『浜の朝日の嘘つきどもと』注目のスリーピースバンド「Hakubi」が書き下ろし楽曲「栞」で映画初主題歌を担当!

浜の朝日の嘘つきどもと
Hakubi

『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』『ロマンスドール』などの話題作を世に送り出してきたタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ『浜の朝日の嘘つきどもと』(2021年秋公開)の主題歌をスリーピースバンド・Hakubiが担当することが決定した。

本作は、震災後の福島・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、高畑演じる東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、病に倒れた敬愛する恩師との約束を守るため閉館寸前の映画館の再建に向け奔走する物語。

「朝日座」の支配人・森田保造役には柳家喬太郎。莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役には大久保佳代子。さらに、甲本雅裕佐野弘樹神尾佑光石研吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が脇を固める。

ドラマ「浜の朝日の噓つきどもと」(※)の主題歌「アカツキ」も担当したHakubiは、2017年に結成された京都発のスリーピースバンド。本作のために書き下ろした楽曲「栞」で映画初主題歌を担当する。高畑演じる茂木莉子と大久保演じる莉子の恩師・茉莉子先生の深い絆や、不器用ながらも前に進もうともがく莉子の強さを感じさせる楽曲にも、ぜひ耳を傾けたい。

(※)映画のアフターストーリーを描いたドラマ「浜の朝日の嘘つきどもと」が福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年10月30日に放送された。映画と同じくタナダユキ監督・脚本、ドラマでは竹原ピストルと高畑がW主演を務め、今後配信などで放送が予定されている。

コメント(敬称略)

Hakubi 片桐(Vo./Gt.)
あの頃、気がつけば何気なくそばにいてくれた人
今頃何をしているのだろうと思い浮かべ
ふいに会いたくなる“あの人”に感謝を伝えたくなる
優しくて温かいこの作品に
Hakubiの音楽で関われたことがとても嬉しいです。
今回書き下ろしをさせていただいた“栞”という曲は
暗い闇で膝を抱え込んでしまった自分を
何も言わずただ信じ続けてくれた“あの人”へ
道標となってくれた“あの人”へ
自分の両の足で立てるようになった今
手紙を書く様に書いた曲です。
皆さんにとっての“あの人”にも
届いてくれるといいなと思っています。

藤原努 プロデューサー
この映画の主題歌のお願いをHakubiさんにした時、ボーカルの片桐さんは、デビューを控えてのコロナ禍の中、心身ともにかなり追い詰められている状況だったと聞きました。そこからの彼女の言わば立ち直りのタイミングと映画館の再生を模索するこの映画のテーマが、一種共振する形でこの主題歌は生まれたのではないかという気がしています。
“栞”はさまざまな出来事や人生のターニングポイントの象徴。
おそらくHakubiさんたちにとっても映画『浜の朝日の嘘つきどもと』にとってもお互いにかけがえのない歌ができ上がったんじゃないかと思います。

ストーリー
100年近くの歴史を持つ映画館「朝日座」。シネコンと呼ばれる複数のスクリーンを持つ複合映画館が活況を見せる中、主に旧作映画を上映する名画座として、地元住民の思い出を数多く育んできた。時代の流れには逆らえず、支配人の森田保造はサイレント映画『東への道』をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。ほどなく、一斗缶に放り込んだ35mmフィルムに火を着けた瞬間、森田の背後からその火に水をかける若い女性が現れた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた「朝日座」を立て直すため、東京からやってきたという。しかし、「朝日座」はすでに閉館が決まり、森田も打つ手がないと決意を変えるつもりもない。地域に密接した映画館を守ろうとする都会の人間と、積年の思いを断ち切り閉館を決めた支配人。果たして「朝日座」の運命やいかに…。

作品タイトル:『浜の朝日の嘘つきどもと』
出演:高畑充希
柳家喬太郎 大久保佳代子
甲本雅裕 佐野弘樹 神尾 佑
光石 研/吉行和子
脚本・監督:タナダユキ
主題歌:Hakubi「栞」(unBORDE)
製作プロダクション:ホリプロ
配給:ポニーキャニオン

公式サイト:hamano-asahi.jp
公式Twitter:@hamano_asahi
コピーライト:(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会

2021年秋 全国公開

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