2組の夫婦の愛の行方を描く映画『冬時間のパリ』石田純一、ピーター・バラカン、江國香織ら各界著名人の絶賛コメント到着!

ジュリエット・ビノシュギョーム・カネヴァンサン・マケーニュなどフランスを代表するスターが出演する、名匠オリヴィエ・アサイヤス監督最新作『冬時間のパリ』(12/20(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー)に著名人の絶賛コメントが到着した。

敏腕編集者のアランは電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナの意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のデジタル担当と不倫中で、セレナの方もレオナールの妻で政治家秘書のヴァレリーには内緒で彼と秘密の関係を結んでいる。時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないもの――それは何?

本作はエリック・ロメールの『木と市長と文化会館』に着想を得た、オリヴィエ・アサイヤス監督の新境地ともいえる作品。魅力的な冬のパリを背景に、二組の夫婦の愛の行方と紙からデジタルへと移り行く出版業界の今を巧みに共鳴させつつ、洗練された会話とユーモアで活写していく。
出演は、是枝裕和監督の最新作『真実』も話題の大女優ジュリエット・ビノシュや、監督としても活躍するギョーム・カネ、ポスト・ジェラール・ドパルデューと称される『女っ気なし』のヴァンサン・マケーニュ、人気コメディエンヌのノラ・ハムザウィ、そして『木と市長と文化会館』で主演を務めたパスカル・グレゴリーが、思わずニヤリとさせられる役どころで出演する。

 

人を描かせたらナンバーワンのフランス映画!名匠アサイヤスの結論は爽やかで見事だ。
“変わらぬために変わるしかない。”
――石田純一(俳優)

喋る!Take!Speak!! 会話のスクランブル、肌の交わり、感情のぶつかり、恋心の駆け引き。
ごった返しのはずなのにスマートなのは、ノンフィクションだから?
なんだかうらやましい。大人の世界だわ♡
――萬田久子(女優)

メディアの形は変われど、作品で表現されるものは変わらないし、表面は洒落ていても心の中は切ない。
それにしてもジュリエット・ビノシュは美しい!
――ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

デジタル化した《いま》をシニカルに描いた傑作。
本にまつわる生々しい会話に、ぐいぐい引き込まれた。特に出版に関わる人は、みんな見るべき。
――ナカムラクニオ(六次元)

会話、会話、会話、エスプリ、ジョークで進む嬉しくも懐かしい映画。身につまされること多し。
でも、世相がどんなに変化しても、変わらないものがあることをひっそり思い出させてくれる。
パリの街並みの美しさ、小説家の自我、厄介で味わい深い夫婦というものーー。
それにしても、ビノシュのTVドラマ女優姿が見られるとは!
――江國香織(作家)

出版業界に圧縮して活写される、先進国が抱える漠然とした不安。
フランス人はその不安を、しゃべり倒すことで払拭していく!
――山内マリコ(作家)

忖度と斟酌、アナログとデジタルの狭間で、普段使わない思考回路を総動員しました。
今だからこそ観るべき。
――松尾貴史(タレント)

ツイッターと私小説、プライバシーと芸術、政治とイメージ、フェイクニュース、
そして出版業界のデジタル化と電子書籍の敗北?縺れあう大人の恋愛模様の陰に隠れた、
いやどちらが陰なのかわからないくらいはっきりと突きつけられるそれらのテーマは、
笑えるほど日本においてもリアルタイムだ。ぼくも彼らと議論したい。
――内沼晋太郎(ブック・コーディネーター)

今や、どの国の事情も似ている。
何もかもビンビン伝わってきて、いちいち胸に響く会話の妙味に笑えました。
何があったって、対話できる夫婦っていいな。
男と女の大人の会話で、一杯飲みたくなる映画。
――加藤登紀子(歌手)

ジュリエット・ビノシュって…ホントにもう。
やられました。
――倉本美津留(放送作家)

書籍のみならず、この時代にストーリーを作ること、伝えることの意味を問いつつ、
その重いテーマをチャーミングなコメディに仕立てるマジック。
大人になりきれず失敗を繰り返す、欠点だらけの登場人物たちを愛さずにいられない。
――山崎まどか(コラムニスト/翻訳家)

 

人生は一冊の本に似ている

ストーリー
敏腕編集者のアラン(ギョーム・カネ)は電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナール(ヴァンサン・マケーニュ)から、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナ(ジュリエット・ビノシュ)の意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のアシスタントと不倫中で、セレナの方もレオナールと秘密の関係を結んでいる。
時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないもの――それは何?

作品タイトル:『冬時間のパリ』
出演:ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュ、クリスタ・テレ、パスカル・グレゴリー
監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス『夏時間の庭』『アクトレス 女たちの舞台』
撮影監督:ヨリック・ル・ソー『ミラノ、愛に生きる』
製作:シルビー・バルト『COLDWAR あの歌、2つの心』、シャルル・ジリベール『パーソナル・ショッパー』
2018年/フランス/フランス語/107分
原題:Doubles Vies
英題:Non-Fiction
日本語字幕:岩辺いずみ
協力:東京国際映画祭
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:トランスフォーマー

公式サイト;http://www.transformer.co.jp/m/Fuyujikan_Paris/
公式Twitter:@fuyujikan_paris
公式Facebook:@fuyujikan.paris
コピーライト:(c)CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIME TWITTER:1220paris

12/20(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー


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