『レディ・マエストロ』のほかにも名作揃い!クラシック音楽家たちのドラマチックな人生を名曲に乗せ描いた伝記映画3作品

レディ・マエストロ

女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの半生を描いた、『レディ・マエストロ』が9月20日(金)より、Bunkamuraル・シネマほかで全国公開となる。

クラシック音楽と映画の相性は抜群で、これまで数々のクラシック音楽をテーマにした名作映画が撮られてきた。音楽家の知られざる生涯を描いた伝記作品では、その音楽家について掘り下げて知ることで、これまで何気なく聴いていたクラシック音楽が一味違って響いてくるもの。そんなクラシック音楽家たちのドラマチックな人生を名曲に乗せ描いた伝記映画3作品をご紹介。

『レディ・マエストロ』 9月20日(金)公開

1926年、ニューヨーク。「女性は指揮者になれない」と言われた時代に誰にも負けない音楽への情熱で指揮者になる夢を諦めなかったアントニア。出生の秘密、恋人の裏切り、女性指揮者への激しいバッシングなど、様々な困難を乗り越え夢へと一歩ずつ近づいてゆく。女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの激動の半生を、マーラー、ストラヴィンスキー、ガーシュウィンなど数々の名曲に乗せて描いた、勇気と感動と驚きに満ちた実話。

『アマデウス』(1984年)

宮廷音楽家サリエリの視点からモーツァルトの生涯を描いた、アカデミー賞8部門受賞の音楽ミステリー。モーツァルトの才能に嫉妬し精神を病み、人生すべてを変えられてしまった宿命のライバル、サリエリが語る天才作曲家の謎に包まれた生涯と、若くして逝ったその死の原因とはー。豪華絢爛な演奏シーンも見どころ。

『敬愛なるベートーヴェン』(2006年)

生涯独身を貫いた孤高の天才ベートーヴェンと、コピスト(写譜師)として彼を支えた女性アンナとの、師弟愛を超越した深い絆を一部史実に基づき描かれた感動の音楽ドラマ。ベートーヴェンをエド・ハリスが、アンナをダイアン・クルーガーが演じている。映画史に残る12分間の『第九』演奏シーンが圧巻。


イントロダクション
女性が指揮者になるという〈夢〉を見ることさえ許されなかった時代に、自らの手でその〈夢〉をつかみ、女性指揮者のパイオニアとなったアントニア・ブリコ。一歩前へ進むたびに出現する高く険しい壁を、ひとつひとつ乗り越えていったアントニア・ブリコのはるか遠い道のりをたどる、勇気と感動と驚きに満ちた実話の映画化が実現した。マーラー「交響曲第4番」、ストラヴィンスキー「火の鳥」から、ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」まで、数々の名曲と共に奏でる、夢を諦めないすべての人への応援歌。

ストーリー
1926年、ニューヨーク。オランダからの移民アントニアは、指揮者になるためならどんな困難にも挑むと決めていた。「女性は指揮者になれない」と言われながらも、音楽への情熱だけは誰にも負けなかったアントニアは、ナイトクラブでピアノを弾いて稼いだ学費で、音楽学校に通い始める。だが、ある“事件”から退学を余儀なくされ、引き留める恋人を置いて、アムステルダムからベルリンへ。遂に女性に指揮を教えてくれる師と巡り合う。憑かれたようにレッスンに没頭するアントニアだったが、出生の秘密、恋人の裏切り、女性指揮者への激しいバッシングなど、次々とアクシデントが襲い掛かる―。

レディ・マエストロ

作品タイトル:『レディ・マエストロ』

出演:クリスタン・デ・ブラーン、ベンジャミン・ウェインライト、スコット・ターナー・スコフィールド
監督・脚本:マリア・ベーテルス
2018年/オランダ映画/英語・オランダ語/カラー/シネスコ/5.1ch/139分/DCP/G
英題:The Conductor/日本語字幕:古田由紀子
配給:アルバトロス・フィルム

コピーライト:(C)Shooting Star Filmcompany – 2018

9月20日(金)より、Bunkamuraル・シネマほか全国公開}


関連記事:
女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの勇気と感動と驚きに満ちた実話を映画化『レディ・マエストロ』予告編解禁!
女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの半生を描いた『レディ・マエストロ』9/20日本公開決定&ビジュアル解禁!

↑上に戻る