【レポート】『沈黙のパレード』福山雅治・柴咲コウ・北村一輝が大阪・道頓堀で船に乗って公開をお祝い!

沈黙のパレード

フジテレビ月9枠で放送され、平均視聴率21.9%を記録した連続ドラマ「ガリレオ」の映画版で、『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』に続く最新作『沈黙のパレード』の公開記念イベントが大阪で行われ、福山雅治・柴咲コウ・北村一輝が登壇した。

イベント実施概要

■ 公開記念イベントIN大阪
日時:9月21日(水)16:00~16:30
登壇者(※敬称略):福山雅治、柴咲コウ、北村一輝
場所:道頓堀・戎橋西側特設会場

■ 舞台挨拶(※上映前)
日時:9月21日(水)18:40~19:00
登壇者(※敬称略):福山雅治、柴咲コウ、北村一輝
場所:TOHOシネマズ 梅田 スクリーン1

先週16日に公開を迎え大ヒット公開中の本作。公開を祝して来阪した福山、柴咲、北村の3人は大阪のシンボルでもある道頓堀の”グリコ前”に、コロナ禍での入場制限がある中で最大収容人数3000人もの観客が待ち構える中、なんと道頓堀川上を乗船して登場。たくさんの観客に見守られながら戒橋前に停泊すると、福山が「会いたかったですよ大阪!」と呼びかけ、会場からは興奮と熱気が入り混じった拍手の嵐が巻き起こった。

そして、この日のために作られた製作期間3ヵ月、全長8mに及ぶ湯川先生の巨大バルーンがお出迎え。バルーンを見て福山は、「ちょっと太ってるよね」と笑いながらも「今日初めて対面したけどずばり言ってもいいですか。この巨大湯川先生“実に面白い”」と「ガリレオ」感溢れるお馴染みの台詞でコメントし、「今日だけでなく、27日まで設置されてるようなので是非愛でてやってください」とアピールした。

沈黙のパレード
沈黙のパレード

大阪の印象を聞かれると福山は、「デビュー当時から大阪のファンの方にすごくお世話になっていて、ファンクラブの最初の頃のファンの方の比率は関東よりも関西が多かったんですよ。なので大阪に育てていただいたと言っていいとも思います」と感謝の言葉を並べた。

そしてMCより、KOH+がオリコン1位を獲得したことについて振られると、福山は「KOH+として音楽を発表して15年なんですけど、初めての1位を頂戴することができました。みなさんのおかげです。我々から届けたものがお一人お一人の心に宿って、そこがこの楽曲の最終的な住所になっていくことが幸せな着地です」と喜びを伝えた。

また、柴咲も「『沈黙のパレード』の全体の終わりに流れる曲なので、物語を反芻するように聞いていただきたいのもあるし、またそれとは別にそれぞれのご自身の人生というものに落とし込んで育てていってほしいというどっちの想いもあります」と語った。

14日の発売日にすぐCDを買ったという北村も「本当に映画を見てからこの歌の歌詞じっくり聞いて、また映画見ると無茶苦茶面白いです」と絶賛した。

この映画を見どころを聞かれると、福山は「“なみきや”が一つの舞台で、そこの愛に溢れた日々の中で愛ゆえに道を間違えてしまいそうになるけど司法ではさばけない、その失われたものを取り戻せないけど自分たちの愛のために何ができるのかもがき苦しむ人間ドラマ、そしてその複雑で重層的なミステリーですよね。かつずっと物語で流れてる草薙と湯川の友情もすごく重要なテーマになってます。それを見守りながらずっと包み込んでくれるような存在の薫の3人のトライアングルがこの作品を包んでいます。見どころ満載なので、一度のみならず二度三度ぜひご覧になっていただきたいと思います」とコメント。

そして、この作品へ特別な想いがあるのではないかとの問いに、福山は「東野先生が発明されたこの“ガリレオ”という作品の持つ力もあるんですが、それを続けてこれるのはお集まりになってくださったおひとりおひとりの方が観たいという気持ちの積み重ねがあってこその15年なので、これは皆さんに育てていただいた作品です。育てていただいた途中だと思ってますので、引き続き応援よろしくお願いします」と熱く語った。

最後は、湯川先生の巨大バルーンと黄色の「キクノン風船」を持った観客と共に、本編さながらの豪華なパレードのような演出でフォトセッションが行われた。そして、福山の「この映画実に面白い」という掛け声と共に、紙吹雪キャノン砲が発射され、華々しく乗船イベントは幕を閉じた。

沈黙のパレード
沈黙のパレード

そして、その後はTOHOシネマズ梅田にて上映前の舞台挨拶を敢行。15年ぶりに再集結したこの3人でのチームでの仕事は充実の日々だったかとの問いに、北村は「すごい楽しかったですし、安心もありますし、信頼関係があるというか。宣伝活動で2ヶ月間ほぼ一緒にいたりするんですけど、だんだん終わりに近づいてきて実はすごく寂しく思ってたりします。ちょっとだけ。(笑)」と胸の内を明かした。

柴咲は「久しぶりに集まってもよそよそしさは全然ないですね。そもそも小説の湯川先生と草薙さんが大ファンなんですが、そこにTVドラマシリーズから内海薫が登場してきてトライアングルができたんですけど、劇中の3人というのも時を重ねて今私がいる3人というのが1番よくて、薫としても色々経験を重ねて再登場というのがすごくしっくりきたし、現場でプライベートトークしてる3人というのもいいトライアングルだなと勝手に思っていて、一緒にいる方次第では心を閉じたりすることもあるんですけど、この2人に関しては全幅の信頼を寄せているし、心が温かい方なのですごくリラックスして撮影に臨めました」と絶大な信頼を置くチームワークについて語った。

最後に福山が「登場人物の1人1人が本当に悲しみや苦しみを背負って物語を紡いでいくのですが、最後に「ヒトツボシ」という曲を書くときに切ない曲だなと自分でも思いながらも、切なさというのはその反対にある愛し愛された記憶や家族の温かさや友人との強い絆を知ってるからこそ、それが思い出されて泣けて苦しくなってしまうものだと思います。ぜひ1人1人の今までの愛し愛された記憶等を観終わった後に感じて思い出してもらう作品になってると思います。「ヒトツボシ」も含めて最後までご覧になってください。じっくりじっくりこの映画楽しんでください。本日は、ありがとうございました!」とコメントし、イベントを締めくくった。

ストーリー
天才物理学者・湯川学(福山雅治)の元に、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲コウ)が相談に訪れる。
行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。
内海によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)がかつて担当した少女殺害事件で、完全黙秘をつらぬき、無罪となった男・蓮沼寛一。
蓮沼は今回も同様に完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され、女子学生の住んでいた町に戻って来た。
町全体を覆う憎悪の空気・・・。
そして、夏祭りのパレード当日、事件が起こる。
蓮沼が殺された。
犯人は誰か。女子学生を愛していた、家族、仲間、恋人…
全員に動機があると同時に、全員にアリバイがあった。
そして、全員が沈黙する。湯川、内海、草薙にまたもふりかかる、超難問…!
果たして、湯川は≪沈黙≫に隠された≪真実≫を解き明かせるのか…!?
今秋、新たなる「ガリレオ」ミステリーが幕を開ける!このミステリー、実に面白い。

作品タイトル:『沈黙のパレード』
出演:福山雅治 柴咲コウ ・ 北村一輝
飯尾和樹 戸田菜穂 田口浩正 酒向芳
岡山天音 川床明日香 出口夏希 村上淳
吉田羊 檀れい 椎名桔平
原作:東野圭吾「沈黙のパレード」(文春文庫刊)
脚本:福田靖
監督:西谷弘
音楽:菅野祐悟 福山雅治
主題歌:KOH+「ヒトツボシ」
製作:フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
配給:東宝

公式サイト:https://galileo-movie3.jp/
公式Twitter:@galileo_movie
公式Instagram:@galileo_movie
コピーライト:(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会

全国大ヒット公開中!

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