カン・ハヌル×ユ・ヘジン×パク・ヘジュン共演『YADANG／ヤダン』1月公開決定　予告編解禁

2025.11.06

2025年上半期の韓国観客動員数第1位を記録した映画『YADANG:THE SNITCH（英題）』が、『YADANG／ヤダン』の邦題で2026年1月9日より公開されることが決定。ポスタービジュアル、予告編が解禁された。

韓国に実在する、国家権力と裏社会、善悪の境界で暗躍する存在“ヤダン”。野心に取り憑かれ、闇に落ちた“検事”。権力の罠にはまり、正義を見失った“刑事”。正義と悪、忠誠と裏切り、復讐と欲望。3人の狂気が交錯し、すべてを奪われた“ヤダン”が仕掛ける復讐劇が幕を開ける。

主人公を演じるのは、『ラブリセット 30日後、離婚します』や、「イカゲーム」「椿の花咲く頃」で知られるカン・ハヌル。本作では情報と頭脳を武器に国家と裏社会を操る影の存在“ヤダン”として、これまでの爽やかなイメージを一新させるダークで過激なキャラクターを演じている。そして、『破墓パミョ』『タクシー運転手～約束は海を越えて～』などのユ・ヘジンが出世欲の強い検事を、「夫婦の世界」や「おつかれさま」などのパク・ヘジュンが荒くれ者だが情に厚い刑事を演じる。

また、制作には『ソウルの春』『ただ悪より救いたまえ』などを手掛けた韓国のスタジオ・Hive Media Corp.のもと、『新感染』『犯罪都市』シリーズの精鋭スタッフが集結した。

今回解禁された日本版ポスターでは、イ・ガンス（ヤダン）役のカン・ハヌルが穿った表情でこちらを窺い、ク・グァニ（検事）役のユ・ヘジンはじっと正面を見据え、そしてオ・サンジェ（刑事）役のパク・ヘジュンは表情を強張らせており、それぞれの苦難に満ちた表情が、これから巻き起こる壮絶な物語を予感させる。

あわせて解禁された予告編は、権力闘争と“ヤダン”、“検事”、“刑事”の三つ巴の騙し合い、息も詰まるアクションシーンが瞬きする暇もないスピードで駆け抜ける。またシーンごとに正義と悪、忠誠と裏切り、復讐と欲望が入り乱れる緊迫した展開に加え、激しいカーアクション、血だらけになりながら炎の中で慟哭するヤダンの姿など、壮絶な騙し合いが待ち構えているのが見て取れる。

なお、本作の特典付きムビチケカードは11月7日より各上映劇場や通販サイトにて発売される。特典は、日本版のオリジナルビジュアルを使用したポストカードとなっている。

ストーリー
麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して司法取引を操る、闇のブローカー“ヤダン”。出世のチャンスを狙う検事・グァニに才能を見出され、タッグを組んで次々と検挙を成功させていく――。しかし、ある麻薬摘発事件が国家と裏社会を巻き込む巨大な陰謀へと発展し、ヤダンは地獄の底に突き落とされる――。

2026年1月9日(金)新宿バルト９ほか全国公開