【レポート】映画『耳を腐らせるほどの愛』完成披露舞台挨拶に原案・脚本のNON STYLE石田明、主演・井上裕介らが登壇!

耳を腐らせるほどの愛

映画『耳を腐らせるほどの愛』が、6月14日(金)、シネ・リーブル池袋ほかにて全国公開となる。本作は、NON STYLEの石田明が原案・脚本を手がけ、井上裕介が主演を務める。無人島のリゾートホテルでサークルの合宿に来ていた鈴木鈴吉(井上)の死体が発見され、偶然居合わせた探偵・真壁(八嶋智人)は事件を解決するべく、宿泊客に事情聴取をしていくが……というストーリーだ。

去る5月28日(火)、シネ・リーブル池袋にて本作の舞台挨拶が開催され、石田・井上をはじめ、森川葵、山谷花純、信江勇、とろサーモン・村田秀亮、菅原永二、豊島圭介監督が登壇した。

井上の死体役はお客様のため!?

本作では、死体役に挑戦した井上。「このお仕事いただいた時に、監督や石田から“寝ていればお金が入るシステムが生まれた”と言われまして」と回顧。石田は、井上を死体役に抜擢したことについて「お客様へのセキュリティーシステム」だと言い、あまりスクリーンに出しすぎると、胃もたれを起こす可能性があるとコメント。しかし「すみません。最小限にしたつもりなんですけど、存分に詰まっております」と謝罪して笑いを起こした。
一方、村田はホテルのオーナー役として出演。撮影は昨年の3月頃で「ちょうど『M-1』優勝した頃で忙しくてバタバタの時期だった」と述懐。キャストのほとんどがロケ地に泊まっていたそうですが、村田は毎回東京へ帰っていたと言い「いろいろありまして、今はずいぶん時間もできました。元気にやっていますので、よろしくお願いします!」と挨拶。井上らから「村田さんは大丈夫ですから!」とフォローされた。

石田がやりたかった「メッセージ性のない映画」

ひと足早く本作を観たという石田。出来上がりについては「僕のやりたいことが詰まっている」とニヤニヤ。お客さんに向かって「何も考えなくていいですよ?自分が悩んでいることとか、世の中に起きている嫌なこととかを忘れるくらいの気の抜けた作品になっています」とアピールした。
井上の演技については、もともと期待していなかったようだが「今回の演技を観て“井上をハリウッドに持っていかなアカン”と思って、新しく(脚本を)書き始めています」と新作を執筆中(!?)であることを明かした。
最後に石田は「(映画を観終えた)2時間後、皆さんの舌打ちする姿が丸見えです。でもその舌打ちを含めて楽しんでほしいと思います」とコメント。井上は「できることならこの映画がヒットして、たくさんの人が笑顔になってくれたら」と願望を吐露した。

作品タイトル:『耳を腐らせるほどの愛』
出演:NON STYLE・井上裕介、八嶋智人、森川葵、山谷花純、信江勇、とろサーモン・村田秀亮、菅原永二ほか
監督:豊島圭介
脚本:NON STYLE・石田明
製作:『耳を腐らせるほどの愛』製作委員会
制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー 読売テレビ
制作プロダクション:泉放送制作
2018年/日本映画/上映時間90分/ヴィスタサイズ/DCP
配給:KATSU-do

公式サイト:http://mimiwokusaraseruhodonoai.official-movie.com/
コピーライト:(c)「耳を腐らせるほどの愛」製作委員会

6月14日(金)、シネ・リーブル池袋ほかにて全国ロードショー

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