奇跡と感動のシリーズ最新作『クリード3(原題)』2023年劇場公開決定!特報映像とキャラクターポスター2種が解禁

世代を超えて愛され続ける、奇跡と感動のシリーズ最新作『クリード3(原題)』の全国劇場公開が2023年に決定し、併せて特報映像とキャラクターポスター2種が全世界に向けて初解禁された。

幾多の強敵と闘い、何度でもリングに立ち続けてきたロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)。あらゆる栄光を手にした彼が、唯一得られなかったもの。それは自分の後継者だった――『クリード チャンプを継ぐ男』では、かつての最大のライバルにして盟友アポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)に持てるすべてを託し、ふたりで頂点を目指していく姿を描き、続く『クリード 炎の宿敵』では、アドニスの父アポロを亡き者にした“殺人マシーン”の異名を持つロシア(旧ソ連)の王者イワン・ドラゴの息子ヴィクターと壮絶な死闘を繰り広げ、全世界から多くの称賛を受けた。

1976年『ロッキー』、1979年『ロッキー2』、1982年『ロッキー3』、1985年『ロッキー4/炎の友情』、1990年『ロッキー5/最後のドラマ』、2006年『ロッキー・ザ・ファイナル』、2015年『クリード チャンプを継ぐ男』、2019年『クリード 炎の宿敵』。すべての作品を通して描かれるのは、夢と希望、友情、愛、信じる心――生きる人すべてに贈る人間賛歌だ。

最新作では、生けるレジェンド名優シルベスター・スタローンから、映画の枠を超えて意志を受け継いだマイケル・B・ジョーダンが主演だけでなく初の監督を務める。本シリーズ出演以降、活躍めざましいジョーダンは、自身3作目となるアドニスに新たな命を吹き込む。

敵対するダミアン・アンダーソンを演じるのは、マーベル作品『アベンジャーズ』シリーズ最新作で重要なキャラクター征服者カーンに抜擢され話題となったジョナサン・メジャース。アドニスの妻ビアンカをマーベル作品『ソー』シリーズ、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』でたくましく魅力的なキャラクターを好演したテッサ・トンプソンが続投。さらに、『クリード チャンプを継ぐ男』で監督を務め大ブレイク、次作『ブラックパンサー』で社会現象を全世界に巻き起こしたライアン・クーグラーが、プロデューサーとして、そして脚本として、ジョーダンをサポートする。試合をかぶりつきで鑑賞するかのごときリアリティ溢れる臨場感ある大迫力のファイトシーンにも注目だ。

最新作では、ロッキー、そしてアポロの意志と魂を受け継ぎ、栄光と名誉、愛する家族を手に入れたアドニス・クリードの新たな物語が展開する。アドニスの前に18年ぶりにボクサーとして姿を現した、最高の親友にして家族のように一緒に育ったダミアン・アンダーソン。ある事件をきっかけに刑務所に入り、何もかも奪われたダミアンは、彼だけでなく、彼が愛する者すべてに牙を向けはじめる。実はアドニスの栄光の影には、誰にも言えない過去が隠されていたのだった・・・。過去と向き合いリング上での決着を決意するアドニス。対するのは、かつての自分自身。逃れられない運命を背負い、すべてをかけて立ち向かう。果たしてチャンプを継ぐ男は、未来を切り開くことが出来るのか――?いま究極のクライマックスの幕があける。

解禁された特報映像とキャラクターポスター2種では、時を経て、ファイター、そして一人の男として成長を遂げたアドニスの新たな物語と、アドニスに立ちふさがる新たな強敵ダミアンの姿が明らかになった。主演として、そして初の監督として、再びアドニスを手掛けることとなったマイケル・B・ジョーダンが、解禁に先立ってオンラインでの記者会見に登場し、本作にかけた想いを披露した。

初監督への意気込みについては、「僕自身のキャリアにとっても、完璧なタイミングだったと思う。撮影現場で育ち、20年以上この業界にいて、最初は背景やエキストラの仕事から始め、すべての撮影現場を見てきた。みんなの仕事ぶりを見て、実際の映画製作やストーリーテリングがどのように行われるかをこの目で見てきたんだ。そしてついに、僕のキャリアにおいて、ただカメラの前にいるだけでなく、ストーリーを伝えたいと思うところに到達した。過去に2度演じたことのあるこのキャラクターとは7~8年共にいる。それに、35歳になった今の僕には言いたいことが山ほどある。男として。若い黒人の男性として。キャラクターやストーリーを通して、僕の人生経験や、自分自身の一部を、どのように世界に伝えることが出来るか、ということだった。」と自身のキャリアを振り返り、想いを吐露。

さらに続けて、「そして僕は、多くの素晴らしい監督たちと仕事をする機会に恵まれてきたし、そういったストーリーテリングのレベルに達することを目指したいと思っている。僕は静かにそれを見守り、僕が試してみたいと思うさまざまなことをまとめてきたんだ。もうかなりの長い間。だからステップアップとして、監督する機会を待っていたようなもの。そして、この作品が僕にとって、その機会だったんだ。『クリード チャンプを継ぐ男』の時、ライアン・クーグラーはこう言っていた。「適切な時期というのはない。とにかく深いところに飛び込んで、やってみることだよ」と。彼は僕に多くの励ましを与えてくれた。僕にとって、今がその時なんだと感じたんだよ。」と、多く支えがあり、そして多くの人の意志を受け継ぎ映画化に至った経緯を語った。

演じることと映画を作り上げること、本作で2つの難役に挑戦したマイケル・B・ジョーダン。「言葉にするのは難しい。毎日が闘いだった。すべてをやり遂げるという挑戦であり、マルチタスクでもある。ストーリーを練り上げ、体調を整え、各部署に彼らが仕事をするのに必要なものを提供し、さらにアドニスとしての役作りへのプロセスもある。でも、正直なところ、僕の周りにいた人たちのおかげでここまでこれたんだ。」と胸を張る。前作を上回る肉体を手に入れたこともUSポスターからも見てとれ、いかにハードで困難な製作であったことが伺える。

本作でアドニスと対峙する新たな強敵ダミアンを演じたジョナサン・メジャースについては、「ジョナサン・メジャースは素晴らしい俳優だ。この物語に参加してもらえてとても、とても幸運だった。そして監督としても、彼のような伴走者を得られたことも。彼は毎日、戦争に行く準備をして、仕事をする準備をして現場に現れた。僕と彼は、これまでそんな機会を持てたことはないほどの深い絆で結ばれた。ダミアンというキャラクターは、アドニスの人生の柱となる重要な人物であることは間違いない。それがアドニスの元に戻ってきて、彼は対処する必要があるんだ。」とメジャースを絶賛。さらに「長年にわたって一緒に仕事ができて幸運だった、素晴らしいテッサ・トンプソンがいる。彼女との絆は本物だ。お互いに信頼し合い、一緒に演じてきて、そして今、ストーリーテラーとしての僕を信頼してくれたことは、彼女が僕に与えてくれた最大の贈物だ。彼らキャストの励ましや、信頼関係があるからこそ、不可能に思えることでも挑戦できるんだ。」と共演者としての長年のパートナーへの感謝を伝えた。

今回のテーマについては、「僕たちにとって、家族は常に核となるものだと思う。家族、そして思いやりの心はね。そして、自分の過去と向き合い、本当の自分を見つけるというのは、僕たちがこの映画で語っているテーマの一つだと思う。それは原点回帰のようなもの。自分がどこから来たのかを振り返ることは、この映画でもとても重要だ。過去の清算や、自分の行動に責任を持つことは、僕らが取り上げたいことだった。誰もが共感できるストーリーを作りたかった。この作品には、僕自身が多く入っている。多くの人たちにとっても共感できる要素を見出だしてくれことを願っている。」と締めくくった。

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