BABEL LABELに所属する秋葉恋監督の長編デビュー作であり、藤井道人がプロデュースを手掛けた映画『東京逃避行』の本編映像が公開された。

本作は、第2回東京インディペンデント映画祭のグランプリ受賞作の長編映画化作品。秋葉監督自身が新宿・歌舞伎町で過ごした経験をもとに執筆した完全オリジナル脚本で、物語の舞台は、都の条例により“トー横”が封鎖された後の歌舞伎町。居場所を失った4人の想いと運命が交錯する、たった一夜の逃亡サスペンス。
家庭でも学校でも居場所を失い、憧れと逃避心を抱えて歌舞伎町に来た高校生・飛鳥役を寺本莉緒、田舎を飛び出してトー横で暮らし、界隈から人気を集めているネット小説「東京逃避行」の作者・日和役を池田朱那、トー横に流れ着いた人々を保護し、彼らの心の拠り所となるエド役を綱啓永、エドとともに行動し、トー横の若者たちのリーダー格であるメリオ役を高橋侃が演じる。

公開された映像では、新宿の闇を駆け抜ける飛鳥と日和の姿が映し出されている。飛鳥は、理想と現実の狭間で居場所を失い、自らを見失いかけていた。一方、日和はこの街で多くを手にし、同時に多くを奪われてきた少女。正反対の孤独を抱えた二人が、ある事件をきっかけに手を取り合い、出口のない迷宮のような夜へと駆け出す。
映像の中では、単なる「逃走」を超えた二人の魂の共鳴が映し出されている。戸惑いながらも少しずつ真実を知っていく飛鳥の純粋な瞳と、迷いを断ち切るように選択を繰り返す日和の横顔。背後から迫る「残酷な現実」という追っ手から逃れるため、二人は夜の闇を切り裂くように疾走する。彼女たちを救おうと奔走するエドの叫び、そして新宿の闇を一身に背負うメリオの沈黙。そこに、トー横の児童相談所で働く大人たちも複雑に絡み合っていく。
ストーリー
家や学校に居場所がない女子高生・飛鳥は、“トー横”で暮らす少女が綴った自伝的ネット小説「東京逃避行」に憧れ、新宿・歌舞伎町へ。偶然、作者の日和と出会いすぐに意気投合。トー横に流れ着いた人々を保護し、面倒を見るエドやメリオを紹介され、“集まり”に参加するも、そこで目にしたのは、衝撃的な現実だった…。飛鳥は「一緒に逃げよ」と手を取り、日和と走り出す。しかし、半グレ組織から怒りを買い、街中から追われる2人。一方、閉鎖の危機に瀕していた保護団体という「居場所」を守ろうと戦うエドと、危うい選択を重ねて2人を追うメリオ。やがて警察をも巻き込み、一夜にして事態は急展開を迎える。4人の想いと運命が交錯し、夜明けに出すそれぞれの答えとは―?闇を切り裂くように、命懸けの逃避行が始まった――!
『東京逃避行』
出演:寺本莉緒 池田朱那 綱啓永 高橋侃 松浦祐也 深水元基 さとうほなみ
監督・脚本:秋葉恋
エグゼクティブプロデューサー:藤井道人
主題歌:町田ちま『ネオンと残像』(Altonic Records)
音楽:堤裕介
製作幹事:サイバーエージェント
制作プロダクション:BABEL LABEL
配給:ライツキューブ
(C)2025 映画「東京逃避行」製作委員会
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3月20日(金)公開