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映画『天間荘の三姉妹』打ち合わせ無しの食事シーンでまさかの出来事?!役者のすごさが垣間見れる本編映像が解禁

のん、門脇麦、大島優子が三姉妹を演じる映画『天間荘の三姉妹』(10月28日(金)公開)より、本編映像が解禁された。

現在ハリウッドを拠点に活躍する、『あずみ』『ルパン三世』、そしてジャン・レノ主演『ドアマン』の北村龍平監督が、髙橋ツトムの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品「天間荘の三姉妹」を映画化。いのち、ひとの生と死、家族や近しい人たちとのつながりなど、誰にとっても他人事ではないテーマを、観る者の心に問いかけながら見つめていく本作。

交通事故に遭い、臨死状態に陥ったたまえ(のん)は、謎の女性・イズコ(柴咲コウ)によって、異母姉ののぞみ(大島優子)・かなえ(門脇麦)が待つ天間荘へ導かれる。天間荘の宿泊客や三ツ瀬の住人との出会いと別れを通して、“地上に戻る”か“天へ旅立つか”という選択肢に戸惑いながら、自分の魂の行方を模索していく。

解禁された本編映像は、派手な親子喧嘩の翌日、天間家の食卓に用意されたオムレツ。共に暮らしてきた母・恵子(寺島しのぶ)、長女・のぞみ、次女・かなえ、そしてこの不思議な街で初めて出会った異母妹の三女・たまえ。食べ方にまで表現された見事な役づくりがわかる食卓シーン。

ちょっと寝坊したたまえが駆け込んできた天間家のある日の朝食に並んだのは、かぼちゃの煮物、ご飯にお味噌汁、漬物、そしてオムレツ。早速オムレツを口にしたたまえの第一声は「のぞみさん、このオムレツサイコーです!」。てっきりいつも通りのぞみが作ったと思いこんだたまえだったが、腕を振るったのは天間荘の大女将である恵子。前の晩に派手な親子喧嘩をしてしまい、そのお詫びの印に恵子が作ったオムレツだった。それぞれが「ごめんなさい」と謝罪の言葉を交わし少し和やかな空気が生まれ一件落着。

穏やかな家族の時間が流れるこのシーンで、驚くべき奇跡が。異母姉妹であるたまえはオムレツを真ん中から食べ始めるが、母・恵子、長女・のぞみ、次女・かなえの3人は左から食べ始める。これは事前に打ち合わせたことではなく、自然な演技でもたらされた奇跡的な一致であり、現場で気づいたキャスト&スタッフ全員が驚いたそう。そんな女優陣の繊細な役作りのすごさが垣間見れるシーンとなっている。

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