菅田将暉×セカオワFukase『キャラクター』“映画と異なる”展開と結末!ノベライズ&コミカライズの発売が決定

キャラクター

「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げた企画がついに実写映画化。映画『キャラクター』が6月11日(金)に全国公開される。

もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を"キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら―?そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描く。

スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾(やましろけいご)を演じるのは菅田将暉。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を繊細に演じる。

そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(モロズミ)を演じるのは、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase。さらには、小栗旬中村獅童高畑充希といった演技派豪華キャストが集結した。監督は、『世界から猫が消えたなら』(16年)、『帝一の國』(17年)、『恋は雨上がりのように』(18年)などの永井聡

この度、映画の公開に先立ち、ノベライズ版とコミカライズ版の発売が決定した。

ノベライズ版は映画の原案者であり、脚本を手掛けた長崎尚志自らが執筆。5月7日(金)に発売される。コミカライズ版は、「月刊!スピリッツ」にて短期集中連載、3月27日(土)発売の5月号から連載開始となる。

映画・小説・漫画、それぞれで異なる展開と結末が描かれ、映画に先んじて発売されるノベライズ版とコミカライズ版を読むことで、より映画を楽しむことができる。そして、長崎は「彼ら(登場人物)の選択のちがいが、別な方向に向かった……いわば映画版『キャラクター』のパラレルワールドともいうべきもの!同時に、映画に用意された少し謎に満ちたラストシーンを紐解く解説本にもなっています!」とも語っている。

【ノベライズ版「キャラクター」】
著:長崎尚志
5月7日(金)発売 定価825円(税込)
コピーライト:(c)長崎尚志/小学館

【コミカライズ版「キャラクター」】
漫画:いわや晃 原案:長崎尚志
脚本:長崎尚志/川原杏奈/永井聡
全1巻 5月28日(金)発売
定価650円(税込)

長崎尚志コメント(本作の原案・脚本 /ノベライズ著者・コミカライズ脚本)

映画『キャラクター』は企画段階でさまざまな映画監督の間を行きつ戻りつし、実現までにほぼ10年を費やした作品です。
それだけに書いたシナリオは実に20稿!それぞれが異なった結末になっています。
小説版『キャラクター』はその中で、どれが映画版と同じくらい面白いか担当編集者に吟味してもらい、選ばれた第12稿をもとに創作したものです。
冒頭はほぼ映画版と同じ流れですが、中盤から大きく変わり、終盤はまったく異なる展開になっています。
マンガ版『キャラクター』は映画のシナリオを、マンガ家のいわや晃氏にそのままお渡しし、「好きなように変えていいですから」と言づけたもの。いわや氏もまた、映画版と同じではつまらないと、ラストは驚愕の展開になっています。
とはいえ、小説もマンガも、登場人物、キャラクター、人間関係――すべて映画と同じ!
彼らの選択のちがいが、別な方向に向かった……いわば映画版「キャラクター」のパラレルワールドともいうべきもの!同時に、映画に用意された少し謎に満ちたラストシーンを紐解く解説本にもなっています!
映画をご覧になる前に(あるいは読んだあとに)、ぜひ小説版、マンガ版をご一読いただくことをお薦めします。

複写された『絶対悪』
二人の共作、それは連続殺人事件

ストーリー
漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾((菅田将暉)。
高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。
ある日、師匠の依頼で「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに出かける山城。住宅街の中に不思議な魅力を感じる一軒家を見つけ、ふとしたことから中に足を踏み入れてしまう。そこで彼が目にしたのは、見るも無残な姿になり果てた4人家族……そして、彼らの前に佇む一人の男。
事件の第一発見者となった山城は、警察の取り調べに対して「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく。それどころか自分だけが知っている犯人を基に殺人鬼の主人公“ダガー”を生み出し、サスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。
山城に欠けていた本物の【悪】を描いた漫画は異例の大ヒット。山城は売れっ子漫画家となり、恋人の夏美)(高畑充希)とも結婚。二人は誰が見ても順風満帆の生活を手に入れた。
しかし、まるで漫画「34」で描かれた物語を模したような、4人家族が次々と狙われる事件が続く。刑事の清田俊介((小栗旬)は、あまりにも漫画の内容と事件が酷似していることを不審に思い、山城に目をつける。共に事件を追う真壁孝太(中村獅童)は、やや暴走しがちな清田を心配しつつも温かく見守るのだった。
そんな中、山城の前に、再びあの男が姿を現す。
両角(って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから。」
交わってしまった二人。山城を待ち受ける“結末”とは?

作品タイトル:『キャラクター』
出演:菅田将暉 Fukase(SEKAI NO OWARI) 高畑充希 中村獅童 小栗旬
監督:永井聡
原案・脚本:長崎尚志
配給:東宝

公式サイト:http://character-movie.jp/
公式Twitter:@character2021
公式Instagram:@character_movie2021
コピーライト:(C)2021映画「キャラクター」製作委員会

2021年6月11日(金) ROADSHOW

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