【ドラマ感想】Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』世界を席巻したJホラー最新作!この夏最凶の恐怖があなたを襲う

Jホラーの金字塔『呪怨』シリーズ最新作で、シリーズ初のドラマ化となるNetflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』(英題 JU-ON: Origins)が、7月3日(金)から全世界独占配信中だ。

2000年にオリジナルビデオが発表されるや、背筋が凍り付くほどの恐怖を見る者に体感させた『呪怨』。劇場版シリーズは大ヒットを記録し、ハリウッド版リメイクやそのシリーズ化まで果たし世界的な人気を博した。しかし、物語はまだ終わっていない。実は、『呪怨』ワールドは、実際に起きた出来事をヒントにして作られていたのだ。フィクションよりも恐ろしい、その実話を元に完全に再現し、日本発Netflixオリジナルシリーズ初のホラー作品『呪怨:呪いの家』が再び全世界を震撼させる。

『呪怨』シリーズを牽引してきた一瀬隆重プロデューサーの下、『リング』シリーズを手がけた高橋洋が一瀬隆重と共同で脚本を担当。これまでの『呪怨』の流れを汲みつつ、恐怖を新たな段階へ引き上げる。そして、『きみの鳥はうたえる』(2018)での高い評価が記憶に新しい三宅唱監督がメガホンをとり、自身初のホラー作品に挑む。主役の心霊研究家・小田島役に個性派俳優・荒川良々を迎え、『呪怨』シリーズ3作品目にして初のヒロインを務める黒島結菜や、人気ドラマや映画に次々と出演を果たす井之脇海など新進気鋭の俳優陣も勢ぞろい。実力派のキャストたちとともに三宅監督が人間の恐ろしさも浮き彫りにし、『呪怨』で再び世界を震撼させる―。

 

この夏最凶のジャパニーズホラーが誕生!
次々と増殖する呪いの恐怖にあなたは耐えられるか?

Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』

世界に誇るジャパニーズホラーの代表格となる『呪怨』。シリーズ最新作となる本作は、心霊研究家の小田島を中心に、新人タレントのはるか、女子高生の聖美、ソーシャルワーカーの有安など、様々な登場人物が「呪いの家」に関わることで複雑に絡み合い、次第にそれぞれの運命が狂っていく。

本作で最も恐ろしいのは、タイトルにもある「呪いの家」ではない。むしろ心霊現象や幽霊よりも恐ろしい、生きている人間の奥底にある生々しい闇、欲望、残酷さが、逃れられない「呪い」として一切の情け容赦なく描き出されていることだ。

一体「呪いの家」とは何なのか。
各エピソードで壊れていく人たちが、果たして「呪いの家」のせいなのか、それとも救いようのない現実からなのか――児童虐待や家庭内暴力、不倫などの社会問題と、作中の舞台となる1988年前後から1990年代にかけて実際に起こった事件を取り入れたリアルティのあるストーリーと演出に、どこかに「呪いの家」が実在しているのではないかと、嫌に身近に感じてしまうほどだ。登場人物の善悪も関係なく、一度落ちた負のループから抜け出せず、真綿でじわじわと首を絞められるかのような逃れられない恐怖に、鑑賞中何度も目を背け、息が詰まった。

『呪怨』シリーズファンはもちろん、シリーズ初見の方も納得の恐怖を味わえるであろう本作。観ているこちらも呪いに引きずり込まれそうな錯覚にきっと陥ることだろう。この夏、新たなジャパニーズホラーの真髄を体験して頂けること間違いなしだ。

ストーリー
1988年、心霊研究家の小田島(荒川良々)はオカルト番組で共演した新人タレント、はるか(黒島結菜)が経験した怪現象に興味を引かれる。同じ頃、あるトラブルによって転校を余儀なくされた女子高生の聖美(里々佳)は級友たちに誘われ、“猫屋敷”と呼ばれる空き家を肝試し気分で訪れることに。6年後、ソーシャルワーカーの有安(倉科カナ)は虐待されている子どもを救おうと、必死の行動を起こす。まったく接点のなかった彼らは一軒の家を中心に引き寄せられていく。彼らを呪いの連鎖で結び付けたその家の恐るべき真実とは!?

作品タイトル:Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』(全6話)
出演:荒川良々 黒島結菜
里々佳 長村航希 岩井堂聖子 井之脇海 テイ龍進 松浦祐也 土村芳
柄本時生 仙道敦子 倉科カナ
監督:三宅唱
脚本:高橋洋、一瀬隆重
エグゼクティブ・プロデューサー:山口敏功(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)
坂本和隆(Netflix)
プロデューサー:一瀬隆重、平田樹彦
音楽:蓜島邦明 撮影:四宮秀俊 照明:永田英則 美術:尾関龍生、録音:小松将人
音響効果:柴崎憲治 編集:深沢佳文 視覚効果:松本肇、特殊造型:スクリーミング マッド ジョージ

公式サイト:www.netflix.com/ju-on_origins
2020年7月3日(金)、Netflixにて全世界独占配信

 

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