映画『藁にもすがる獣たち』が第30回富川国際ファンタスティック映画祭で7月12日にワールドプレミア上映され、海外映画祭初参加となる鈴鹿央士が舞台挨拶とQ&Aに登壇した。

本作は、江戸川乱歩賞作家・曽根圭介の小説「藁にもすがる獣たち」を実写映画化。たまたま見つけてしまった1億円をきっかけに、決して出会うはずのなかった人物たちが複雑に絡み合い、金の“獣”と化していく数奇な運命を描く。
舞台挨拶には180名の韓国のファンが詰めかけ、会場は満員御礼。登壇前に鈴鹿は「これから初めての海外映画祭に行くのですが、韓国語で挨拶できたらと思って練習したので、上手く言えたら良いなと思います。行ってきます!」とコメント。緊張しながらも初の海外映画祭に意気込みを見せた。

いよいよ本番、満員の観客の大きな拍手に迎えられながら登壇した鈴鹿は、練習した韓国語で「こんにちは、鈴鹿央士です!初の海外映画祭への参加で、皆さんにお会いできて、とても嬉しいです。ありがとうございます。プチョン、ヤッホ!ジプラギ(藁)、ヤッホ!」と挨拶。韓国で流行りの言葉を交えた挨拶に会場から歓声が上がると、鈴鹿は安堵の笑顔で会場を見回し、初の海外映画祭登壇に喜びの様子を見せていた。

そして、舞台挨拶では自身初となるQ&Aにも参加。本作の役作りについて聞かれると、「僕が演じた佐藤寛治という役は、“優しさ”が核にある人間。お金は勿論だけど、おばあちゃんの存在にもすがりたいと思っている。この人を無くしたくない、唯一の家族を守りたいという思いが根底にあって、1億円を奪うという行動に繋がっている。その“優しさ”が核にあるという考え方は、寛治らしい役作りだったと思います」と答えた。



そんなおばあちゃんとのシーンについては「おばあちゃんがくれるプレゼントが車のおもちゃだったり、寛治の色んな思い出を入れている」と語り、「おばあちゃんが寛治を叩くシーンは何を使うのが良いかということもずっと考えていた。キッチンのお玉がいいのか、木魚が良いのか…最終的に木魚の棒になりました」と明かし会場の笑いを誘っていた。他にも韓国の観客からの数多くの質問にも笑顔で答え、会場は熱気に包まれたまま舞台挨拶は終了。舞台挨拶後には100人を超えるファンが鈴鹿にサインを求め長蛇の列を作るなど、大盛況のうちに幕を閉じた。


鈴鹿は初の海外映画祭への参加について「温かくて優しい皆さんに迎えていただき嬉しかった。エンドロールが終わると大きな拍手が上がったのを聞いて、登壇するときに観客の皆さんの顔を見て、ちゃんとこの映画を楽しんでもらえたなと実感できました。日本での公開も待ち遠しいですし、早く日本の皆さんにも観ていただきたい」と振り返り、「映画館で映画を観るという体験がこんなに楽しいんだと実感させてくれる95分だと思います。公開をお楽しみに!」と締めくくった。



『藁にもすがる獣たち』は、9月25日より公開。

『藁にもすがる獣たち』
出演:鈴鹿央士 成宮寛貴 森七菜 MEGUMI 前田旺志郎 二ノ宮隆太郎 青木マッチョ 岩松了 小手伸也 風吹ジュン
監督:城定秀夫
脚本:小林靖子 城定秀夫
原作:曽根圭介「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)
主題歌:MAN WITH A MISSION「The Animals」(Sony Music Labels Inc.)
配給:東映
(C)曽根圭介/講談社 (C)2026「藁にもすがる獣たち」製作委員会
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9月25日(金)全国ロードショー