遅れずにお越しください。
※消防法の規定により、満員の際はご入場をお断りする場合がございます。
※会場までの交通費、宿泊費などは、当選者様ご自身のご負担となります。
※当選の途中経過や当選結果に関するお問い合わせは承ることができませんので、ご了承ください。


※プレゼントは終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
※当選の発表は、当選者のみに招待状(郵送)の発送をもって代えさせていただきます。


シルクロードの美しい風景の中で描かれる心の冒険

舞台は中央アジア、ウズベキスタン。バラエティ番組のリポーターを務める葉子は巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため、かつてシルクロードの中心地として栄えたこの地を訪れた。胸に秘めた夢は、歌うこと。その情熱を心の底に押し込めて、目の前の仕事を懸命にこなしている。収録を重ねるが、約束どおりにはいかない異国でのロケで、苛立ちを募らせるスタッフ。ある日の収録後、ひとり街に出た彼女は導かれるように、美しい装飾の施された劇場に迷い込む。そして扉の先で、夢と現実が交差する不思議な経験をする──。心の居場所を見失った主人公が、旅の果てで出会ったものとは……?

ウズベキスタンに1か月まるまる滞在し、広い国土を存分に使ってロケ撮影された本作は、観客も一緒に異郷を旅しているような、ロードムービー的な魅力に溢れた目覚めの物語。日本映画では見られない雄大なシルクロードの風景からホコリっぽい街角の雑踏、バザールの熱気までをドキュメンタルに切り取り、1コマごとに主人公の心の移ろいを映し出している。

 

世界が注目する黒沢監督の集大成にしてネクストステージ

第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞するなど、国内外で圧倒的評価と人気を誇る映画監督・黒沢清ホラー、サスペンス、SFからメロドラマまでさまざまなジャンルを自在に行き来する職人的手腕と、唯一無二の作家性をあわせもつ稀有な存在として、つねに世界の映画ファンを魅了してきた。日本が誇るその名匠が自ら脚本を書き下ろし、1か月におよぶオール海外ロケに挑んで本作を完成させた。

言葉も通じない異国に放り込まれた若い女性が、戸惑い、ときに怯えながら、自分の殻から一歩踏み出す。そして未知なる「世界」に生身を晒すことで、不確かな人生に立ち向かうための、ささやかな勇気を手にする──。

黒沢清作品特有の不穏さと緊張感をしっかりたたえつつ、従来のフィルモグラフィーとは明確に異なる構成。シンプルで誰もが共感できる普遍的な成長ストーリーが、観る者の心を強く揺さぶる。異国を舞台にした設定は、海外渡航が多い監督自身の経験や思いをストレートに反映したものだ。理解を超えた「他者」と対峙するというのは、一体どういうことか。そして、そこで一人の人間として認めてもらうには、一体何が必要なのか。

カメラを通して「世界」と向き合い、その切り取り方を模索し続けてきた映画作家・黒沢清のエッセンスが凝縮された、集大成的な作品であると同時に、これまでにないエモーションと力強さを感じさせる、監督のネクストステージを提示した一本に仕上がっている。

主人公・葉子を演じるのは、『Seventh Code』(2014)、『散歩する侵略者』(2017)に続いて三度目の黒沢組参加となる前田敦子。監督が「フレームに写っただけで独特の強さと孤独感を表現できるすごい女優。」と話すとおり、未知の環境に一人で投げ込まれた不安、緊張、閉塞感をこのうえなく繊細な表情で伝えている。

全編出ずっぱりのハードな撮影が続くなか、本作で名曲「愛の讃歌」の歌唱に挑戦した。ナボイ劇場での地元の交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2,443mの山頂でアカペラの撮影に挑み、心の底から湧き上がる主人公の感情を見事に表現。本編では現場で収録した生の歌声が使用されている。
女優としてのキャリアが、AKB時代を超えた節目のタイミングで、前田敦子は“プレッシャーが大きいほど輝く”という個性をいかんなく発揮し、役者として新境地を開いた。

また、葉子と行動を共にする番組クルーを演じているのは、加瀬亮、染谷将太、柄本時生という演技派たち。優秀だがどこか仕事に倦んだカメラマン・岩尾役には、ドラマ「贖罪」(2012)以来の黒沢清作品となる加瀬亮
テレビ映えする映像ばかりを気にして現地の人と触れあえないディレクター・吉岡役には、同じくドラマ「予兆 散歩する侵略者」(2017)に出演した染谷将太。天真爛漫なADの佐々木役には、本作が黒沢組初参加となる柄本時生。監督の意図を直感的に理解し、決して過剰にならない“引きの演技”は本物の撮影スタッフと見紛うリアルさで、劇中でも絶妙のチームワークを見せている。

さらに通訳兼コーディネーターのテムル役として、ウズベキスタンの国民的人気俳優アディズ・ラジャボフが出演。誰よりも長い日本語の台詞を、完璧に演じきっているのも見どころだ。

加瀬亮

染谷将太

柄本時生

アディズ・ラジャボフ


心の居場所を見失ったら?扉を開く鍵はここにある──

ストーリー
テレビ番組のリポーターを務める葉子は巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため、番組クルーと共に、かつてシルクロードの中心地として栄えたこの地を訪れた。夢は、歌うこと。その情熱を胸に秘め、目の前の仕事をこなしている。収録を重ねるが、約束どおりにはいかない異国でのロケで、いらだちを募らせるスタッフ。
ある日の撮影が終わり、ひとり街に出た彼女は、聞こえてきた微かな歌声に誘われ美しい装飾の施された劇場に迷い込む。そして扉の先で、夢と現実が交差する不思議な経験をする──。彼女が、旅の果てで出会ったものとは……?

作品タイトル:『旅のおわり世界のはじまり』
出演:前田敦子、加瀬 亮、染谷将太、柄本時生、アディズ・ラジャボフ
監督・脚本:黒沢 清
配給:東京テアトル

公式サイト:https://tabisekamovie.com/
コピーライト:(c)2019「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO

6月14日(金)全国ロードショー

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