【レポート】『シャイロックの子供たち』公開直前イベントに豪華キャスト陣が着物姿でご祈祷&フォトセッションに参加

シャイロックの子供たち

映画『シャイロックの子供たち』(2月17日(金)公開)の公開直前イベントが東京・神田明神にて実施され、主演の阿部サダヲ、そして上戸彩、玉森裕太、さらに原作者の池井戸潤らも登壇した。

『シャイロックの子供たち』公開直前イベント 実施概要

日時:1月30日(火)
12:45~御祈祷&フォトセッション / 13:35~占いトークパート
登壇者(敬称略):阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、池井戸潤、ぷりあでぃす玲奈
会場:神田明神

新年にふさわしく着物姿で登場したキャスト陣は、メガバンクが舞台の“お金”にまつわる本作とキャスト陣の「金運アップ」を祈願するため、本殿でのご祈祷に参加。さらに池井戸もキャスト陣とともに神主からご祈祷を受け、映画の金運(=ヒット)を祈願した。その後4人は境内に移動し、澄み渡る青空と本殿をバックに、装いも華やかなフォトセッションを実施。撮影終了後は仲睦まじげに言葉を交わす様子が見られ、和気藹々としたイベントのスタートとなった。

シャイロックの子供たち

続いて境内にある交流文化会館・EDOCCO STUDIOに場所を変えて行われたトークパートでは、巨大な金屏風をバックに、本作のテーマである“金”の世界観を再現した華やかな舞台が出現。

阿部はマスコミで満員の会場を見渡し、「こんなに沢山の方がいらっしゃっているとは思わなかった。本日はよろしくお願いします。」と挨拶。司会から本日の衣裳について触れられると、「映画の撮影中は銀行員の役なのでスーツ姿で会っていたから、今日の格好はとても新鮮」と上戸、玉森の衣裳に目を向けて感心の表情を浮かべた。

艶やかな白地に紫色の花模様の着物姿に身を包んだ上戸は、「玉ちゃんは(今日の衣裳を)池井戸先生に私服だと思われたんだよね」とご祈祷前の裏話を暴露。鼠色の打掛に黒の袴で装った玉森は「私服でこれはなかなか持ってないですよね?」とコメントし会場の笑いを誘った。

先ほど終えたばかりの「大ヒット祈願」ならぬ「金運アップ祈願」の感想を聞かれた阿部は、「神主さんが祈祷中に『やられたらやり返す、倍返しだ』と言ってくれた」と驚きの裏話を披露。ドラマ『半沢直樹』の有名な一言を引用しながらの祝詞奏上に思わず「『今(セリフを)おしゃってましたよね?』と聞いたら神主さんが『好きなんです』とお答えになって、池井戸さんも嬉しそうだった」と映画の大ヒットを予感させる珍しい経験の喜びを語った。

シャイロックの子供たち

続いてイベントは、キャストと作品の「金運」を鑑定する占いトークパートに。壇上にはゲッターズ飯田の一番弟子・ぷりあでぃす玲奈が登場し、超豪華なキャスト陣の持って生まれた金運と2023年の金運両方の結果を発表した。

生来のお金にまつわる価値観について、「この3人の中で1番お金に興味がなく、達成感を優先するタイプ」と指摘された阿部は「当たってますね」と満足げな表情。2023年は「自分よりも自分が大切にしている人やモノにお金をかける年になる」という鑑定結果に上戸玉森から「ずるい」「かっこいい」という声が上がる一方、「ちょうど実家にネズミ駆除の業者を呼んだから請求されるはず」と新年早々のお金の使い道を語り、会場は笑いで盛り上がった。

続いて「自然にお金が増えていく素晴らしい星を持っていながら、非常に現実的な価値観を持っている」との結果が出た上戸。自身のお金に関する価値観に「確かにそうかも」と感心した様子の上戸に、「よく現場でもそういう話をしてましたよね」と阿部玉森からも同意の声が上がった。

そんな上戸の今年の金運は「多忙に伴い運気も上昇するが、癒しを求めてお金を使うようになる」との結果に。「普段沢山お金を使うタイプではないので、その分癒しの空間となるインテリアに使うのは好きかもしれない」と上戸も自身のお金の使い道を語った。

続く玉森の生来の金運は「商売上手の星を持っており、人の心・懐に入るのが上手い」との結果に。「大物に気に入られやすい」との鑑定に、司会から阿部・上戸との仲の良さを指摘されると、阿部からは「確かに好きになっちゃってますね」とのコメントが。

一方、玉森は「いつまで経っても(阿部は)LINEを交換してくれない」と返し、上戸も「おすすめの焼き鳥屋さんにまだ連れて行ってもらっていない」と追撃。追い詰められた阿部は、玉森の2023年の運気が2月から上昇することを受け「映画公開前の2月にグループLINEを作ろう」と約束する流れとなり、3人の仲の良さが垣間見られた。

そしてなんと今回はキャスト陣の金運のみならず、公開日を誕生日として映画そのものの金運(=ヒット)鑑定も実施。気になる結果は「ギャンブルの性質が強く、お金が飛んでいきやすい、安定しない気質を持っている」と、メガバンクを舞台とした「お金」がカギを握る本作らしい、ハラハラするものに。心配そうな表情を浮かべるキャスト陣だったが、「本作と一番相性がいいと出ている阿部がPRを頑張れば安定する」とのアドバイスに、イベントやTV収録などですでに数多く稼働している阿部は「そんなこと言われたらもっと頑張らなきゃ」と苦笑しながらもやる気をみせた。

息の合った様子でイベントを盛り上げたキャスト陣を代表し、最後に阿部が「僕がしっかりしなきゃいけないって言われたので頑張りますけど、マスコミの皆さんも変な切り取り方はせずに、いい宣伝をよろしくお願いしますよ」と、PR隊長らしく営業トークを交えながら挨拶。会場はこの日一番の笑いと拍手に包まれ、終始和気藹々とした雰囲気の中、イベントは幕を閉じた。

ストーリー
東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件。
ベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、事件の真相を探る。一見平和に見える支店だが、そこには曲者揃いの銀行員が勢ぞろい。出世コースから外れた支店長・九条(柳葉敏郎)、超パワハラ上司の副支店長・古川(杉本哲太)、エースだが過去の客にたかられている滝野(佐藤隆太)、調査に訪れる嫌われ者の本店検査部・黒田(佐々木蔵之介)。そして一つの真相にたどり着く西木。それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかった―。

作品タイトル:『シャイロックの子供たち』
出演:阿部サダヲ
上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)
監督:本木克英
脚本:ツバキミチオ
音楽:安川午朗
主題歌:エレファントカシマシ「yes. I. do」(ユニバーサルシグマ)
製作:映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
配給:松竹

公式サイト:movies.shochiku.co.jp/shylock-movie/
公式Twitter:@shylock_film
コピーライト:(C) 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

2023年2月17日(金)全国公開

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