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映画『シャイロックの子供たち』阿部・上戸・玉森が「ヴェニスの商人」の解説ナレーションに挑戦する特別映像が解禁!

映画『シャイロックの子供たち』(公開中)より、主演の阿部サダヲ・上戸彩・玉森裕太が「ヴェニスの商人」の解説ナレーションに挑戦した特別映像が解禁された。

本作のタイトル『シャイロックの子供たち』にもある“シャイロック”は、シェイクスピアの有名な戯曲「ヴェニスの商人」に登場する、ユダヤ人であり強欲な金貸しの名前。本作の重要なモチーフとなっており、本編冒頭と終盤にその舞台劇のシーンも登場する「ヴェニスの商人」について、阿部と上戸、玉森の3人が1分間で内容を解説する。

「ヴェニスの商人」は、中世イタリアを舞台に恋と商取引を描いた物語。強欲な金貸しのシャイロックは、商人・アントーニオに対し「心臓の隣の肉1ポンド」を担保にお金を貸す。その時莫大なお金を動かしていたアントーニオは契約を結んでしまうが、投資に失敗し金を返せなくなってしまう。そこでシャイロックが起こしたのが、本作でも劇中劇として登場する「人肉裁判の場」。証文通りとすればシャイロックはアントーニオの「心臓の隣の肉1ポンド」を手にできるが、裁判官は「証文には“血” についての記載がない」とし、「心臓の隣の肉1ポンドを切り取ってもいいが、血を一滴も流してはいけない」という判決を下す。シャイロックは為す術なく、失意のままに法廷を去っていく…。

ナレーションへの挑戦については「得意じゃないです、恥ずかしいです」という阿部、「苦手です、よくわかんないですやり方が…」という玉森の“苦手派”と、「ナレーションは大好きです」という“得意派”の上戸。初めて手渡された原稿に軽く目を通し…いざ本番スタート。果たして3人のナレーション挑戦は成功したのか?本人たちの和気藹々とした様子も相まって、楽しく学ぶことができる。

解説映像内にも登場する、「ヴェニスの商人」舞台劇のシーン(本編)では、登場人物9名の衣装を劇団四季が全面協力している。 1977年の初演から計200回以上に渡り同劇団の「ヴェニスの商人」上演で使用した衣装を、本作用に再調整し、撮影を行ったという。この豪華なコラボレーションについては、池井戸が2017年1月~2021年1月まで、同劇団の月刊会報誌「ラ・アルプ」にて計60回のエッセイを執筆していたという付き合いから実現したようで、池井戸ファンのみならず、シェイクスピアファン、劇団四季のファンも楽しめる1つの要素として本作に華を添えている。

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