【レポート】『ラーヤと龍の王国』吉川愛、高乃麗ら豪華声優陣が初集結!“仲間を信じる大切さを教えてくれる作品”

ディズニー映画最新作『ラーヤと龍の王国』(公開中)の大ヒットを記念して、主人公ラーヤ役の日本版声優を務めた、女優の吉川愛、“最後の龍”シスー役の高乃麗、ラーヤの父・ベンジャ役の森川智之、ブーン役の斎藤汰鷹の日本版声優が初集結し、大ヒット記念舞台挨拶が開催された。

本作は、幼い頃のトラウマから自分だけを信じて生きてきた“ひとりぼっち”の救世主ラーヤが、“最後の龍”シスーや仲間たちとの出会うことで“信じあう心”を取り戻し、バラバラになってしまった世界を取り戻そうとする物語。

公開を迎え、「今のこの時代にとても心に染みる物語」「ラーヤの強さに引き込まれて、感動が止まらなかった」「泣きながら観た」とSNS上でコメントが上がっている本作だが、周りの反響を聞かれた吉川は「友達が観てくれていて、エンドロールが長くて助かったと言ってました(笑)一緒にいた人に泣き顔みられるのが恥ずかしいほど、泣いて感動してくれたみたいです。」と、改めて主人公ラーヤの日本版声優を担当した喜びと、身近な存在である友人も作品を楽しんでくれた喜びを満面の笑みでコメント。

ラーヤと龍の王国

“ひとりぼっち”の救世主として孤独を抱えながらも、芯が強くパワフルに戦うラーヤが魅力的だが、その他にも王国を救う鍵となる伝説の”最後の龍“シスーや相棒のトゥクトゥク、ラーヤを愛してやまない父のベンジャ、旅路の途中で出会うキッズ実業家のブーンなど、個性豊かなキャラクターも見どころ。

『ズートピア』(2016)のニック・ワイルドや「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービの日本版声優を務め、いまやディズニー作品にはかかせない存在の森川は「ベンジャはハートの国の長でして、龍の石の守護者ということで、一族やラーヤと共にずっと石を守ってきたんです。彼自身はバラバラになった王国を、再び平和な王国へ復興させるために「みんなが共存しあって集まろうよ」という想いをずっと持ち続けています。ラーヤに剣術も教えていて、剣の達人でもあるんです。」とラーヤの父ベンジャのキャラクター、そして”ひとりぼっち“でクマンドラを救うために戦うラーヤにとって父の存在がどれだけ大事なのかを力説。さらに「素晴らしい方で、僕みたいです(笑)本当にいいお父さんなんですよ。」と付け加えると、キャスト一同が笑いに包まれた。

ラーヤと龍の王国

さらに、11歳にしてディズニー・アニメーションの日本版声優として抜擢された斎藤は「ブーンは過去に悲しいことがあったけど、それでも元気で優しくておしゃべりで、商売上手。少し僕に似たところもあるキャラクターです。」と、見た目は少年だが中身は大人のようなブーンは自分にも似ているとアピール。

ラーヤと龍の王国

伝説の”最後の龍“シスー役を演じる高乃は「シスーは面白い。そして純粋、正直で、すごいポジティブなんですよね。前向きなのは自分をあまり大きくみせない、頑張っちゃわないので、大らかで自然体で、みんな何もかも信じちゃうというのは何も知らないからっていうこともあるんですけど、シスーは信じちゃいます。そして大抵おなかがすいてます(笑)」と、そのユーモア溢れるキャラクターを楽しそうに熱弁。
さらに、自分だけしか信じることのできないラーヤと他人を信じすぎてしまうシスーに対しては「信じるっていうのは、凄い怖いことだと思うし、せっかく手を繋いでも握り返してくれるとは限らないじゃないですか。手を払われるかもしれないし…そう考えると信じることはすごい勇気がいることで、いま信じないほうがいい、とか信じちゃいけないという風潮がある中でラーヤの成長をみると信じることが大きな力に繋がるんだな、としみじみと感じました。考え方や価値観が違う人たちがもしも一つに繋がることができたらすごく大きな力になるんだなっていう風に思いましたね。」と、現代だからこそ共感できる、本作のテーマである「人を信じる」の大切さや、ラーヤの成長から学ぶことは大きいと語る。

ラーヤと龍の王国

続いて吉川は「私自身初めてお会いする方に慎重になりすぎてしまうというか、本当にこう言ってくれたのかなとか、それこそ自分から信じることができてないなと思って、ラーヤに共感する部分が結構あったりしました。ラーヤが旅を続けていくにつれて、シスーたちに出会って心に染みる様々なセリフを言ってくれるんですけど、それは私の心にも響くセリフで「私も頑張ろう」と思える作品で、「ラーヤ分かるよ、頑張れ!」と思いながら演じていました。」と、ラーヤがシスーと出会い、彼女から贈られる様々なセリフは吉川自身の心にも突き刺さる言葉もあったと語り、シスーとの出会いを介してラーヤが”信じあう心“の大切さに気付いていく姿は、現代だからこそ私たちにも強く訴えかけるメッセージがあるとアピールした。

ラーヤと龍の王国

最後には、仲間たちとの出会いによって、“信じあう心”の大切さを教えてくれる本作にちなんで、“人を繋ぐ”と古来より縁起物として重宝されてきた一筆龍のパフォーマンスが披露された。舞台上に置かれた巨大な台紙に一筆龍絵師の手島啓輔さんがたった一筆で豪快に描いたのは、本作に登場する伝説の”最後の龍“シスーをイメージした、青く光る綺麗な龍だ。圧巻のパフォーマンスに会場は拍手喝采。そしてラーヤと仲間たちが力を合わせるように、キャスト達も”心を一つ“にし、一人一人最後の筆を入れて一筆龍が完成した。

ラーヤと龍の王国
ラーヤと龍の王国

4人によって見事完成した華々しい”龍“を前に吉川が「この映画のテーマが「信じあう心」となっています。仲間を信じることの大切さを教えてくれる作品です。”自分が信じることで相手も信じてくれるよ“と教えてくれて、自分も一歩踏み出そう、考え方を変えてみよう、と思わせてくれます。またキャラクターたちも可愛いので、そこにも注目してぜひご覧ください!」と本作の見どころを熱く語り、割れんばかりの拍手と共に舞台挨拶は終了した。

ラーヤと龍の王国
ラーヤと龍の王国

ストーリー
『アナと雪の女王』のディズニー最新作は、<邪悪な魔物>によって“信じあう心”を失った<龍の王国>をめぐる、壮大なスペクタクル・ファンタジー。魔物のせいで父を失い、たった一人で生きてきた王国の“最後の希望”ラーヤは、伝説の“最後の龍”シスーの力によって、バラバラになった世界を再び一つにしようとする。だが、ようやく見つけ出したシスーは他人を信じすぎてしまう性格で、しかも肝心の魔法の力を失っていた。ラーヤはシスーと共に、魔法を取り戻す力を持つ5つの<龍の石>を探す旅に出る──。

作品タイトル:『ラーヤと龍の王国』
監督:ドン・ホール(『ベイマックス』他)、カルロス・ロペス・エストラーダ(『ブラインドスポッティング』)
製作:オスナット・シューラー(『モアナと伝説の海』)、ピーター・デル・ヴェッコ(『アナと雪の女王』シリーズ)
原題:Raya and the Last Dragon
全米公開:2021年3月5日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/raya.html
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