山﨑賢人と松下洸平のW主演を務める映画『殺人の門』の特報映像とティザービジュアルが公開された。あわせて、佐藤浩市、浅田美代子、江口のりこらの出演も発表された。

原作は、東野圭吾の同名小説。執拗に“親友”の人生を狂わせ続ける男と、その“親友”の悪意の檻からどうしても逃れられない男の約30年に及ぶ歪んだ友情。初版刊行から四半世紀、映像化は不可能とも言われた作品が、舞台を令和へと移し、禁断のミステリー大作として完全映画化される。
特報映像では、執拗に“親友”の人生を狂わせ続ける男・倉持(山﨑)と、その“親友”の悪意の檻からどうしても逃れられない男・田島(松下)の約30年に及ぶ歪な友情の始まりが描き出される。
冒頭は洗練されたスーツを纏い、自信に満ちた笑顔で「俺たち親友だろ?」と語りかける倉持と、苦渋に満ちた表情で唇を噛み締める田島の対照的な二人のカットバックから幕を開ける。
さらに、「俺たち親友だろ?」「友情か」/「あのとき殺しておけばよかった」「復讐か」という対照的なコピーを配した、2種類のティザービジュアルも完成。相反する表情を浮かべる二人の姿が、本作に渦巻く歪な関係性を生々しく象徴している。


幼少期の二人と出会い、その後の人生に影を落とす五目並べの男・ガンさん役を務める佐藤は、本作を「登場人物たちを眺める物語であると同時に、自分自身の立ち位置を問われる物語」 と語り、観る者の価値観の揺らぎにこそ価値がある作品だと明かした。

また、ビジネスパートナーとなった倉持と田島の顧客・川本房江役を演じる浅田は、「人の弱さや孤独、そして誰もが抱える危うさが描かれている」 と、東野原作ならではの緻密な心理描写に共感を寄せる 。
そして、事件の真相を追う所轄警察署のベテラン刑事・門田楓役の江口は、「人の記憶や感情は決して単純ではなく、その複雑さが丁寧に描かれている」 とコメントし、一筋縄ではいかない物語の魅力をアピールした。
さらに、倉持の幼少期をNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」でのちに喜多川歌麿となる唐丸役を演じた渡邉斗翔。田島の幼少期を、同じく「べらぼう」で幼少期の蔦屋重三郎・柯理役を務めた高木波瑠が演じる。高木は現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」にて、与一郎役で出演している。
映画『殺人の門』は2027年2月19日に全国公開予定。映画公開に先駆け、原作「殺人の門」新装版の上・下巻が角川文庫より発売中。また、角川映画は本年50周年を迎える。
佐藤浩市(ガンさん役)

脚本を読んだ時に、これは観る人によって受け取り方が大きく変わる作品になるだろうなと思いました。
好きか嫌いか、共感できるかできないか、その揺らぎを含めてこの映画には価値があると感じています。
私が演じた人物もまた、一言では説明できない存在です。むしろ、その正体の掴めなさこそが大切だったように思います。
『殺人の門』は、登場人物たちを眺める物語であると同時に、自分自身の立ち位置を問われる物語でもあります。
ぜひそれぞれの視点で受け止めていただければと思います。
浅田美代子(川本房江役)

金井監督とは以前ご一緒したことがあり、とても信頼している監督なので、この作品に参加できたことは光栄です。
東野圭吾さんの原作も本当に面白くて、「なぜ今まで映画化されていなかったんだろう」と思ったほどでした。
私が演じたのは、一人暮らしの寂しさを抱えながら生きる女性です。
人とのつながりを求める気持ちがあるからこそ、寂しさゆえに巻き込まれてしまう。
その心情にはとても共感できました。この物語には、人の弱さや孤独、そして誰もが抱える危うさが描かれています。
ぜひ劇場で、この世界に触れていただけたら嬉しいです。
江口のりこ(門田楓役)

私が演じたのは、田島という人物の話を聞いていく刑事です。
観客の皆さんと同じような目線で彼の話を追いながら、一方で刑事として、その言葉が本心なのか嘘なのかを見極めようとする立場でもあります。
人の記憶や感情は決して単純ではなく、この物語にはその複雑さが丁寧に描かれていると思います。
観ているうちに登場人物たちへの見方も少しずつ変わっていくはずです。
ぜひ劇場で見届けていただけたら嬉しいです。

『殺人の門』
出演:山﨑賢人 松下洸平 江口のりこ 浅田美代子 佐藤浩市
監督:金井紘
原作:東野圭吾「殺人の門」(角川文庫刊)
製作:「殺人の門」製作委員会
配給:東宝、KADOKAWA
(C)2027「殺人の門」製作委員会
https://movies.kadokawa.co.jp/satsujin_no_mon/
2027年2月19日(金)全国公開