【レポート】映画『かぞくわり』完成披露試写に陽月華、佃井皆美、 木下彩音と塩崎監督が登壇、撮影現場を振り返る

かぞくわり

奈良を舞台にした家族と歴史ファンタジーの融合作、映画『かぞくわり』は1月19日(土)より有楽町スバル座・TOHO シネマズ橿原ほか全国順次公開となる。この度本作の完成披露試写が行われ、主演を務めた陽月華、佃井皆美、木下彩音と塩崎監督が登壇し、美人女優揃いの華やかな空気で舞台挨拶を彩った。

日本で最も古い歴史を持つ奈良に住む、平凡なある家族を通して「今本当に守るべきもの、残すべきもの」を提示する注目映画である本作。主演は元宝塚歌劇団宙組のトップ娘役を務め、『駆込み女と駆出し男』、『チア☆ダン』等話題作に出演している陽月華。今回は満を持して映画初主演となる。さらに『アウトレイジ』シリーズ、『サバイバルファミリー』の小日向文世、『花戦さ』、『聖の青春』の竹下景子の名優達が夫婦役で出演。監督は、奈良県で地元に根ざした映画製作を精力的に行なっており、前作『茜色の約束』で関西の動員2万人以上というヒットをとばした新鋭・塩崎祥平。今作が6年ぶりの新作映画となる。

上映前の舞台挨拶では、主演の陽月華、佃井皆美、木下彩音の女優3名と塩崎祥平監督が登壇。映画初主演を本作で飾った陽月は、「東京で家族のメンバーで演技について会議をしたんです。みんなである脚本をもっと練り上げていく中で、小日向さんが役柄さながら父親のように私たちを引っ張っていってくれました」と小日向文世が現場での大黒柱であったと語った。
主人公と対立する妹役を熱演した佃井は、「撮影現場は、家の中が多かったんです。だから二人(陽月・木下)ともお話できる時間が多く仲良くなり、撮休日にみんなで奈良の観光に行きました」と現場の和気藹々とした雰囲気を語り、思い出話に花を咲かせた。
TX系「ウルトラマンルーブ」にレギュラー出演を果たし話題沸騰中の木下は、「自分と性格が全然違うところばかりで不安でしたが、陽月さんと佃井さんのお芝居を間近で見られてとても助けていただきました。」と初々しく語った。
そして自身の監督作が初の全国公開となる塩崎監督は、「奈良の空気と時間は特別なものなんです。この映画で人間のルーツを辿っていくには、奈良という場所がぴったりでした」と本作を笑顔でアピール。大きな拍手に包まれ、華やかな雰囲気の舞台挨拶となった。

ストーリー
堂下香奈、38歳。画家になる夢を挫折し、両親の元で無気力な生活を送っていた。ある日、妹の暁美と娘の樹月が家に住み着き、香奈を軽蔑したことで堂下家の生活が一変する。家に居づらくなった香奈は神秘的な男性と出会い、ふたたび絵を描くようになった。絵に没頭するようになり、香奈が内に秘めていた魂が解き放たれる時、家族、そして奈良の街に危機が降り掛かる―――。

作品タイトル:『かぞくわり』
出演:陽月 華 石井 由多加 佃井 皆美 木下 彩音 松村 武 今出 舞 星能 豊 小日向 えり 関口 まなと 高見 こころ 雷門 福三 国木田 かっぱ
竹下 景子 小日向 文世
監督・脚本:塩崎祥平
音楽:Slavek Kowalewski
主題歌:花*花「額縁」(Ten Point Label)
撮影:早野嘉伸
照明:杉山文朗
美術:橋本泰至
録音:出口藍子
サウンドデザイン:石井ますみ
編集:目見田健
VFX:東海林毅
音響効果:中村佳央
助監督:高田眞幸
ヘアメイク:笨田ゆかり 近藤美香(竹下景子)
衣装:斎藤安津菜
音楽協力:大倉源次郎
スチール:かしわだにたかし
プロデューサー:弓手研平
キャスティングプロデューサー:近藤芳憲
ラインプロデューサー:馬場麻紀
LLP プロデューサー:田中敏彦 佐藤聞雄
特別協賛:株式会社みぞえ画廊
協賛:セントラル画材株式会社 ホルベイン株式会社
企画製作:かぞくわり LLP
宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
制作:PKP
【2018年/日本/アメリカンビスタ/5.1ch/129分】
配給:日本出版販売

公式サイト:http://kazokuwari-llp.com
コピーライト:(c)2018 かぞくわり LLP

1月19日(土)より有楽町スバル座・TOHO シネマズ橿原他全国順次ロードショー

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