【レポート】『ぼくらの7日間戦争』北村匠海&芳根京子、東京ミッドタウンの幻想的なイルミネーション点灯式に登壇!

ぼくらの7日間戦争

1985年から絶え間なくシリーズ出版が続き、累計発行部数は2,000万部を突破。宮沢りえデビュー作の実写映画の記憶が色褪せない名作をアニメ映画化。「ぼくらの七日間戦争」を原作としたアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が12月13日(金)より全国公開となる。

宮沢が演じた中山ひとみが廃工場に立てこもり大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開される本作は、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した経歴を持つ北村匠海芳根京子の日本を代表する若手実力派俳優2人が夢の初共演でW主演。さらに1988年に公開された実写版『ぼくらの七日間戦争』で女優デビュー&初主演を飾った宮沢りえが、“2020年の中山ひとみ”役として登場することも明らかとなっており、すでに大きな注目を集めている。

そしてこの度、本作のW主演を務めた北村匠海芳根京子が東京ミッドタウン開催の『MIDTOWN CHRISTMAS』スターライトガーデン2019点灯式に登壇した。

『MIDTOWN CHRISTMAS』スターライトガーデン2019点灯式

日時:11月26日(火)
登壇者(敬称略):北村匠海(鈴原守役)、芳根京子(千代野綾役)
会場:東京ミッドタウン(六本木) 芝生広場

MCから東京ミッドタウンのお気に入りの場所を聞かれ、イルミネーションの時期含めよく東京ミッドタウンを訪れるという北村は「友達やバンドのメンバーと一緒にご飯を食べに来たり買い物をしたりしますね。緑が多くて東京にいるとは思えない時間を過ごせるのでこの場所は好きですね。」とお気に入りの場所について友人とのエピソードも交えながら語り、芳根も「イルミネーションは毎年友達と見に来ているのでとてもお気に入りの場所です。」とプライベートでよく訪れていたイルミネーションの中心にいることへの喜びを語った。

今年でイルミネーション点灯式が13回目となることについて北村は「去年、雑誌の企画で来たんですけど凄く幻想的で今年はこの場に立ち会えて光栄です。」、続けて芳根も「以前クリスマス当日に友達と見に来てキラキラした世界でとてもワクワクしました!今回はここで点灯式に立ち会うことができて光栄です。」と、プライベートや仕事で訪れていたイルミネーションの点灯式の場にいることに喜びのコメント。

そして、辺りが暗くなってきたところでMCの合図により2人が点灯スイッチを押すと芝生広場の一面に広がる青いイルミネーションが点灯し、クリスマスシーズンの到来を告げた。特等席でイルミネーションの点灯を見届けた北村は「本当に幻想的で夜空に包まれている感じがします。現実ではない感じ、宇宙が好きなんですけど、まるで宇宙にいるような感覚になりますね。」と今年のイルミネーションのテーマである“宇宙現象”を特等席で体感し感動した様子を見せた。芳根は「夢のような感じです。以前は頑張って携帯で写真を撮っていたのに、今はその真ん中にいるので嬉しいです!友達に自慢したいと思います!」と約19万球のLEDと約100個の光るバルーンに加え、今年の点灯式で初披露された高さ8mのSpaceTowerを中心に宇宙現象をテーマにしたイルミネーションに感動しきりのようだった。

ぼくらの7日間戦争次に『ぼくらの7日間戦争』の話題となり、子どもが大人に“戦争”をしかけるという作品のテーマにかけて中高生のころ、親や教師に反抗したエビソードを聞かれた北村は「反抗期は無かったんですけど、小学生の時に学校の図書館でこの作品に出会って、小学、中学の時の方が先生という大人に対してもやもやしていたと思います。その気持ちを救ってくれたことは覚えています。授業めんどくさいなとかは思っていたんですけど、通知表には何も言う事はありませんと書かれている真面目な生徒でした(笑)。」と自身のエピソードを披露した。芳根は「自分の気持ちを伝えるのが苦手で、親に食べたいものですら伝えなかった内気な性格でした。初めて自分から親に伝えたことが役者の仕事をしたいということでした。習い事も親の勧めでやっていたので、この仕事を頑張りたいって自分の口から伝えられたのは成長したなと思います。」と自身の成長をコメント。

今回初めて声優たちと一緒にアフレコを体験したという2人。“俳”優と“声”優の“差”について聞かれると、北村は「すごく意識しました。声だけで表現することは難しくて、何回も壁にぶつかりながら当たって砕けろでやっていました。俳優は身体、顔の表情で表現することができますけど、声だけでイルミネーションの素晴らしさを伝えろと言われたら難しいですね。プロの声優さんにマイクとの距離やセリフを話す秒数を決めるなど色々とアドバイスをして頂きました。」と“声”優の難しさを体感したとコメント。芳根は「普段は衣装を着て、ヘアメイクをして、撮影場所で感情を引き出すところがあるので、今回のようにスタジオの中で映像を見て映像から想像力を膨らませるのは難しいですね。声優さんに支えていただき、本作を通して自分にとって良い力が身についたと思います。」と共に支え合いながら作品を作り上げた声優たちに感謝を述べた。そして、本作の原作である「ぼくらの七日間戦争」が1985年に出版されてから長きに渡って愛され、宮沢りえが主演した実写版『ぼくらの七日間戦争』も現在まで名作として語り継がれている“ぼくら”シリーズの魅力を北村は「僕らは実写版が公開された時は生まれていなくて、リアルタイムで見ていないんですよ。それでも映像や小説はずっと残っていきますし、小学生、中学生の時に感じるもやもやを代弁してくれた作品。自分の代わりに吐き出してくれている作品ですね。そうした歴史ある金字塔と言われている作品の先頭に立っているのは嬉しいですね。今悩んでいる学生のみんなの救いになり、手を差し伸べてくれる作品ですね。」とコメント、芳根は「自分の想いを心に溜めておかず、伝えるのは難しいんです。私も中学生の時に素晴らしい友達と巡り合って意見を言えるようになりました。自分もその経験があったのでこの作品の綾や守に対して頑張れ!って思いながら声を吹き込ませてもらいました。背中を押してもらえる作品です。今回の『ぼくらの7日間戦争』は今の時代の“新しい7日間戦争”になったなと思います!これから時代が進んでどのような“ぼくらの7日間戦争”が見られるのかなって楽しみにしています。」と次の時代の“7日間戦争”への期待を語った。

最後に芳根が「12月は映画を見て、夜はイルミネーションを見て素敵な12月にしてください!『ぼくらの7日間戦争』をよろしくお願いします。」、北村が「イルミネーションとともに暖かい気持ちになって、映画の中にも幻想的で心が暖かくなるシーンがあるので、映画とイルミネーションを楽しんでいただければ嬉しいです。」とそれぞれ作品への想いを語り、イベントは終了した。

『MIDTOWN CHRISTMAS』スターライトガーデン2019 概要

期間:11月26日(火)~12月25日(水)
※荒天中止
※「しゃぼん玉イルミネーション」は12月18日(水)まで
テーマ
:宇宙現象
約19万個のLEDを使用したダイナミックな演出と約100個の光るスターバルーンを使用。高さ8mのSpaceTowerによる演出に加え、きらめく小さなクリスタルしゃぼんと弾けた瞬間スモークとなるスモークしゃぼんの2種類のしゃぼん玉が上空を舞う演出も期間限定で登場。


ストーリー
いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、一週間後に議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」。
綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精一杯の反抗。だがその夜、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう。不法滞在で入国管理局に捕らわれかけていた所を間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと、守たちに打ち明けた――。
2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入してきた。
守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する!

作品タイトル:『ぼくらの7日間戦争』
声優キャスト:北村匠海 芳根京子 / 宮沢りえ(特別出演)/潘めぐみ 鈴木達央 大塚剛央 道井悠 小市眞琴 櫻井孝宏
監督:村野佑太
脚本:大河内一楼
制作:亜細亜堂
製作:ぼくらの7日間戦争製作委員会
配給:ギャガ KADOKAWA

公式サイト:http://7dayswar.jp/
コピーライト:(c)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会

12月13日(金)全国ロードショー


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