『影に抱かれて眠れ』主題歌はクレイジーケンバンド未発表曲「場末の天使」に決定&初出し写真解禁!横山剣コメントも到着

影に抱かれて眠れ

主演に加藤雅也を迎え、講談社創業100周年記念出版作品で、巨匠・北方謙三原作の「抱影」(講談社文庫刊)の実写映画化となる『影に抱かれて眠れ』が2019年秋に全国公開となる。

この度、本作の主題歌をクレイジーケンバンドが提供することが決定した。クレイジーケンバンドは1997年に結成され、「タイガー&ドラゴン」や「てんやわんやですよ」などのヒット曲で知られる。また、この度の情報解禁に伴い、初出し写真が解禁となったほか、主題歌提供をした横山剣(クレイジーケンバンド)からも熱いコメントが寄せられた。

本作のプロデューサーである中野英雄が、以前から親交のあるボーカルの横山剣に直接連絡を入れ、楽曲提供を依頼したことがきっかけとなり、主題歌提供が実現した。当初は作品のための書き下ろしを予定していたが、本作の舞台である野毛周辺をイメージして過去に作られていた未発表曲「場末の天使」が起用されることとなった。

横山も「「場末の天使」を世に出すタイミングとしてバッチリだった」と語り、本作でメガホンをとった和泉聖治監督も絶賛している。哀愁漂う男たちの悲哀と優しさを書き上げた原作をも超えてしまうほどのスタイリッシュな映像で果敢に攻めた本作に登場する男たちの心を、横山剣がソウルフルに歌い上げ、作品により一層の重厚感を添えた。映画への楽曲提供について「映画音楽に関われるのは作曲屋冥利に尽きる喜びです。」と語る横山剣にとって、『約三十の嘘』(04/アスミック・エース)、『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(13/東映)作品他に続き、今回の提供が6回目となる。

楽曲情報

クレイジーケンバンド「場末の天使」 (ダブルジョイ インターナショナル / ユニバーサル シグマ)
作詞:横山剣・新宮虎児
作曲:横山剣

横山剣(クレイジーケンバンド)さん コメント

影に抱かれて眠れ今回、この映画のプロデューサーである中野英雄さんから北方謙三さん原作の「抱影」を実写映画化するので「主題歌を書いて欲しい」という依頼がありました。ちょっと荷が重いかも、と思ったのですが「他は考えてない、剣さんにお願いしたい!」という強い言葉にグッと来て、引き受けました。当初は書き下ろしの新曲をお渡しするつもりでしたが、偶然にも映画の舞台である野毛や都橋周辺をイメージした「場末の天使」という未発表曲があったのを思い出し、この映画の世界観に合うのはこの曲かも知れない!と直感。原石状態のデモ音源をお渡ししたところ、光栄なことに和泉聖治監督にも非常にご好評を戴き、熟成肉みたいなこの曲をクレイジーケンバンドでブラッシュアップ&レコーディングするに至りました。是非、映画館で観て聴いて感じて戴ければ最高です。イイネ!イイネ!イイネ!

クレイジーケンバンド プロフィール
1997年に結成。1998年にアルバム『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』でデビュー。2002年にシングル「GT」およびアルバム『グランツーリズモ』で注目される。2002年に発表されたシングル曲「タイガー&ドラゴン」は、TBS系で同名ドラマが製作され、主題歌として起用されている。多くのジャンルの要素を柔軟に取り入れた自由奔放なミクスチャー音楽が特徴で、幅広い年代のファンを持つ。


イントロダクション
主人公・硲冬樹を演じるのは、「全員、片思い」(16)「真田十勇士」(16)など、出演作で演技の幅を見せつける大人の色香漂うベテラン、加藤雅也。冬樹が純愛を貫く女性・永井響子には『パッチギ! LOVE&PEACE』(07)『愛唄 -約束のナクヒト-』(19)などで知られる中村ゆり。冬樹を兄貴のように慕い冬樹が経営するクラブのバーテンダー辻村正人を演じるのは、俳優としても活躍するEXILEの松本利夫。冬樹を事件に巻き込む発端を作る岩井信治を演じるのは、「ケンとカズ」(15)で卓越した演技力が評価されたカトウシンスケ。そして、男たちの抗争で横浜のヤクザを演じたのは、湘南乃風のメンバーでミュージシャンの若旦那。同じく横浜のヤクザ役に、ヒップホップ界で熱烈なファン層を獲得しているアーティストのAK-69。そして、冬樹と関係を持つクラブのママに熊切あさ美、冬樹の才能にほれ込む画商に余貴美子、冬樹に刺青を教える彫師に火野正平と、豪華な俳優陣が集結している。

ストーリー
硲(はざま)冬樹(加藤雅也)は、横浜でいくつかの酒場を経営する画家。毎晩のように自転車で店を巡回し、したたかに飲む。一方、画家としての才能は内外に名を知られる存在でもあった。そんな冬樹の平凡な日常が狂い始める。ある日、冬樹を兄貴と慕う岩井信治(カトウシンスケ)が傷を負って冬樹のもとに転がり込んできた。信治は、冬樹の店を辞めた後NPOの慈善団体、“碧(みどり)の会”の一員となって、横浜の街の闇に飲み込まれた女の子たちを救い出す活動をしていた。一人の未成年の女子を救うために窮地に追い込まれていた信治に冬樹は手を貸してしまう。そんな冬樹を守ろうとする店のバーテンダー辻村(松本利夫)。男たちの抗争に巻き込まれようとする中、冬樹は純愛を貫く人妻・永井響子(中村ゆり)の余命を知らされ、響子への愛を絵に描き写したいという思いが込み上げる。仲間を守るため、愛を貫くため、冬樹が下した決断とは――。冬樹の周辺の人間模様が複雑に交差するなか、果たして冬樹の人生はどんな終着点を迎えるのか・・・。

作品タイトル:『影に抱かれて眠れ』
出演:加藤雅也/中村ゆり、松本利夫、カトウシンスケ、熊切あさ美、若旦那/余貴美子、火野正平/AK-69
原作:北方謙三『抱影』(講談社文庫刊)
監督:和泉聖治
脚本:小澤和義
プロデューサー:中野英雄
製作:BUGSY、ドリームエンタテインメント
配給協力:トリプルアップ
配給:BS-TBS

公式サイト:kagedaka.jp
コピーライト:(c)BUGSY

2019年秋、全国公開


関連記事:
巨匠・北方謙三の真骨頂ともいえる名作を実写映画化―加藤雅也主演映画『影に抱かれて眠れ』コメント到着!2019年秋公開

↑上に戻る