「世界のアニメーションシアター WAT2019」女性監督によるドキュメンタリー・アニメーション計13本を上映!

#MeToo の動きが変革とダイバーシティの追い風となり、女性監督がより自由に社会問題やさまざまな生き様を写し撮るようになってきたアニメーション界。
1999年から海外アニメーションのトレンドを伝え、今年20年目となった「世界のアニメーションシアター WAT2019」が特集するのは、海外で広がるドキュメンタリー・アニメーション。
韓国、スウェーデンそして日本から、社会的な感度に優れた女性監督たちの考えが伝わる映画13本/17話をセレクト。<ヴィジュアルに、発信する女性たち>として、6月29日~下北沢トリウッドを皮切りに、京都、姫路、神戸、名古屋などへ巡回予定。

韓国
#MeToo が社会現象となった韓国。韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)の推薦を受けた8本。若い脱北女性の声を通して韓国社会の今を問う『花咲く手紙』をはじめ、成長著しい韓国のアニメーション界から、さまざまな人生を巧妙に描く、若手&ベテラン女性監督の特集。


花咲く手紙 (C) KANG Hui-jin A Letter That Bloom Flowers


ユー・アー・マイ・サンシャイン (C) HWANGBO Saebyul

ユー・アー・マイ・サンシャイン/ファンボ・セビョル監督
父の部屋/チャン・ナリ監督
ドアスコープ/ハ・スファ監督
希望のバス、ラブストーリー/パク・ソンミ監督
ミセス・ロマンス/ハン・ビョンア監督
花咲く手紙/カン・ヒジン監督
越えられない川/キム・ヒソン監督
フェルーザの夢とともに/キム・イェヨン監督、キム・ヨングン監督

KIAFA
事務局長 チェ・ユジン
(推薦文より抜粋)
韓国インディーズ・アニメーションは、90年代の民主化運動に参加した美術運動家たちが、動くアニメーションで、より効果的に自分のメッセージを伝えられると考え、始まりました。社会の変化につれ、作品の主題は多様になりました。(中略)
女性もそれぞれの目で世界を眺めています。女性作家たちがアニメーションを使って、より良い世界を夢見て、一緒に歩いて生きていく世界のためのメッセージを投げかけます。
もう少し、より良い世界に向けて、女性と一緒に歩いてみませんか?

 


スウェーデン
ドキュメンタリー・アニメーションの世界的先駆者ハンナ・ヘイルボーン&ダーヴィッド・アロノヴィッチ両監督の最新作で、移民留置制度の実態を問う『生き残る、チャプター1』
日本ではまだ紹介されていないオーサ・サンゼーン監督が、死と向き合うスピリチュアルな世界を映像化した2本、『まだ生きている』『彼岸』
ヨーロッパで活動する、日本人アニメーション作家の古国府薫氏がアニメーション制作に参加している。


生き残る、チャプター1 (C) Story AB


まだ生きている (C) Sisyfos Film Production


彼岸 (C) Sisyfos Film Production

 


日本
ドキュメンタリー・アニメーションの機運が高まるなか、若見ありさ氏を総監督に実力派アニメーション監督の荒井知恵、こぐまあつこ、大橋弘典、池田爆発郎各氏が結集したオムニバスシリーズ「Birth」は必見。第3弾の制作も進むシリーズの第1弾と第2弾を一挙上映する。

Birth -つむぐいのち/若見ありさ監督(総監督)、荒井知恵監督、こぐまあつこ監督
Birth -おどるいのち/若見ありさ監督(総監督)、大橋弘典監督、池田爆発郎監督


Birth-いのちつぐむ (C) CHILD POKKE


Birth-おどるいのち (C) CHILD POKKE

 


■期間・場所
2019年6月29日~2020年6月の期間、国内を巡回予定。詳細は公式サイトをご確認ください。

◯東京・下北沢トリウッド
◯京都・出町座
◯姫路・Animation Runs!(アニメーション・ランズ!)
◯名古屋・Theater Café(シアターカフェ)

公式サイト http://www.wat-animation.net/

下北沢トリウッド開館20周年記念イベント
<世界のアニメーションシアター WAT 2019>

2019年6月29日(土)~7月26日(金) ※火曜定休
1 プログラム 一律900円
☆3回券 一般 2,100円 学生 1,800円 ※別日利用可

公式サイト http://www.wat-animation.net/
トリウッド http://tollywood.jp/

■ 上映作品・タイムテーブル

○ A プログラム(約50分)
『Birth – つむぐいのち』(日本/2015/19分)若見ありさ、荒井知恵、こぐまあつこ
『まだ生きている』(スウェーデン/2014/10分)オーサ・サンゼーン
『ユー・アー・マイ・サンシャイン』(韓国/2016/9分)ファンボ・セビョル
『父の部屋』(韓国/2016/9分)チャン・ナリ
『ドアスコープ』(韓国/2016/4分)ハ・スファ

○ B プログラム(約58分)
『Birth – おどるいのち』(日本/2017/28分)若見ありさ、大橋弘典、池田爆発郎
『彼岸』(スウェーデン/2018/14分)オーサ・サンゼーン
『希望のバス、ラブストーリー』(韓国/2012/9分)パク・ソンミ
『ミセス・ロマンス』(韓国/2017/8分)ハン・ビョンア

○ C プログラム(約51分)
『生き残る、チャプター1』(スウェーデン/2018/8分)ハンナ・ヘイルボーン、ダーヴィッド・アロノヴィッチ
『花咲く手紙』(韓国/2016/11分)カン・ヒジン
『越えられない川』(韓国/2016/9分)キム・ヒソン
『フェルーザの夢とともに』(韓国/2017/24分)キム・イェヨン、キム・ヨングン


世界のアニメーションシアター WAT 2019
女性監督ドキュメンタリー・アニメーション <ヴィジュアルに、発信する女性たち>

協力:トリウッド、出町座、Animation Runs!(アニメーション・ランズ!)、シアターカフェ、MotionGallery
CHILD POKKE、社団法人 韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)、花開くコリア・アニメーション
シネマコリア、愛知淑徳大学 全学韓国・朝鮮語教育運営委員会/交流文化学部
後援:スウェーデン大使館、駐日韓国大使館 韓国文化院
広報宣伝:トリウッド/ビデオ編集・字幕編集:山本達也(トリウッド)
デザインワーク:デザイン・スナイプ(鴫原孝江)
企画・主催:オフィスH(オフィスアッシュ)

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