北山宏光が主演を務める『氷血』(公開中)より、撮影の裏側を捉えたメイキング写真が公開された。

本作は、雪に閉ざされた世界を舞台に、家族の穏やかな日常が突如“白い怪異”に侵されていく《侵蝕感》ホラー。ヒロインには、新境地に挑む加藤千尋(セントチヒロ・チッチ)、認知症の父役には佐野史郎を迎える。
監督は、『ミスミソウ』の内藤瑛亮。脚本を、第3回日本ホラー映画大賞を受賞した片桐絵梨子が担当する。さらに、撮影監督には『ドライブ・マイ・カー』の四宮秀俊が参加し、白の世界を、静謐で耽美、そして残酷な映像体験へと昇華させる。

古くから雪国で語られてきた“白い存在”。それが何なのか、確かなことは誰も知らない。“それ”を感じた瞬間から、人の視線は狂い、行動は歪み、日常は静かに、しかし一気に壊れていく。吹雪は強まるほど視界を奪い、人を迷わせる。絶望的なホワイトアウトの恐ろしさと、その奥に潜む異様な美しさ。“白の恐怖“は、呼吸が凍りつく速度で、観る者の感覚を侵蝕していく。
公開されたメイキング写真には、北山演じる稔の二面性をうかがわせるシーンや、内藤監督が加藤へ演技指導している場面、また記録的大寒波による大雪でスタッフにも雪が積もっている様子など、全員が真剣な眼差しで撮影に臨む姿が収められている。


作中では観客を恐怖に陥れる本作だが、撮影現場は非常に和やかに進んでいたようだ。北山は、メガホンを取った内藤監督との撮影を「現場でピリピリすることもなく、もしかしたらこの中で一番撮影を楽しんでいたのは監督なんじゃないか」と振り返る。
そして、本作で初共演となった妻・悠希役を演じた加藤に対しては、「役柄として家族という関係性でありながら、撮影の裏側でも和気あいあいと色々な話をしながらできたんじゃないかな」と撮影中も積極的にコミュニケーションを取り、深い信頼関係を築いていたことを明かした。

一方の加藤も、夫・稔役の北山と息子の晶役を演じた山谷碧都に対して「晶と稔を見ていると、時々似てるなと思うこともあって。二人とも、“スン”と冷静なこともあれば、“イェーイ”とテンションが上がることもあって」と撮影を通じて本当の親子のような関係性が生まれていたことをうかがわせた。
映画『氷血』は、全国公開中。
『氷血』
出演:北山宏光、加藤千尋、山谷碧都、佐津川愛美、福島リラ、渡辺哲、佐野史郎
監督:内藤瑛亮
脚本:片桐絵梨子
2026年/日本/カラー/1:2/DCP5.1ch/98分/PG12
配給:ショウゲート
(C)2026映画 「氷血」 製作委員会
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