「ペリー・メイスン」ロバート・ダウニー・Jr.×スーザン・ダウニーインタビュー映像解禁 ―スターチャンネルEXで配信中

ペリー・メイスンE・S・ガードナーによる推理小説をベースに、往年の人気TVドラマ「弁護士ペリー・メイスン」を、ロバート・ダウニーJr.HBO(R)が新しいキャラクター像で一新し、オリジナルでは描かれることのなかったペリー・メイスンの知られざる過去を描くクライム・ノワールドラマ「ペリー・メイスン」がAmazon Prime Videoチャンネル‎「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」(以下「スターチャンネルEX」)で日本独占初配信中(10月18日(日)まで期間限定で第1話が無料配信)だ。

さらに、「BS10 スターチャンネル」にて10月27日(火)より放送開始となる。

この度、日本独占配信中の「ペリー・メイスン」の製作総指揮を務めるロバート・ダウニー・Jr.スーザン・ダウニー2ショットインタビュー映像が初解禁された。

本作を製作する経緯について、ロバートは「当初本作は映画化する予定だった」と発端について説明、製作会社「チーム・ダウニー」代表も務める妻のスーザンは「映画では伝えきれないくらい奥深い世界だったの。1つの事件に絡む別の側面もすべて掘り下げたかった。テレビシリーズ化のほうが適していると感じたんです。ペリーの起源を描いた作品はないわ」と旧シリーズでは描かれなかった彼自身の過去についても描き、全く新しい視点で作り上げたことに触れる。

またスーザンから「兵士だったペリーは帰還してからも、戦争体験から立ち直っていない。それが生き方に表れている」と背景を語り、「大恐慌に陥る中、家庭生活と自暴自棄になっている自分にジレンマを抱えている。不運にも軍から除隊させられたことが原因で、少し愚直なため痛い目に遭ってきた」とロバートは新生ペリー・メイスン像について明かした。

またペリー・メイスン役を演じたマシュー・リスについて「マシューの演技が光るのは弁護士の初仕事がさんざんだったシーン」と挙げ、ロバートから「“下手でもやる価値がある”ペリーは第6話でそれを繰り返し体現することになる。“いい弁護士になるのは難しい”と言われちゃうんだ。腕の悪い弁護士だ」と笑みを浮かべた。

作品の出来上がりについてはスーザンは「展開が複雑になっていくので、どんな結末になるかは最後まで分からない」と解説、ロバートから「衝撃的だ」と一言で話し、期待を裏切らない出来上がりに自信を見せた。

 

製作総指揮 ロバート・ダウニー・Jr.×スーザン・ダウニー
インタビュー全文

スーザン・ダウニー(以下 スーザン):「ペリー・メイスン」の製作総指揮を担当したスーザン・ダウニーよ。夫と敬遠するチーム・ダウニーが本作を手がけました。

ロバート・ダウニー・Jr.(以下 ロバート):同じく製作総指揮のロバート・ダウニー・Jr. だ。

ロバート:当初本作は映画化する予定だった。

スーザン:でも映画では伝えきれないくらい奥深い世界だったの。1つの事件に絡む別の側面もすべて掘り下げたかった。テレビシリーズ化のほうが適していると感じた。ペリーの起源を描いた作品はない。既存の映像作品や小説に彼の過去はあまり描かれていない。だから本作で新しいペリー・メイスン像を創造した。
最初はまだ弁護士ではなく私立探偵のような仕事をしている。法廷に立ったこともない。洞察力に優れ多くの事件を解決している。法律の抜け道も熟知しているの。彼の原点として面白いと思ったわ。
兵士だったペリーは帰還してからも、戦争体験から立ち直っていない。それが生き方に表れている。

ロバート:大恐慌に陥る中、家庭生活と自暴自棄になっている自分にジレンマを抱えている。不運にも軍から除隊させられたことが原因だ。第一次世界大戦では何に巻き込まれるか分からない。ペリーは少し愚直なため痛い目に遭ってきた。

スーザン:彼の経験すべてを語らずともひどく心に傷を負っているには明らかに分かる。一世一代の事件の調査依頼が舞い込む。最初は重大な調査を引き受けるべきか迷う。でも、軽率な行動をしたために罪を着せられたエミリーに会い、彼の汚名をそそごうとするの。過去の自分と重なったからよ。

ロバート:ペリーはトラウマを抱えているからこそ、戦時中と同じようなことが繰り返されているのを見て、今度こそは打ち勝とうという思いが生まれたんだ。

スーザン:マシューの演技が光るのは弁護士の初仕事がさんざんだったシーンよ。

ロバート:“下手でもやる価値がある”ペリーは第6話でそれを繰り返し体現することになる。“いい弁護士になるのは難しい”と言われちゃうんだ。腕の悪い弁護士だ。

スーザン:いくら法廷で正しいことをしていても、それが通用する相手ではない。依頼人を自由の身にするには、自分の意志を曲げ、違法手段を選ばなければならない。展開が複雑になっていくので、どんな結末になるかは最後まで分からない。登場人物の誰がどう変わるのか予測できないの。

ロバート:衝撃的だ。

ペリー・メイスン

イントロダクション
『アベンジャーズ』のロバート・ダウニーJr.がHBO(R)とタッグ!
“チーム・ダウニー”ことロバート・ダウニーJr.と妻のスーザン・ダウニーが10年ほど温めていたプロジェクトを、遂にHBO(R)とタッグを組みドラマ化。当初は映画化の噂があったものの、『L.A.コンフィデンシャル』でも描かれたように、検察や警察など市当局が腐敗していた1930年初頭のロサンゼルスを舞台に、より様々な要素を深く描けるようにと敢えてTVシリーズ化を決断。「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」をはじめ、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」や『ゲーム・オブ・スローンズ』など、HBO(R)を代表する大ヒット作を手掛けてきたクリエイターが集結した本作では、当時のロサンゼルスの街並みをリアルに再現した見応え溢れる映像も堪能できる。

往年の人気法廷ドラマの”起源”を描き、より過激に、よりスタイリッシュに蘇ったペリー・メイスン!
今回のペリー・メイスンは、かつて名優レイモンド・バーが演じた敏腕弁護士 (1957~66年、CBS)像とは違い、私立探偵としてその日の生計を立てるだけで精一杯というギリギリの生活をしているバツイチの男。リスキーな調査もすれば、検死官に金を握らせて情報を得たりとダーティーな仕事もする。ヨーロッパ戦線への従軍経験からのトラウマや、離婚で離れ離れになった息子との関係などオリジナルでは描かれなかったメイスンの人となりや弁護士になった経緯など、彼の起源が、クライム・ノワールの雰囲気たっぷりに描かれる。

また、事務所の女性秘書デラは、キャリア志向で最後まで被告人を守ろうとする強い女性像に一新され、オリジナルでペリーの片腕として活躍した白人私立探偵ポール・ドレイクは、本作では白人刑事に虐げられる黒人警官として登場するなど、物語によりリアリティや多様性を盛り込みたいというチーム・ダウニーの強い意向が感じられ、往年の名作ドラマを知っている人も知らない人も、見応え十分のドラマに仕上がっている。

「ジ・アメリカンズ」のマシュー・リス、「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」のタチアナ・マズラニーほか豪華キャスト!
ロバート・ダウニーJr.らが主役に指名したのは「ジ・アメリカンズ」でエミー賞主演男優賞にも輝いたマシュー・リス。彼も製作総指揮の一人として企画段階から関わっており、「スゴイを超えた!」とメディアに絶賛される好演を見せている。一方、「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」でエミー賞主演女優賞を受賞したタチアナ・マズラニーが演じるのは、1930年当時実在したカリスマ福音伝道師をモデルにしたキャラクター、シスター・アリス。ほかに「ザ・クラウン」のジョン・リスゴーなど、豪華キャストが出演。

初回放送は2年ぶりの高視聴者数を記録、Rotten Tomatoesで批評家票83%の高評価!
HBO(R)の全プラットフォームの初回放送の合計視聴者数が170万人と、『ウォッチメン』(150万人)、『アウトサイダー』(120万人)の初回記録を超え、同局の過去2年で最高の視聴者数を記録した。反響もRotten Tomatoes 83%(批評家票)、Imdb 7.5点という高評価を獲得している。

<ストーリー>
1931年ロサンゼルス。世界中が大恐慌に苦しむ一方、石油産業と映画産業が隆盛を極めていたこの街で、残忍な乳児誘拐殺人事件が起きる。従軍経験でトラウマを負い、私立探偵としてその日の生計を立てるのが精いっぱいの暮らしをしているペリー・メイスンの元に、旧知のベテラン弁護士から事件の調査依頼が舞い込む。腐敗した警察組織や謎の新興宗教団体などが絡み合う事件の真相を鋭い洞察力で暴いていくが…。

<キャスト紹介>
ペリー・メイスン(マシュー・リス)
LA中が注目する誘拐事件の捜査を依頼された私立探偵。その日暮らすのがやっとの苦しい生活をしているバツイチ男。正義感と探偵としての感は鋭く、あることを境にこの事件の担当弁護士となる。

 

E.B.ジョナサン(ジョン・リスゴー)
誘拐事件の弁護を担当することになったベテラン弁護士。ペリーとは旧知の仲で、ペリーにとっては恩師のような存在。高額な保釈金を工面できず弁護の限界に達してしまう。

 

デラ・ストリート(ジュリエット・ライランス)
E.B.の秘書として事務所を切り盛りしながら同じ女性として被告人を最後まで献身的に守り切る強い女性。キャリア志向の男性と対等の待遇を求め、同性愛者たちが集まるシェアハウスに住むという1930年代としては進歩的な女性。

 

シスター・アリス(タチアナ・マズラニー)
カリスマ的人気を誇る福音伝道師。教会幹部でもある母親の意向に背き、信者である被告人のために多額の保釈金を用意し保釈させる。神の啓示を受け殺された乳児の復活を宣言するが・・・。

 

ピート・ストリックランド(シェー・ウィガム)
ペリーとパートナーを組んでいる私立探偵。ペリーと違い養う家族もいるが、鋭い感でグレーゾーンにも果敢に切り込み、事件の真相を暴いていく。

 

エミリー・ダッドソン(ゲイル・ランキン)
息子を誘拐され残忍に殺されてしまった可哀想な母親だが、協会関係者との不倫が発覚し裁判では不利な展開に。シスター・アリスのおかげで釈放された後は彼女の屋敷に身を寄せる。

 

HBO(R)ドラマ「ペリー・メイスン」(全8話)

【配信】
Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA&CLASSICS-」
◆字幕版:配信中 毎週金曜1話ずつ更新 (全8話)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08FC3ZS47/
※9月18日(金)~10月18日(日)第1話無料配信

【放送】
「BS10 スターチャンネル」にて、10月27日より放送予定
◆字幕版 10月27日(火)より毎週火曜23時 ほか
※10月25日(日)第1話無料放送
◆吹替版 11月4日(水)より毎週水曜22時 ほか
※11月4日(水)第1話無料放送

【公式サイト】
https://www.star-ch.jp/drama/perrymason/sid=1/p=t/

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【スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-】
Amazon Prime Videoチャンネル上で、スターチャンネルが国内で独占最速放送を行っているHBO(R)の海外ドラマや独占良作映画が観られるスターチャンネルの配信サービス。
https://www.amazon.co.jp/channels/starch

【BS10 スターチャンネル】
ハリウッド大作のTV初放送や圧倒的クオリティのHBO(R)ドラマを独占最速放送でお届けするBSハイビジョン3チャンネル編成のプレミアムチャンネル。最新映画から、メガヒット作や不朽の名作、話題の海外ドラマまで、充実のラインアップで放送。
http://www.star-ch.jp

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