井筒和幸監督最近作『無頼』の主題歌に、泉谷しげるの「春夏秋冬~無頼バージョン」が決定!―コメント&特別映像到着

『パッチギ!』『黄金を抱いて翔べ』など、デビュー作以来、社会のあぶれ者、はみ出し者を冷徹かつ共感に満ちた視線で描き続けてきた井筒和幸監督。その8年ぶりとなる新作『無頼』が、5月16日(土)より新宿 K’s cinemaほか、全国順次ロードショーにて公開される。
主人公は、誰もが“欲望の資本主義”を追いかけた戦後日本そのもの。激しく変転を続けた昭和という時代が、世間という“良識の監獄”の外側で生き抜いたヤクザ者たちの群像劇を通して逆照射される。

この度、本作の主題歌が泉谷しげるの「春夏秋冬〜無頼バージョン」に決定したことが発表された。映画のために新たに収録されたものとなり、CDアルバム「無頼 全曲集~春夏秋冬~」(ベルウッド・レコード)」の収録曲として5月に発売される予定だ。

また、泉谷は「無頼」予告編のナレーションも担当する
泉谷が劇場用映画の予告編ナレーションを手がけるのは、初めての試みとなる。

 

泉谷しげる コメント
今回、8年ぶりの井筒監督の作品で、主題歌と予告編ナレーションを担当しました泉谷しげるです。
予告編を見ただけで面白かったですね。何がいいかというと、昭和の色ですかね。
それを今やっているのがいい。EXILEのMATSUがEXILEに見えないのがいい。
予告編で期待しています。見に行っちゃいます。
(ナレーションの声は)我ながら、自分でいい声だなと思いました。
皆さん、気がついてくれるでしょうか?
(映画の)主題歌に春夏秋冬という50年以上も前の曲が選ばれたのですけど、歌というのはどの世代、どの環境にいる人たちにもテーマとして流れるものだとしたら、それは大変幸せなことで。それがサラリーマンだろうが、普通の主婦であろうが、どんなものでも映像のバックに使っていただけるとしたら、それは大変名誉なことではないかなと思います。
あんないい歌を本当に俺が作ったのか、疑問ですが(笑)井筒監督の作品に合うように新しくアレンジし直したので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

ストーリー
太平洋戦争に敗れ、貧困と無秩序の中に放り出された日本。焼け跡から立ち上がった大衆は、高度経済成長のもとで所得倍増を追い、バブル崩壊まで欲望のままに生きて、昭和が去ると共に勢いを止めた。理想の時代から、夢の時代、そして虚構の時代へ──。誰もが豊かさを欲する社会の片隅で、何にも怯むことなく、たった一人で飢えや汚辱と闘い、世間のまなざしに抗い続けた“無頼の徒”がいた。やがて男は一家を構え、はみだし者たちを束ねて、命懸けの裏社会を生き抜いていく……。過ぎ去った無頼の日々が今、蘇える。正義を語るな、無頼を生きろ!

作品タイトル:『無頼』
出演: 松本利夫(EXILE)  柳ゆり菜 中村達也 ラサール石井 小木茂光 升毅 木下ほうか
監督:井筒和幸
2020年/日本/146分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/ R15
配給:チッチオフィルム

公式サイト:www.buraimovie.jp
公式ツイッター:@buraimovie
コピーライト:(C)2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム

5月16日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次ロードショー


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