【レポート】Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』キャスト&監督登壇の配信記念特別試写会イベント開催！

Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の配信記念特別試写会イベントが実施され、主演を務める橋本環奈をはじめ、共演の新木優子、岩田剛典、そして福田雄一監督が登壇した。

『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』配信記念特別試写会イベント概要

日時：9月14日(木)18:00スタート
場所：リーガロイヤルホテル東京 3Fロイヤルホール
登壇者（敬称略）：橋本環奈、新木優子、岩田剛典、福田雄一監督

豪華なシャンデリアとレッドカーペットが敷かれた会場内に、赤ずきんの衣装をイメージした真っ赤なドレスを着て登場した橋本環奈。大きな笑顔を見せて、客席の間に敷かれたレッドカーペットを通る姿に場内からは大歓声があがった。続いて、シンデレラをイメージした鮮やかなブルーのドレスを着こなす新木優子、王子様役として本編でも完璧な振る舞いを披露した岩田剛典が登場し、場内は大興奮。最後に、Netflixと初タッグでこれまでにないグリム童話を描き出した福田雄一監督が大きな歓声の中レッドカーペットを歩き、豪華キャスト・監督が一同に集結した。

橋本が「今日はお集まりいただきありがとうございました」とステージ上で話し始めた途端、福田監督が「良かったね、キャーっていう声があって(笑)」と登場時の客席からの歓声のすごさにツッコミが。「いや、良かったです。私でもキャーって言われて(笑)。でも、監督も言われてましたよね。”福田雄一監督”ってカード持った方もいますよ」と場内の福田監督ファンの存在を紹介。すると福田監督は「俺でも言われてよかったよ～」と安堵した笑顔をみせるが、“いつも”の空気感で大盛りあがりする二人の様子に周囲からは大きな笑いが。登場した瞬間からさっそくの福田節が炸裂したこのやりとりに橋本は「最初の挨拶、普通はこんなにしゃべんないの！この後だから！！よろしくお願いします」と半ば強引に挨拶を締め、場内も他のキャストも大爆笑。

続く新木も、笑い収まらずという様子で「とにかく楽しい時間を過ごしてください！」とコメントし、岩田も福田節にアテられたのか「短い時間かもしれませんけど…」と言い始めた瞬間、盛大に言葉を噛む珍事件が。すかさず福田監督から「がっつり噛んだね」と突っ込まれ、苦笑い。その後、素早く体制を整えて「よろしくお願いします」と劇中の王子様さながら爽やかな笑顔を見せていた。

冒頭から、コメディ色全開の舞台挨拶となった中、本作で初めての福田組主演を務めた橋本が現場を振り返り「楽しかったです！笑いを堪えるのが日常で。主演だから真面目に、とも思っていたけど、福田監督作品あるある、と言っていいのか…1シーンだけとかの出演者がものすごい飛ばすから…」と撮影エピソードを披露。福田監督も「真矢さんとかすごかったよね！夏菜さんと一緒にグルになって」と豪華出演者たちのぶっ飛んだ演技を称賛。

今回が福田組初参加となった新木は「念願の初参加です！すごく楽しそうに、みんながイキイキしていて。こんなに楽しみな現場は幸せだなと思っていました」と初めての福田監督の現場を楽しんだ様子。福田監督作品2度目の出演となった岩田は「二回目の福田組の怖さ、という噂をよく聞いていたんですが、今回は王子様役で笑いを取りに行く感じではなくて。これでいいのかな？という不安はありました。変なスイッチ入るというか(笑)」と逆に、謎のプレッシャーに耐えていたとか。

さらに、グリム童話をかつてない世界観で描き出した豪華な映像や衣装も話題になっていることについても質問されると、橋本は「なんだこの規模は！！ってびっくりしました。ドレスも綺麗で舞踏会もめちゃくちゃ豪華。目が贅沢になります」と触れ、贅沢でゴージャスな世界感での撮影についても熱く語っていた。

様々な撮影時の思い出を明かすキャスト陣に対し福田監督は「演出とかしないんで…」と現場のリアルをポロリ。すると橋本から「ダメですよ、そういうこと言っちゃ！」と鋭い突っ込みが入るも「でも確かに普通の会話の中で作っていく感じですよね」と福田組常連ならではの撮影裏話を明かしていた。そんな会話を聞いていた新木は「橋本さんの表情にはすごいこだわってましたよね、目の開き具合とか。裏では“目がかわいちゃうよ”とかも心配されていました」と福田監督の優しい一面を暴露。そんな新木が演じたシンデレラについて福田監督は「絶世の美女でないといけない役。それができちゃうからすごいよ！！」と絶賛。さらに、岩田演じた王子様についても「かっこいいガンちゃんを頭から貫くのが使命だったから」と岩田演じる王子様に絶大な自信をのぞかせ、岩田への大きな信頼を寄せていた。

さらに、本作で岩田演じる王子様の父であり、王様役として出演する佐藤二朗からサプライズメッセージが到着。「はっはっは！！！！橋本環奈です」と、“自称そっくり”だと言う橋本のモノマネが披露されると、舞台上の橋本は「毎回それ！全然似てないから！！」と全否定。福田監督も「いらないよ、余計、余計」と佐藤のボケに総ツッコミが入る自体に。場内からも大きな笑いが。構わず流れ続ける佐藤の動画コメントには「岩田くんと会うのが楽しみで現場に行ってた」「新木さん、結婚してください」とまさかの公開プロポーズも含まれており、本題になかなかたどり着かない佐藤ならではの笑いが満載。自身についてコメントされる度に、大きな笑顔で笑いを見せるキャスト・監督らの表情につられ、場内に集まった来場者からも笑いが耐えない“さすが”の映像が披露された。

映像内では、赤ずきんが殺人事件を華麗に推理していくミステリーになぞらえて、ある謎掛けが出題。来場者全員も、この謎掛けの答えが必要となるクロスワードクイズに参加しており、キャスト・監督らとあわせて佐藤からの謎掛けに挑戦。その後も、橋本から別の謎掛けが出題されたりと、ミステリーという重要なテーマにちなんだイベントが盛り上がりをみせていた。

最後に、橋本から「先が読めないストーリーになっているので、観ている人も一緒に楽しんで謎解きしてほしいです。観ているだけで華やかな気分になれて、老若男女が楽しめる作品になっています」と作品をアピール。
新木は「ミステリーとしても楽しめるし、映像がとにかく豪華で観るだけでも満たされると思います。何度みても、誰とみても楽しめるので大好きな人と一緒に楽しんで」とコメントし、岩田も「子供から大人まで楽しめる、テーマパークのような作品です。最後にはスカッとできる作品ですし、世界配信ということで、海外にも届くことを願っています」と世界に向けたメッセージを。
福田監督は「結構こだわって作ったので、こんなに来てくれて嬉しいです。作品史上一番まともな作品なので、ちゃんとしている部分をみてください」と作品に懸ける想いを明かし、盛大な盛り上がりを見せたイベントは幕を閉じた。

ストーリー
赤いずきんを被った少女・赤ずきん（橋本環奈）は、旅の途中、灰だらけの少女・シンデレラ（新木優子）と出会う。魔法使いに素敵なドレス姿に変えてもらい、舞踏会へ向かったふたりだったが、カボチャの馬車で男をひき殺してしまう。バレるまいとさっさと死体を隠し、ふたりはお城の舞踏会へ。シンデレラと王子様（岩田剛典）が恋に落ちたのも束の間、死体が見つかり舞踏会は中断。絶体絶命のふたりの前に次々と現れるクセだらけの人たちの中に、真犯人の影が…。赤ずきんは、持ち前の洞察力と図々しさで事件に立ち向かう?!
「美しさこそがすべて」の国で起こった悲劇の真相とは…?

作品タイトル：Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』
出演：橋本環奈
新木優子　岩田剛典　夏菜　若月佑美　／桐谷美玲
ムロツヨシ
加治将樹　長谷川朝晴　犬飼貴丈
山本美月　キムラ緑子　真矢ミキ
佐藤二朗
監督：福田雄一
原作：青柳碧人「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」（双葉社刊）
主題歌：SEKAI NO OWARI「タイムマシン」（ユニバーサルミュージック）
エグゼクティブ・プロデューサー：佐藤善宏（Netflix）
企画統括：佐々木基
プロデューサー：松橋真三（クレデウス）　鈴木大造（クレデウス）
制作プロダクション：クレデウス
制作著作：テレビ朝日
企画・製作：Netflix

Netflix作品ページ：https://www.netflix.com/赤ずきん、旅の途中で死体と出会う
原作公式サイト：https://www.futabasha.co.jp/introduction/aoyagi/

9月14日（木）よりNetflixにて世界独占配信