ギャスパー・ノエ監督『CLIMAX クライマックス』カンヌが揺れた狂乱の97分間、11/1公開決定&ポスタービジュアル解禁!

CLIMAX クライマックス第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」で初上映され、賛否両論真っ二つに分かれた中で<国際アート・シアター連盟賞>受賞を果たした、ギャスパー・ノエ監督作『CLIMAX クライマックス』が11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開となることが決定した。

『カノン』『アレックス』『エンター・ザ・ボイド』『LOVE3D』など作品数は多くはないものの、新作のたびにその実験的な試みと過激描写で世界中を挑発し続けてきた鬼才ギャスパー・ノエが3年ぶりに放つ最新作。出演はソフィア・ブテラ(『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』、『華氏451』)以外は各地で見出したプロのダンサーたち。音楽は、ダフト・パンク、ザ・ローリング・ストーンズ、セローン、エイフェックス・ツインなどが使用されている。演技経験のないプロダンサーによる度胆をぬくパフォーマンスとダフト・パンクらが手がけたエレクトロミュージック、そして、全編を通して多用される長まわし撮影で、ドラッグにより次第に充満していく地獄絵図を鮮烈に映し出した。歓喜からの狂乱、観る者を疑似トランス状態に放り込むサイケデリックな97分間に酔いしれる衝撃的な作品に仕上がっている。海外では「観客も無傷ではいられない。完全なるトランス」、「オーマイガー!クソいまいましいほど気に入った」などと評されており、次は一体どんな映画体験をさせてくれるのか?鬼才ギャスパー・ノエが生み出した新たな問題作に期待がかかる。

あわせて解禁された第1弾ポスタービジュアルは、充満していくドラッグにより絶頂(クライマックス)に達した者たちの姿が写し出されている。愛し合う者、泣き叫ぶ者、それでも踊り狂う者など絶頂の達し方は様々だが、壮絶な狂乱の一夜を過ごしたことが容易に想像できるデザインとなっている。

『カノン』を蔑み
『アレックス』を嫌悪し
『エンター・ザ・ボイド』を忌み嫌い
『LOVE3D』を罵った君たち
今度は『CLIMAX』を試しに観てほしい
僕の新作だ
―監督・脚本:ギャスパー・ノエ

CLIMAX クライマックス

鮮烈に、堕ちる

ストーリー
1996年のある夜、有名な振付家の呼びかけで選ばれた22人のダンサーたちが人里離れた建物に集まり、アメリカ公演のための最後のリハーサルをしている。彼らの集まる建物には電話がない。山奥のために携帯も通じない。そして、外では雪が降っている。公演前の最後の仕上げともいうべき激しいリハーサルを終え、打ち上げパーティを始めたダンサーたちは、爆音ミュージックに体を揺らしながら、大きなボールになみなみと注がれたサングリアを浴びるように飲んでいた。しかし、そのサングリアにはLSD(ドラッグ)が混入しており、ダンサーたちは、次第に我を忘れトランス状態へと堕ちていく。エクスタシーを感じる者、暴力的になる者、発狂する者・・・・一部の者にとっては楽園だがほとんどの者にとっては地獄の世界と化していくダンスフロア。一体誰が何の目的でサングリアにドラッグを入れたのか?そして、理性をなくした人間たちの狂った饗宴はどんな結末を迎えるのか・・・?

作品タイトル:『CLIMAX クライマックス』
出演:ソフィア・ブテラ、ロマン・ギレルミク、スエリア・ヤクーブ、キディ・スマイル
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
2018/フランス、ベルギー/スコープサイズ/97分/カラー/フランス語・英語/DCP/5.1ch
日本語字幕:宮坂愛
原題:『CLIMAX』
R-18
配給:キノフィルムズ/木下グループ

公式サイト:climax-movie.jp
コピーライト:(C)2018 RECTANGLE PRODUCTIONS-WILD BUNCH-LES CINEMAS DE LA ZONE-ESKWAD-KNM-ARTE FRANCE CINEMA-ARTEMIS PRODUCTIONS

11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開

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