アバウト・レイ 16歳の決断

2017-12-07
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ナオミ・ワッツ×エル・ファニング×スーザン・サランドン豪華共演
新たな人生を歩き出す人へ贈る、希望の物語

16歳になり、身も心も男の子として生きたいと決断した主人公・レイ(エル・ファニング)。医者から受け取ったホルモン治療についての見慣れない資料に呆然とするシングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)は、「突然、息子を育てることになるなんて・・」と、動揺を隠せない。共に暮らすレズビアンのおばあちゃんのドリー(スーザン・サランドン)もレイのカミングアウトをイマイチ理解ができないでいる。
一方、髪を短く切り、身体を鍛え、少しずつ“本当の自分”に近づいていくことで生き生きしてくるレイ。そんな姿を見てマギーは意を決して、治療の同意書のサインをもらうために、何年も会っていない別れた夫に会いに行くのだが、そこでまさかの“家族の秘密”が明らかになる―!

【introduction】
<自分自身に正直に生きる>ためのレイの決断とはー?
『リトル・ミス・サンシャイン』の製作チームが贈る、愛おしい家族の物語

『リトル・ミス・サンシャイン』(アカデミー賞主要2部門受賞)では、幸せの黄色いバスに乗った落ちこぼれ家族を、『サンシャイン・クリーニング』では、事件現場のクリーニングをする崖っぷち家族を描いてきたチームが再び集結し製作した映画『アバウト・レイ16歳の決断』(『3 Generations』)。
『マレフィセント』のオーロラ姫役で一躍人気を博し、ソフィア・コッポラの新作など出演作が相次ぐエル・ファニングがトレンドマークのロングヘア―から一転、本当の自分を求め、心も身体も男になると決断したトランスジェンダー(FTM)の主人公・レイを熱演。そして、アカデミー賞に2度のノミネートを誇るナオミ・ワッツが、恋多きシングルマザー・マギーに、名優スーザン・サランドンが、破天荒なレズビアンのおばあちゃん・ドリーに扮する。
最初は「レイの決断」に戸惑いながらも、次第に誰よりもレイの一番の理解者となっていく二人。ぶつかり合い、傷つけ合っても、家族だから何度でもやり直せる―。新しい時代の新しい家族の形が、観る者に大きな愛を惜しみなく与えてくれる、感動の物語が誕生した。

2018年2月3日(土)より、新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
公式サイト

キャスト

ナオミ・ワッツ、エル・ファニング、スーザン・サランドン、リンダ・エモンド、テイト・ドノヴァン、サム・トラメル

スタッフ

監督:ゲイビー・デラル
原題:3 Generations
配給:ファントム・フィルム

レビュー

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母の葛藤

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:わせい2018-01-17

祖母、祖母の彼女、母(シングルマザー)と同居するレイ16歳は、 女性から男性になるホルモン治療?に必要な両親の同意書をもらえるのか? 性同一性障害のレイを認める家族でもレイの父親はどこ?母は悩みます。 本当にレイは後悔しないのか?映画の題名はレイになっていますが実は、 その母の葛藤が主題です。なかなか考えさせられました。