『僕たちのラストステージ』キャスト・スタッフが伝説のお笑いコンビの魅力を徹底解説!映画をもっと楽しめる特別映像が解禁

ゴールデン・グローブ賞ではジョン・C・ライリー、英国アカデミー(BAFTA)賞ではスティーヴ・クーガンの主演2人がそれぞれ主演男優賞にノミネートされ、全英初登場1位を記録した映画『僕たちのラストステージ』(HIGH BROW CINEMA配給)が新宿ピカデリー他全国順次公開中だ。この度、キャスト・スタッフが伝説のお笑いコンビ“ローレル&ハーディ”の魅力をたっぷりと語る特別映像が到着した。

本作は、ハリウッドでサイレントからトーキー期に活躍した伝説のお笑いコンビ、ローレル&ハーディ(極楽コンビ)の晩年の実話を描いた感動作。『フィルス』で数々の賞を受賞したジョン・S・ベアードがメガホンをとり、米の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、英米公開後に94%フレッシュ(1/18現在)という高評価を記録。興行での成功に加えて、口コミ・レビューの面でも高い評価を得ている話題作。共に人生を歩んできたコンビが、人生の晩年に差し掛かり、改めて友情、舞台の大切さに気付いていく。人生の可笑しみと哀しさ、素晴らしさをユーモラスに描いた、愛おしいヒューマンコメディとなっている。

今回解禁となる特別映像では、ベアード監督や主演のクーガン、ライリーが本作のモデルであり、今なお世界中で愛されている“ローレル&ハーディ”の魅力を徹底解説している。映画史において偉大な2人組コメディアンとして広く認知されているスタン・ローレルとオリバー・ハーディは日本では“極楽コンビ”の愛称で親しまれ、1927~50年にかけて107本もの映画に出演し、シンプルながらも細部まで磨き上げられたテクニックで世界中に笑いを伝染させ、これまでにないコメディのスタイルを確立。今では当たり前となったボケとツッコミの役割も彼らが元祖と言われ、今日まで活躍するコメディアンに多大な影響を与えてきた。日本ではほとんど知られていないが、欧米では誰もが知る存在で、現在でも3館の博物館、ファンクラブが存続しているほどの人気を誇っている。イギリスではBBCで週末の昼間や長期休暇中に繰り返し何度も彼らの作品がOAされていた為、本作の監督、脚本家、主演のスティーヴ・クーガンなどイギリスで生まれ育った人にとっては、知っていて当然、関西人にとってのよしもと新喜劇に近いほど、馴染みのある存在だ。

映像の冒頭で、ベアード監督は「彼らはコメディの歴史上で最も偉大なお笑いコンビだろう。世界中に彼らのファンがいるし、多くのコメディアンが彼らに影響を受けている」と熱弁。そんな監督自身も彼らのコメディを見て育ったひとりで「友人と一緒に彼らの仮装をして、学校の仮装ショーへ参加した時の写真を今でも持っているんだ。私はスタンで、オリバー役の友人は太ってみせるために衣装にたくさんパッドをつめこんでいたよ」と名コンビの伝説を再現するのにうってつけなエピソードも明かしている。

本作でスタンを演じたクーガンは「ローレル&ハーディがコメディに残した影響は計り知れない。100年経った今でも色褪せていない。良いコメディは時代を越える。100年前に誰かを笑わせていたものが今も誰かを笑わせる。本当にすごいことだ。彼らのコメディは死ぬことなくずっと残り続けるだろう」、オリバー役のライリーは「あの体型と帽子は2人のトレードマークみたいなものだ。みんなの頭に焼き付いているんだよ」と伝説のコメディアンの魅力をそれぞれ熱く語っている。

仕事人間のスタンとは対照的に、休みの日はゴルフや競馬に出かけ、働いている時以外は仕事場に近づかなかったオリバー。プライベートでは容姿だけでなく中身まで全く違うタイプの人間だった2人だが、それでも互いが互いを唯一無二の存在と認め、深い愛情をもち、人生の苦楽を共にしてきた、かけがえのない親友だった。本作では、これまで語られてこなかったローレル&ハーディの晩年の関係性も明らかになっている。プロデューサーのフェイ・ウォードは「初めて2人を知る観客と、昔から知っている観客の両方が楽しめる映画を作りたかった。世界中に2人のファンがいて、彼らにどれだけ影響を受けたかを語り合っている。初めてこのコンビを知った人がいたとしても、彼らが今日のコメディに何を残したのかインスピレーションを感じることができると思う」と本作の魅力を語っている。

妻、仕事、破産など浮き沈みの激しい人生を共に生き抜いてきたローレル&ハーディ。年齢を重ね、人生の終わりが見えるところまできたそんな2人を特殊メイクや衣装の力も借りて、本物以上に本物そっくりに再現したクーガンとライリーの名演は見なきゃ損!伝説のコメディアンのラストステージを是非スクリーンで見届けてほしい。

作品タイトル:『僕たちのラストステージ』
出演:スティーヴ・クーガン、ジョン・C・ライリー、ニナ・アリアンダ、シャーリー・ヘンダーソン、ルーファス・ジョーンズ、ダニー・ヒューストン
製作:フェイ・ウォード
監督:ジョン・S・ベアード(『フィルス』)
脚本:ジェフ・ポープ(『あなたを抱きしめる日まで』)
2018年/イギリス・カナダ・アメリカ/英語/カラー/スコープ/DCP5.1ch/98分
配給:HIGH BROW CINEMA

公式サイト:laststage-movie.com
コピーライト:(c)eOne Features (S&O) Limited, British Broadcasting Corporation 2018

全国順次公開中


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