『シャイニー・シュリンプス！世界に羽ばたけ』（10月28日(金)公開）でフランス映画デビューを果たしたブリアナ・ギガンテと、マキシム＆セドリック両監督の特別インタビュー映像が解禁された。
フランスで公開されたフランス映画初日動員数No.1（2022年4月13日フランス公開時）と大ヒットを記録した本作は、実在するゲイの水球チーム《シャイニー・シュリンプス》をモデルに、仲間と絆と成長を描いたロードムービー。
日本からフランスに渡り、撮影に参加したブリアナは、劇中で水面上でのポールダンスを披露している。解禁された映像では、通常のパフォーマンス環境とは180度異なるステージ環境に「気は確かなのかしら？って思った」と正直な当時の心境を吐露。大型の撮影スタジオの中に水を張り、着々と準備を進める光景を振り返り「ここで？張るの水？って」と思わずこぼしたという。
踊ってみた感想を聞くと「真っ暗の中で撮影していたのでほぼ周り見えてなかった。宇宙空間で踊ってる感覚だった」と語るその言葉通り、完成した登場シーンは暗闇の中で華麗に踊るブリアナだけが浮かび上がる幻想的な仕上がりだ。
当のマキシム監督によると「大変な撮影でした…。日本で撮影されるはずだったシーンをフランスで撮影したのでブリアナさんもとても苦労したと思います」と、コロナ禍でのスケジュール変更を余儀なくされ、泣く泣くフランスで撮影されたという裏話が明らかに。ブリアナは「監督さんが決めたことなので、やるしかないと思って頑張りました！」と話し、プロ意識の高さを垣間見せた。
またブリアナは、シャイニー・シュリンプスのメンバーと初対面した際のことについて「兄弟なのかな？って思うくらいずっと喋ってるの。ずっと楽しそうにはしゃいでる」と劇中でのキャラクターと同じく、明るいメンバーたちの様子を回想する。でも…「ちょっとうるさかったけど」と本音も漏らした。撮影の合間にはセドリック監督の「この映画はとても明るい映画で友情や感動を描いています」との言葉通り、自撮りをするなど親交を深めた様子。
最後にブリアナは、映画について「こんなに考えさせられると思っていなかった」と語る。本作に込めたメッセージは「自由」だと語る監督の言葉とリンクするように、「実際の現状でもあるので、目を背けてはいけない」と、思わず真面目な面を覗かせるブリアナ。楽しみにしているファン必見のメッセージが送られた。
