『誰もがそれを知っている』ペネロペ・クルスのインタビュー映像解禁!名匠との初タッグや最愛の夫ハビエルとの共演を語る

誰もがそれを知っている

アカデミー賞受賞『別離』『セールスマン』のアスガー・ファルハディ監督最新作『誰もがそれを知っている』が、6/1(土)Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開となる。

2010年代で2度のアカデミー賞に輝く名匠アスガー・ファルハディ監督。その最新作は、国際的スター俳優夫婦であるペネロペ・クルスハビエル・バルデムとの念願のタッグが実現した。

そしてこの度、ペネロペ・クルスがファルハディ監督との初タッグや夫ハビエルとの共演について語るインタビュー映像が解禁となった。

本作の出演のきっかけについて、「5年前に監督から電話がかかってきて、作品の構想について話があり、“もちろん任せて”と即答したわ。映画界の巨匠ですもの。彼が脚本を書き始め、映画の完成までこぎつけた。」と念願のオファーであったと語る。ファルハディ監督との仕事について「彼は構想を共有してくれて、あらゆる面で明確なビジョンを打ち出してた。一方でクルーや私たちにためらわず質問してくれたわ。その姿勢は、とても謙虚で大切よ。異国の地で異なる言語を使って撮影するんですもの。」と監督とのコラボレーションについて振り返る。続けて初のスペインロケを行った監督に、同国出身のペネロペは「スペイン特有のことについて聞かれた時には、いろいろ話し合った。一緒にスペイン映画を撮れてうれしかったわ。本当に光栄なことよ。」と喜びと同時に監督もサポートしていた様子。

今回演じたラウラ役については「複雑な役柄だったわ。彼女は大きな秘密を抱えていて、それが性格に影響してる。周りの人とのつき合い方にもね。重荷となって肩にのしかかる。」と“ある秘密”を抱えていることが、彼女の複雑な人格を形成していると、冷静に自身のキャラクター像を分析。

また『悪の法則』(13)や『Loving Pablo(原題)』(17・未)に続き、2010年にハビエル・バルデムと結婚してから、夫婦共演3作目となる本作。前作の『Loving Pablo(原題)』(17・未)で演じた役と本作について「2つの作品に出てくる役はまったく異なる人物で、それぞれ個性があるから演じやすかった。」と振り返りながら、ハビエルとの共演については「共演が続いたのは偶然だったの。またいつか一緒に仕事する日が来るでしょうけど、頻繁に共演はしたくないわ(笑)」と最愛の夫との共演をはにかみながらコメント。

最後に観客に伝えたいことについて、「登場する家族は、メタファーみたいなものなの。私たちみんなを表しているわ。人との関わり合い方を見てるうちに、自問自答したくなるの。“なぜお互いに物事を複雑にしてしまうの?”“その必要はある?”“いつか変われる?”ってね。」と映画に込められた普遍性について語りインタビューを締めくくった。

本作はいよいよ今週、6/1(土)公開となる。主人公ラウラを演じたペネロペの情熱的な演技を、ぜひスクリーンで!

イントロダクション
2010年代で2度のアカデミー賞に輝き、サスペンスフルな語り口と濃密な脚本で世界中の映画ファンを魅了し続けるアスガー・ファルハディ監督が15年前のスペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真に着想を得て以来、構想を練り上げてきた待望の最新作。今作では監督念願の“スペインで最も有名なカップル”ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムのスター俳優夫婦とのタッグが実現。企画がスタートした4年前から2人は監督への協力を惜しまず、二人のキャラクターは当て書きで執筆された。緊迫感溢れる語り口で人間社会の裏に潜むテーマを鋭く描き出し、すでに揺るぎない評価を確立している名匠が、それに甘んじることなく初めてのオール・スペインロケに挑み、新たな境地を切り開いた会心の一作。

ストーリー
スペインの故郷で久々に再会した家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、隠していたはずの真実をめぐり家族の秘密と嘘がほころび始める…。

第71回カンヌ国際映画祭オープニング作品
第43回トロント国際映画祭正式出品

作品タイトル:『誰もがそれを知っている
出演:ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、リカルド・ダリン
監督・脚本:アスガー・ファルハディ『彼女が消えた浜辺』『別離』『セールスマン』
2018年/スペイン・フランス・イタリア/スペイン語/133分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch
英題:EVERYBODY KNOWS
日本語字幕:原田りえ
配給:ロングライド

公式サイト:https://longride.jp/everybodyknows/
コピーライト:(C) 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION – MORENA FILMS SL – LUCKY RED – FRANCE 3 CINÉMA – UNTITLED FILMS A.I.E.

6月1日(土) Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開


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