『存在のない子供たち』ナディーン・ラバキー監督が7月に来日決定!監督のコメント到着&特別予告編・メイキング画像解禁

2018年のパルムドールに輝いた是枝裕和監督作『万引き家族』とともにカンヌ国際映画祭を震わせ、コンペティション部門〈審査員賞〉〈エキュメニカル審査員賞〉を受賞。その後も本年度ゴールデン・グローブ賞ならびにアカデミー賞(R)〈外国語映画賞〉にノミネートされた『存在のない子供たち』が7月、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開となる。

の度、ナディーン・ラバキー監督が7月上旬に来日することが決定した。併せて、本作の30秒特別予告編も到着した。

今回が初めての来日となるナディーン・ラバキー監督。2008年に開催された第21回東京国際映画祭での『キャラメル』の上映から11年越しの念願の来日に期待が高まる。
初来日に際し、「この映画は12才の少年ゼインが体験する旅を描いています。この映画を通して少しでも現在の状況を皆に知ってもらいたい。たとえ何かを変えることが出来なくても話し合いや考えるきっかけになるはず。私は映画の力を信じています。日本に行くのを楽しみにしています。」とコメントを寄せている。

ストーリー
わずか12歳で、裁判を起こしたゼイン。訴えた相手は、自分の両親だ。裁判長から、「何の罪で?」と聞かれたゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えた。中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったために、自分の誕生日も知らないし、法的には社会に存在すらしていない。学校へ通うこともなく、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで両親に働かされている。
唯一の支えだった大切な妹が11歳で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、大人たちが作ったさらに過酷な“現実”だった──。

作品タイトル:『存在のない子供たち』
出演:ゼイン・アル・ハッジ、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレ
監督・脚本・出演:ナディーン・ラバキー 『キャラメル』
2018/レバノン、フランス/カラー/アラビア語/125分/シネマスコープ/5.1ch/PG12
字幕翻訳:高部義之
配給:キノフィルムズ/木下グループ

コピーライト:(C)2018MoozFilms

7月、シネスイッチ銀座ほか全国公開


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