【レポート】『トランスフォーマー/ビースト覚醒』中島健人、レジェンド声優とバンブルビーのサプライズ登壇に大感激!

トランスフォーマー/ビースト覚醒

シリーズ最新作にして、新シリーズの幕開けとなる『トランスフォーマー/ビースト覚醒』 が8月4日(金)に日本公開を迎え、初日舞台挨拶イベントがTOHOシネマズ 日比谷にて開催された。

イベントには、日本語吹替版で主人公ノアの声を務める中島健人、ヒロインのエレーナの声を務める仲里依紗、本作で初登場のトランスフォーマーで、ノアの相棒的存在となるミラージュの声を務める藤森慎吾が登壇。さらには途中から、アニメシリーズと実写版全7作品のオプティマスプライム役を40年務め上げる“レジェンド声優”玄田哲章と、本作にも登場しスピンオフ映画も製作されたトランスフォーマーのバンブルビーがサプライズ登場し、会場を沸かせた。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』初日舞台挨拶イベント

日時:8月4日(金)
会場:TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン12
登壇者(敬称略):中島健人(Sexy Zone)、仲里依紗、藤森慎吾、玄田哲章 + バンブルビー

映画を鑑賞し終わったばかりの満員の観客から万雷の拍手で迎えられながら登場した中島、仲、藤森の3人。
中島は「プロモーションとしてはNY(のワールドプレミア)からはじまって、こうして日本に来て、そして遂に公開の日を迎えられたこと、皆さんと僕らのビーストが覚醒できたことを心より嬉しく思っています!」と胸いっぱいの様子でコメント。

は「暑い中、皆さんがここまでたどり着くことが出来て良かったです。私たちは冷房ガンガンのところで先ほどまで取材を受けていました(笑)すでに映画を観ていただけたようですが、いかがでしたか?楽しかったですよね…?」と客席に問いかけると会場からは拍手が起き、「よかった~!」と安堵。

藤森は「ご覧いただきありがとうございました!オートボットのミラージュ役を演らせていただきまして、おちゃらけたキャラクターではあるんですが、相棒ケンティーとのとても良い友情を見ていただけたのではないかなと思っています!」と語り、「良いシーンだったよね?」と中島にアイコンタクト。すると、中島も「本当に良いシーンでした。声だけの繋がりでもワンチーム!」と返し、藤森が「センキュー!」と早速劇中のノアとミラージュさながらのコンビネーションを発揮。本作のプロモーションで対面するのは本イベントが初めてだったという2人だが、藤森は「今日も一日取材がありましたけど、息ぴったりでしたから!」と仲の良さを見せつけた。

待望の公開日を迎えたことについて、中島は「感動しています!こんなにもたくさんのお客さんが観に来てくださって…。どのメディアさんでも言っているんですが、3歳の頃から大ファンの作品がハリウッド映画化して、それだけで嬉しいのに、そこに声でちゃんと出演できるという…。だから僕、仕事だと思っていなくて。ただただ夢を叶えた時間。僕の夢を叶えてくれた作品ですし、チームですし、素敵な共演者の皆様なので感無量です。とてつもなく嬉しいです」と並々ならぬ喜びを語った。

今作ではシリーズ初の動物からトランスフォームするビースト型トランスフォーマーが登場するが、もし自分が何かにトランスフォームできるなら何が良いか?と問われると、中島は「悩みますよね…いくつかありますけどね…」と思案しつつ、「僕がトランスフォームしたいものはマイクです」と回答。藤森が理由を尋ねると「いろんな美しい声を聴きたいから」と颯爽と語った中島にすかさず藤森が「セクシー!」と盛り上げ、仲を含め会場からは笑いが巻き起こった。

藤森は「(中島との再会が)6年ぶりなんですけど、いきなり武勇伝やってくれたり、パーフェクトヒューマンをやってくれるので、すごく楽しい一日でした」とオリエンタルラジオのネタで再会を盛り上げた中島の姿を報告。中島は「崇め奉れ!」とさらにネタを投下し、藤森は「誰も知らないネタなのよ!」と笑いながらツッコミを入れた。

続いて同じ質問を問われたは「普通に、石油王とか?プライベートジェットとか、何かセレブに関係するものにトランスフォームしたい!石油王に飼ってもらっているライオンとか!」と回答し、中島藤森も「夢ですよね!」と揃って同調した。

最後に藤森が問われると「一番身近だけど相方とかね!いつもは「あっちゃん、かっこいいー!」とか「パーフェクトヒューマンだ!」とか言ってる側だけど、一度は俺も言われる側になってみたい」と回答。そこで中島が「今回ミラージュを演じたことで、みんなは藤森さんのことかっこいい!って思ってますよ?」と語ると、会場からは藤森への拍手が鳴り響き、藤森も「ありがとう」と照れながら笑顔で応えた。

ここで中島と仲と藤森には完全サプライズのスペシャルゲストとして、バンブルビーが登場。中島は「大興奮なんだけど!」、藤森は「すげー!かっこいいし、可愛い!」と目を輝かせ、特にバンブルビーが一番好きと公言するは「えー!ビー可愛い!」と絶叫し、ステージ上で対面すると熱いハグを交わした。

ガシャガシャと音を鳴らしながら何かを伝えようとするバンブルビーだが、そこへ「バンブルビー、発言を許可する。」というオプティマスプライムの声が聞こえ、さらなるスペシャルなサプライズゲストとしてオプティマスプライムの声を務める声優の玄田哲章も登場。玄田は「皆様、お久しぶりです。暑い最中、ご苦労様です。私もワクワクしながらこの会場へやってきました。なにが起こるかわかりませんが、最後まで楽しもうじゃないですか!」と挨拶。

続いて何かを伝えたげなバンブルビーにも耳を傾け、「はいはい、中島さん、仲さん、藤森さん、映画公開おめでとうございます。素敵な吹替ありがとうございます。と、ビーが言っています」と通訳すると、3人も「ありがとうございます!」と歓喜。大好きなバンブルビーにが「私、自分の車をビーにするくらい大好きなんです…」と伝えると、バンブルビーも指を絡ませて照れる仕草をみせ、その姿にも仲はメロメロとなっていた。

TVアニメシリーズから40年間、オプティマスプライムを務め上げてきた“レジェンド声優”との対面にも一同は大興奮。全員が40年間というキャリアに感嘆するなか、玄田は「40年間でいろいろありましたが僕のなかでの一番の思い出はやっぱり実写になったことですね。アニメはいろんなトランスフォーマーがパッパッとできますが、実写は頭で想像しても実際に映像で観ると難しいじゃないですか。それを観たときの驚き。トランスフォーマーがあっという間にロボットになっちゃう、また車になっちゃう。あの衝撃は忘れられないですね」と「トランスフォーマー」の進化をまさに見守ってきた存在として40年間の歩みを振り返った。

シリーズの大ファンである中島は玄田と対面したことについて「言葉が出ないです…」と呆気に取られつつ、「うちにオプティマスプライムがいるんですよ」と、名前を呼べば答えてトランスフォームしてくれるという値段もお高めのオプティマスプライムのおもちゃを持っていることを明かし、「毎日トランスフォームさせて、毎日玄田さんの声を聞いています!なので、とても感激しています。トランスフォーマーファンとしてお会いできて嬉しいです」と熱い気持ちをぶつけた。

玄田は「私の息子が健人っていう名前で、同じ漢字なんです。あなたの場合は由来はクラーク・エントなんですよね、僕の息子の由来はケント・デリカットなんですよ(笑)」と意外な共通点に加え、由来はまさかのニアミスしていることまで発覚。中島は「それもまたご縁ですね…オプティマスプライムをリスペクトしてるので嬉しいです」と何においても感動しきりだった。

すでに3人の吹替を聞いたという玄田だが、その感想について問われると「そりゃもうわかっているじゃないですか!このキャストでこの3人、ほかに考えられません!本当に素晴らしいです。試写会で観たんですけど、あっという間に終わりましたね。全然違和感がなくて、面白いし、ワクワクするし、ジーンとくるし、素晴らしい3人でございます。拍手をお願いします」と客席も巻き込み大絶賛。中島は「我々は「トランスフォーマー」歴が40年もなくて、(玄田に比べると)本当に短いのに、そんなオプティマスプライムに褒めてもらえるなんで光栄です」と噛み締めるように語った。

最後に玄田が「新しい『トランスフォーマー/ビースト覚醒』。今作はこれからトランスフォーマーの世界がどんどん広がっていくという証でございます。この先、続編に続くかもしれませんし、展開が楽しみです。私たちも一生懸命頑張りますので皆さんのご支援よろしくお願いします!」、藤森が「夏休みにぴったりな最高の映画だと思いますし、ビーストが覚醒して、そしてミラージュとノアの友情も覚醒して、続きもありそうな気がするのと、またケンティーと一緒にやれるかもしれませんので、次回作も含めて楽しみに待っていただければと思います!」、が「最高の夏のエンターテインメントで友達同士でも良いですが、家族、子供とも観れる作品。私は息子が生まれる前から大好きな作品だったのが、今は息子も大好きになってくれて、家族でも大好き。今日を楽しみにしてきたので、皆さんもぜひご家族だったり、大切な人だったりと、迫力のある映像なのでぜひ映画館でトランスフォームしてください!」、中島が「原作(アニメシリーズ)の頃から主題歌が好きでした。この度、ハリウッド映画化してSexy Zoneとして主題歌をやらせていただいて、声の出演もさせていただいて、そしてこんなにも多くの方が来ていただけたことが本当に夢が叶ったなという風に改めて思っています。おこがましいんですが、トランスフォーマーのファン代表になったつもりで全力で挑ませていただきました。今後この作品が続くことを願っております。多くの方に届くことを心から願っております」とそれぞれがメッセージを寄せた。

マスコミ向けのフォトセッション前の移動のタイミングで隙をみて中島がバンブルビーとハグをしにいく姿も垣間見え、登壇者たちの熱狂的なトランスフォーマー愛に包まれた舞台挨拶は初日にふさわしい盛り上がりのなか幕を閉じた。

作品タイトル:『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
出演:アンソニー・ラモス『イン・ザ・ハイツ』(21)、ドミニク・フィッシュバック『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(21)
吹替キャスト:中島健人(ノア役)、仲里依紗(エレーナ役)、藤森慎吾(ミラージュ役)、玄田哲章(オプティマスプライム役)、子安武人(オプティマスプライマル役)
監督:スティーブン・ケイブル・Jr.『クリード 炎の宿敵』(18)
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ『トランスフォーマー』シリーズ、スティーブン・スピルバーグ『ジュラシック・パーク』、マイケル・ベイ『トランスフォーマー』シリーズ
配給:東和ピクチャーズ

公式サイト:https://tf-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/tf_autobot
公式Facebook:https://www.facebook.com/tfmovie.jp/
コピーライト:(C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2023 HASBRO

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