【レポート】『ハチとパルマの物語』やついいちろう&ピロシキ―ズが動画で登場!ペット同伴ドライブインシアター試写会

ハチとパルマの物語

2年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で飼い主を待ち続け、今も多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”を映画化した『ハチとパルマの物語』が5月28日(金)より日本公開となる。

5月16日(日)、イオンモールむさし村山にて、ペット同伴可能のドライブ・イン・シアター試写会が開催され、愛犬家として知られる芸人・やついいちろう(エレキコミック)によるトーク動画が本編前に上映された

トークの司会はロシア人YouTuberコンビとして活動するピロシキーズの中庭アレクサンドラと小原ブラスが担当。ピロシキーズに紹介され、やついが愛犬のパグの“こぶし”くんと共に登場

まず、やついが今年10歳になるというこぶしくんを紹介。ずっと犬が飼いたくて、頭の中で“エアー犬”を飼っていたというやついだが「ペットショップに行った時に、想像していた犬がいたんです」とこぶしくんとの運命の出会いを振り返る。やついは、こぶしくんと出かけるために免許を取り、車を買ったとのことで、こぶしくんと暮らし始めたことで文字通り「人生が変わった」とも。

映画について「待ってたね。パルマが飼い主を待ってるなぁと思いました」とそのままのコメントで笑いを誘う。さらに「ムカつくのは(パルマを空港に置き去りにした)飼い主です。解せない。何か方法はあるだろうと思う。ただ、(映画の舞台の)70年代のロシアはそういう感じだったのかもしれない。一途だからね、犬は。それがグッと来る」と愛犬家の目線で熱く語っていた。

ロシア人のピロシキーズは、ロシアが日本から“一番近いヨーロッパ”と言われていることに触れ「ビジネスにつなげたい」という野望を口にしていたが、それを受け、やついも「ひと口噛みたい!俺もロシアの血が流れているかもしれない。人類学者みたいな人に、おれはロシアの貴族顔。骨格がそうだと言われた。そんな顔の人、肖像画とかいない?」とノリノリで語っていた。

最後にやついが、この日のペット同伴のドライブ・イン・シアターの企画について「犬と一緒にいるのは、幸せ。どこにでも一緒に行きたいけど行けなくて、日本は置いて行かなければならないことが多い。ヨーロッパは、地下鉄にも乗れる。そうなってほしいです。ペット同伴ドライブ・イン・シアターは、大好きな犬と一緒に行けるいい試みだと思います」と語り、改めて映画について「犬好きは泣いちゃう。ぜひ、一途な犬の顔を見て下さい」と呼びかけていた。

ハチとパルマの物語

尚、本作はロシアのサンクトペテルブルクで開催された第29回ビバロシア映画祭のコンペティション部門に出品されていたが、審査員の満場一致で作品賞にあたるグランプリを受賞するという快挙を成し遂げた

アレクサンドル・ドモガロフJr.監督は、着物をまとったプロデューサーのクリスチーナと共に登壇し、トロフィーを手に審査員、映画祭の観客、そして映画を共に製作したスタッフ、犬たちへの感謝を口にし「僕ら若い映画制作者にとって、今後の励みになる賞であり、大変光栄です。新型コロナの影響で、ネットで映画を観る人が増えていますが、映画はやはり、みんなで劇場で見て感動を共有してほしいと思います。会場に来られなかった日本のスタッフと秋田犬にも感謝します」と受賞の喜びを語った。

ハチとパルマの物語
グランプリ受賞


今も愛され続ける、もうひとつのハチ物語。

検疫検査を通過できず仕方なく空港に置き去りにされる忠犬パルマ。いつの日か飼い主が迎えに来ることを信じて、今日もパルマは滑走路の傍らでじっと待ち続ける…。

2年もの間、実際にモスクワのヴヌーコヴォ国際空港で待ち続け、今も多くの人に語り継がれる感動の実話“パルマの物語”。パルマを見守り、その孤独を分かち合う少年コーリャとの触れ合い。意外なきっかけで結ばれるハチ、そして大館の秋田犬(あきたいぬ)たちとの絆が描かれる本作は、ロシアと秋田が生んだ奇跡の感動作だ。

ハチとパルマの物語

主役のコーリャ少年には、映画初主演となるレオニド・バーソフ。そして、ロシアを代表する名優アレクサンドル・ドモガロフ、『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のヴィクトル・ドブロヌラヴォフをはじめとする熟練のキャストが脇を固める。

さらに日本からは渡辺裕之藤田朋子壇蜜阿部純子らが出演。また、フィギュアスケーターのアリーナ・ザギトワが本人役で登場する。

主題歌は、本作にも出演する堂珍嘉邦(CHEMISTRY)がソロ・アーティストとして手掛けた「愛の待ちぼうけ」。監督は俳優としても活躍し、本作で初めて親子での参加を果たしたアレクサンドル・ドモガロフJr.

ストーリー
旧ソ連時代の1970年代、飼い主とともにプラハに行く予定だったジャーマンシェパードのパルマは、飛行機搭乗のための書類不備で乗機を拒否されてしまう。仕方なくモスクワの空港に置き去りにされたパルマは、毎日滑走路で飛行機を見上げては、2年間も飼い主の帰りを待ち続けた。時を同じくして、9歳のコーリャ少年が空港に現れる。彼は母親を亡くし、パイロットである父親に引き取られるが、母を失った悲しみと、良い思い出のない父親との生活ですっかり心を閉ざしてしまう。孤独なもの同士、友情を深めていくパルマとコーリャ。
ある日、日本人に連れられた秋田犬を見つめるパルマの眼に、この上ない寂しさが宿っていることに気づいたコーリャは、パルマを飼い主のもとへと戻すため、ある行動を起こす――。

作品タイトル:『ハチとパルマの物語』
出演:渡辺裕之 藤田朋子 アナスタシア 壇蜜 高松潤 山本修夢 早咲 アレクサンドル・ドモガロフ レオニド・バーソフ ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ 阿部純子(友情出演) 堂珍嘉邦(友情出演) アリーナ・ザギトワ(友情出演)
監督:アレクサンドル・ドモガロフJr.
脚本:アレクサンドル・ドモガロフJr./村上かのん
プロデューサー:益田祐美子
主題歌:「愛の待ちぼうけ」堂珍嘉邦(AGレーベル)
撮影協力:秋田県/大館市/一般社団法人秋田犬ツーリズム/大館能代空港/秋田犬保存会
制作:平成プロジェクト
配給:東京テアトル/平成プロジェクト

公式サイト:https://akita-movie.com/
公式Twitter:@akita_palma
公式Instagram:@hachi.palma
公式Facebook:@palma.movie
コピーライト:(C)2021 パルマと秋田犬製作委員会

5月28日(金)より全国ロードショー

 

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