ウィル・スミス主演最新作『ドリームプラン』（2月23日(水・祝)公開）の公開直前イベントが開催され、藤岡弘、ファミリーが登壇した。

ウィル・スミスがプロデューサーとして映画化を熱望したのは、世界最強のテニスプレーヤー姉妹、ビーナス＆セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの驚きの実話。テニス未経験のリチャードが、2人の娘が生まれる前から独学で作った唯一無二の「計画書＝ドリームプラン」と、その計画を信じ続けた父、娘、家族の絆、2人の世界チャンピオン誕生の知られざる秘密を描いた感動作だ。

アカデミー賞(R)主要6部門ノミネートで注目度が高まる中、藤岡弘、は家族全員で『ドリームプラン』を鑑賞し、「何があっても揺るがず、不撓不屈の精神で子供達を励まし突き進む命懸けの父親像、家族で支える強い絆の深さ・・・正に栄光への脱出。今の時代にこそ見るべき家族愛がここにある。実話に優る感動はない。合掌、」と絶賛コメントを寄せていた。

『ドリームプラン』公開直前イベント

【日程】2月17日(木)　11：00～11：35
【場所】スペースFS汐留
【登壇者(敬称略)】藤岡弘、／天翔愛／藤岡真威人／天翔天音／藤岡舞衣　MC：奥浜レイラ

イベントには、父・藤岡弘、長女・天翔愛、長男・藤岡真威人、次女・天翔天音、三女・藤岡舞衣が勢ぞろい。鑑賞後は家族会議のように感想を語り合ったという。

長女の愛は「この映画が実話にもとづいていることが衝撃でした。なかでも「恐れず集中しろ」というリチャードの言葉が印象的でした。オーディションなどでマイナスな状況を考えがちな今の私に一番必要な言葉で心にすっと入ってきて、映画を観てからずっと助けになっています」と父リチャードの名言が心に残ったという。

長男、真威人は「父が確たる信念をもって娘を育て上げてテニスで世界を取るという話ですが、見終わった後に家族全員一致で「うちに似てる」という会話をしました。僕たちもファミリーとして芸能界に入り、父から教えられたことや学んだことがたくさんあるので、リチャードが娘たちを信じる姿とその父を純粋に信じて一丸となってついていく過程が響くものがありました」と藤岡家との共通点を語る。

次女の天音も「勇気とパワーをもらえるような映画だと思いました。家族愛や「自分の娘ならできる」と信念を持っているところとか、父に似ているなという部分もたくさんありました」と実父とリチャードの姿が重なった。

藤岡は、「子を思うリチャードの気持ちに共感ばかりでした。危険から子どもを守るのは親の務めというあたりまえのことですが、その信念が胸に迫ってきました。親としてもぜひ皆さん見てもらいたいなと思いました」と、娘たちを最優先するリチャードの姿に強く共感し、「お前たちの可能性は無限だと、どんな状況でも否定的なことは言わず、子供を信じ切ってポジティブに励ましていくリチャードの姿には感じるところがありました。父の信念のもとに団結して向かっていく家族の絆の深さ。とにかく子供を信じて夢を達成しようという思いが響く」と、子どもたちの可能性を信じ、強い絆で結ばれて夢に向かう姿に大きな感銘を受けたと語った。

「今も心に残っている父からの大切な教えは？」との質問を受けた子どもたちは、「よく父が言う“為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり”と言葉があるんですけれども、強い意志を持って行動を起こせば何事も叶うんだよと常に言っていて、いつも私の心に常にあります」(愛)、「いつなん時も謙虚さと感謝を忘れるなということですね。他人への礼儀は絶対に怠ってはいけないことだなと思うんですが、口で言うのではなくそういう姿勢で他人に接している父の姿を見てきたからこそ自然と学んでいきました」(真威人)、「苦手なことや嫌だなと思うことがあっても自分で“できない”と決めつけないで信じて挑戦してみなさいと教えられていて、自分の可能性を縮めることにも繋がってしまうからどんな状況でも楽しみながら全力で挑んでみなさいというのは言われていました」(天音)、「何事にも努力しなさい、全力を尽くしなさい、そのときは実らなくてもいつか力になるからと言われていて、普段からちょっとしたことでも丁寧に全力で取り組むよう心掛けています」(舞衣)と、それぞれが大切にしている父、藤岡からの教えを披露した。

イベントの結びには、2月14日が誕生日のリチャードと、2月19日生まれの藤岡にちなんで、子どもたちからバースデー・サプライズのプレゼントが用意された。父へのお祝いと感謝の気持ちを込めた4人の手紙を、三女の舞衣が代表して読み上げると、場内は感動に包まれた。心温まる手紙に耳を傾けていた藤岡は、「子供たちがいなかったらこんなに頑張れなかったと思います。子供たちが安心できるまではどんなことも乗り越えて生き抜かなければという力をもらったんですね。そこでリチャードとものすごく共鳴する思いがありました。世の親たちにこの映画を観て欲しいですね。親としての役割、責任、使命とは何だろうということを改めて教えてくれる。こういう良い映画がどんどん増えてほしいね」と自身とリチャードの家族愛を重ね、親世代に特に響く作品だと語った。

最後に、「今の時代にこそ観るべき家族愛の姿があります。それぞれ大変な状況の時代ですけど、前向きになれる勇気を頂ける、新しい目標のきっかけを与えてくれるようなこの映画を家族で観ていただきたいと思いますね。それぞれに、心に響くフレーズが出てくると思います。百聞は一見に如かず。ぜひ皆さんでご覧になってください」とイベントを締めくくった。

世界最強の姉妹を育てた破天荒な父親の＜驚きの実話＞
テニス未経験の父親の常識破りのドリームプランとは！？

イントロダクション
ウィル・スミスがプロデューサーとして映画化を熱望したのは、世界最強のテニスプレーヤー姉妹、ビーナス＆セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの驚きの実話。テニス未経験のリチャードが、2人の娘が生まれる前から独学で作った唯一無二の「計画書＝ドリームプラン」と、その計画を信じ続けた父、娘、家族の絆、2人の世界チャンピオン誕生の知られざる秘密を描いた感動作だ。

2月8日に発表された第94回アカデミー賞(R)では作品賞、主演男優賞（ウィル・スミス）、助演女優賞（アーンジャニュー・エリス）、楽曲賞、脚色賞、編集賞の主要6部門に堂々ノミネート。ゴールデングローブ賞ではウィル・スミスが【主演男優賞】（ドラマ部門）を獲得しており、さらなる注目が集まっている。

ストーリー
2人の娘を世界最強のテニスプレイヤーに育てる夢を持つ破天荒な父親リチャード。テニス未経験の彼は、姉妹が生まれる前から常識破りの「計画＝ドリームプラン」独学で作成していた。その無謀なプランと娘の可能性を信じ続けた父は、どうやって2人の世界チャンピオンを誕生させたのか？

作品タイトル：『ドリームプラン』
出演：ウィル・スミス、アーンジャニュー・エリス、サナイヤ・シドニー、デミ・シングルトン、トニー・ゴールドウィン、ジョン・バーンサル
製作：ウィル・スミス、ティモシー・ホワイト、トレバー・ホワイト、セリーナ・ウィリアムズ、ビーナス・ウィリアムズ
監督：レイナルド・マーカス・グリーン
脚本：ザック・ベイリン
撮影：ロバート・エルスウィット（『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』）
エンディング・テーマ：ビヨンセ「Be Alive」
字幕：松浦美奈
字幕監修：伊達公子
映倫区分：G
配給：ワーナー・ブラザース映画

2月23日（水・祝）より全国ロードショー