毒々ハロウィンナイト『トキシック・アベンジャー』試写会が10月28日にユーロライブで開催され、司会として映画大好き芸人のあんこ、ゲストにお笑いコンビ ジャガモンドの斉藤、そしてシークレットゲストとしてプロレスラーの真壁刀義が登壇した。

本作は、1984年に誕生した伝説的カルト映画『悪魔の毒々モンスター』をハリウッドでリブート。新たな『トキシック・アベンジャー』を手掛けたのは、『この世に私の居場所なんてない』でサンダンス映画祭審査員大賞を受賞したメイコン・ブレア。オリジナル版を生み出し、のちにジェームズ・ガンらを輩出したトロマ・エンターテインメントの創設者ロイド・カウフマンも製作に名を連ね、新しい“毒々ヒーロー”を誕生させた。主人公ウィンストンを演じるのは、ピーター・ディンクレイジ。さらに、ケヴィン・ベーコン、イライジャ・ウッドジェイコブ・トレンブレイらが集結した。
トークショーの冒頭、あんこが手にしたのはマイク……ではなくモップ。「袖で『これ持ってください』って言われて、マイクかと思ったらモップを持たされた。こんなことあります?」と笑いを誘った。本邦初公開映像の上映を経て、話題はさっそく映画の感想へ。ネタバレなしで作品の魅力を語るはずが、登壇者たちのトークは序盤から大盛り上がりとなった。
斉藤は、オリジナル版『悪魔の毒々モンスター』との違いを挙げ、「全然違う雰囲気で、現代版にちゃんと真面目に作り直した感じがした」とコメント。さらに「暴力とヒーローの矛盾、そのねじれみたいなテーマが面白い」と作品を読み解き、「こういうぶっ飛んだホラー映画こそ、世の中を映すんだなと実感できる映画」と語った。
真壁も「今の世の中で問題になっているようなことがポンポンと出てくる」と、現代社会を映し出すテーマに注目。「最初は重い感じかなと思ったら、途中からすげえことになってた」と、作品の振り切った展開に驚いた様子を見せた。ホラー映画は苦手だそうで、「夜トイレに行くのが一番嫌なの」と告白。それでも本作の描写には「俺、びっくりしたからね。飛んでくると思って、ちょっと避けた」と、思わず身を引いた瞬間を振り返った。

キャストの話題では、真壁が「やっぱりあれだよね、ケヴィン・ベーコンだよね」と熱弁。「あそこまで人を嫌なやつに見せるってできるんだね」と、その存在感を絶賛した。斉藤はイライジャ・ウッドの意外なビジュアルや、作り込まれた鳥の造形にも注目。「変異を遂げた鳥のデザインがすごく好き。小道具とか細かいところも楽しい」と、劇中のディテールにも目を向けた。
あんこが「トキシーといえばモップ」と話を振ると、「あるシーンで、伝説の剣かな?と思えるくらいめちゃくちゃかっこいい」とモップの魅力を熱弁。プロレスでもモップや椅子を使うことがあるという真壁との掛け合いも弾んだ。

本作は平凡な主人公ウィンストンが超人的なパワーを突如手に入れる。それになぞらえて「突然スーパーパワーを手に入れたら?」という質問には、真壁が「俺はリングで暴れまくるね。車を持ち上げてぶん投げる」と即答。斉藤は主人公の再生能力について、「腕が取れちゃって明日行けませんって言えないじゃん。『お前、生えてくるじゃん』って」と、能力の思わぬ不便さを想像して笑わせた。
最後に斉藤は「笑えるところもたくさんある。面白かったら、ぜひ拡散してほしい」と呼びかけた。真壁は「いろんなことを考えさせられる映画です、いっぱい考えて家に帰って爆睡してください。そしたら最高に明日楽しい朝が待ってます」とメッセージ。あんこの「みんなでヒットさせて2を作りましょう!」という呼びかけに笑いが広がり、にぎやかなトークショーは幕を閉じた。
